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dele2 (角川文庫)

感想・レビュー
742

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そうたそ
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★★★☆☆ シリーズ第二作。続編となっても全くクオリティは落ちておらず、前作に勝るとも劣らない出来。淡々としていそうだが、時に感情の激しさを感じられたり、ストーリーの緩急がお見事。終わったかのように見えて、続編はまだあり。次作でどのように話をまとめるのだろうか。
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文音
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死という救い様のない最後に一握りの救いがこのシリーズにはある気がする。人と交われば人は変わり、人が変われば見える景色が変わり、新しい真実の可能性が浮かび上がる。らしくない。らしくないのは何故なのか?らしくないという事実と、らしくないに至るそれぞれの真実と。変わらないのは事実だけ。今作では主人公である裕太郎の妹の死の真相も暴かれる。ただ真っ直ぐに弔うには辛すぎて。忘れるという祝福にさえ抗いたいほど寂しくて。記録は消せても記憶はdelete出来ない悲しさよ。
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せせり
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【図書館】シリーズ2作目。短編2本と中編1本でどの話も淡く切ない余韻が残る。依頼人の死後、死ぬまでとっておきたかったデータをデジタルデバイスから削除する仕事を行う2人が直面した身内の死と過去。祐太郎はただ、鈴の事を純粋に覚えていたかっただけだった…。圭司は父のやった事の精算をして身内の罪を償いたかった。良き相棒になってしまった事があまりにも苦しくもあるが最後前向きな終わり方で不思議な爽やかさがあった。ラストっぽいけど次の巻もあるのでさっそく読みたい。
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ポルコ
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シリーズ2作目。人の死が関わる話なので重たくなりがちな運びになりそうだけど、いたるところに心がすきっとする軽やかさがあって、本多孝好さん好きだなぁとしみじみ思う。今作は祐太郎の妹、鈴が治験で亡くなった背景を探る話が印象的。圭司との関わりの理由も出てきて、これでシリーズ完結かなと思わせるラスト。でも3巻もあるとな。これは早速読まねば。
ゆり

ドラマ良いですよ~。ぜひお時間あるときに!

09/10 21:31
ポルコ

はい!おすすめありがとうございます(-^〇^-)

09/10 21:34
4件のコメントを全て見る
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えふさん
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シリーズ第2弾。どのお話もなんだか報われない気持ちになりつつ、全く希望がないわけでもないラストにじんわりしつつ。前作から、ほのめかされていた、妹の死の謎。今回、妹の死の真相を探るために走り回る祐太郎が、少々危なっかしくてハラハラしながら読みました。最後がこんな風に繋がるなんて!っいう驚きと、寂しいお別れの後のシーンに、続きを期待してしまったり。感情が忙しかったです。
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たびー
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シリーズ二作目。前作ではっきりと示されなかった主人公の妹の死を追う。 読んでいて、あ、あ、あ、ってすべて繋がるの、うまいなあ。 そんで、やっぱり泣く。 涙もろすぎる。
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むぎ
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ネタバレ第2弾であれよあれよと祐太郎と圭司が出会った真相が明かされていく展開にビックリしながら読み進めました。第3弾はどうなるの??と全く展開が予想できない感じが凄いなぁと思いながらの読了です!
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たぬ
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☆4 デブにロックはダメだあ~? 全イングヴェイを敵に回したわね。それはともかく祐太郎って相変わらず無駄に好奇心旺盛なんだよな。クライアントの事情なんて気にしてたらキリがないよ。仕事なんだから割り切ろうぜ? 別人のふりして不法侵入したり電話で身分を騙ったり、って文字にするとこの仕事ヤバすぎるな。こいつかなりの強心臓だなあと感心してたんだけど、最終話では圭司にメンタルごっそり持ってかれたのでは。
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まこと
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★★★☆☆『dele』シリーズの2作目。依頼人の死後に他人には見られたくないデータを確実に削除する仕事。前作同様の短編集で、派手な物語ではないがすいすい読める作品だと感じながら読み進める。ところが最終話『チェイシング・シャドウズ』は祐太郎の妹鈴の死の真相が明らかになり1、2話とは全く異なる雰囲気。面白かった。シリーズ1作目から読まれることをおすすめします。
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ちゃさち
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ドラマのプレゼントでいただいた本を数年置いてしまって読んだ。/亡くなった人のパソコンや携帯のデータを消す。でもそれだけじゃなく、その 人が何を消したかったのかや消す理由が切なく良かったです。弟のためや、自分の架空の人間や主人公の妹の謎だと読んでよかったです。
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peppercorns
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読了。1からだいぶ空いて2を読んだ。ドラマが先だったので読んでても圭司は山田孝之、祐太郎は菅田将暉のイメージのまま。役者てすげーなと感じながら読んでた。 自分は消してほしいのはやはりエロ関係かなぁ。。。なかなか自分では消せないからね。。。
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フリット
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パート2も前半は前作から続く期待通りの感じで、気持ち良く楽しく読んでいた。最後の話で祐太郎の家族に関わる過去が明らかになり、更に深く物語に入っていく感じになった。この後二人はどうなるのか。パート3もまた読みたくなるような、気になる終わり方だった。
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さっとん
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☆4
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みかん@道北民
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ネタバレ図書館本。ドラマを先に見ていたので、どうして圭司は車椅子なんだろうと思ってました。ものともしないかっこよさでしたが。改めてドラマどんな話だったっけ?とHPを覗きました。話が違うというのは知ってましたが、設定も違う?別verかな。いやしかし面白かった。圭司が祐太郎のために行動!と喜んだのに!繋がりを知ったときの衝撃と来たら。でも勧善懲悪のドラマみたいに醜い化け物はどこにもいなかった。現実もこうなのかもって思った。祐太郎の感情が爆発するのが新鮮だったけど、圭司は冷静で覚悟が決まっててかっこよかった。
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きなこ
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やっぱ祐太郎がSO-NYUする側だわ……。圭司なら、きっとなんでも受け止めてくれるわ……キッツいようで優しくて繊細で祐太郎への接し方があったかい……(はーと)。 それはそれとして、2作目は前作とはちょっと違う内容。死後のデータから始まり祐太郎の家族に関わる問題。 治験でのリスクをゼロにするのは無理だけど、隠蔽はよくないよねってお話。でもそれを起こした人にも、利権だけでないそれなりの理由はあるってのがなあ。 もちろんやっちゃダメだけど、私がもしその立場にいたとしたら、隠蔽しないとは言い切れない。
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naoyukie
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ネタバレ前作からのシリーズもの短編かと思いきや、2作はその感じで読み進めたら3作目はやや長めで???と思いながら。治験中に死亡した祐太郎の妹に関するあれこれが明らかになってくる。最後はどんでんがえしも。どう繋がるのかわからない小さな断片が後から思えば色々それまでの短編の中にも散りばめられていたわけだ。これでシリーズとしての謎解きは終わった感があるものの、さて次巻3がある・・・はて。
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えっちゃん
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圭司とまた会えることを祈って…。゚(゚´Д`゚)゚。
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m.o.c
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ドラマを見ていて、読んでみたかった本📙だいぶ前に1冊目も読んだはずだけど、記録なし…2冊は、主人公二人の関係性が見えてくる…ドラマで見てなかった展開だったけど、本とドラマの登場人物がうまく重なり、面白かった…3冊目も読む予定で楽しみ…
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みぃすけ
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シリーズ第2弾。前作を読んでからだいぶ経ってしまって記憶が曖昧な部分があったけど、読み進めるうちに徐々に思い出せた。まさか圭司の難病がそこに繋がるとは…。第3弾があると知らなければこれで終わりかと思うようなラストで、続きがどうなるのかとても気になる。
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てぃもん
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ネタバレまさかの圭司との繋がりがそこにあるとは。テンポよく進んでいく展開にかなり引き付けらた。ページを捲る手が止まらなくなり危うく最寄り駅を乗り過ごしそうになるくらい。やっぱりこの作者さんの作品は面白い。個人的に人の死や哀しみに対する感情の描写が丁寧な気がする。まだここでシリーズ2巻目ということで今後の展開が気になるところ。きっと夏目さんが出てくるんだろうな。アイバも何故あのタイミングで祐太郎の家に来ることができたのか、それもわかるのかな。ドラマを観てなかった分まっさらな状態で読めることがとても嬉しいと思った。
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横丁の隠居
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deleはテレビドラマでみて大変面白かったので、小説も読んでみた。テレビドラマの印象が強いのでどうしても役者さんのイメージが浮かんでしまうが、小説としても大変よくできており面白い。
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087115
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ケイとの関連が出てくるが、まだ3という続編があるとは。再読なのに忘れている。
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ツキノ
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2018年6月発行。1巻を読んだのが昨年9月。だいぶ時が経ってしまった。ケイが話し、祐太郎が走り回る映像が浮かぶ。オリジナルなのであくまで脳内で。3作目「チェイジィング・シャドウズ」では手に汗握ってしまった。3巻はすぐに読む。
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よし
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面白かった。一部で既視感があったが好きな作品だから良し。 最後に辿り着いた先が悲しくて、それを覆す気持ちを主人公が感じ取って、宣言したのが心地良かった。 次に続くのが分かっているが、当時の連載を読んでいたら、これで終わり???って思っただろう。ここから何が拡がっていくか楽しみだ。
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Am
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★★★★☆
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星野流人
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死んだ依頼人の託したデータを秘密裏に削除する会社のお話。短編である2編はいずれも不穏な展開ながらも、ラストで優しい気持ちになれる素敵な物語でした。「チェイシング・シャドウズ」は、祐太郎の妹である鈴にまつわるエピソード。1巻目からほのめかされていた物語の核心が、ついに描かれたという感じです。妹の死の真相を探るために走り回る祐太郎が、危なっかしくてハラハラさせられました。最後はそこに繋がるのかという驚きもあり、とてもおもしろかったです。寂しいラストになった上で、ここからさらに続刊があることに驚いています。
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ちょこちん
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★★★☆☆ シリーズ2作目。3作目もあるとのこと、読んでみたい。
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シチュー当番
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この閉塞した人の世の、暗く濁ったヘドロのような。 目を背けたくなる程の澱を掬いあげ。 さてこれは一体何なのかと目を凝らせば。 誰ぞがいつか落とした宝物だったというような。 そんな物語。
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史
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(死ぬのはいつも女と子どもばかり。たまには男も死ねよ。正直強大な陰謀とか暗躍とかそういう陳腐な物語を読みたくなかったので、正直苛立ちを隠せないのが本音でございます。続巻を読むことはないでしょう。)
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mae.dat
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ネタバレ故人の電子データを削除する事を請け負うお仕事。圧倒的な信頼の上に成り立つよ。「dele.LIFE」ってバックドア機能も付いたアプリケーションのインストール……超抵抗感あるし。それに圭司は、それを使わずともハッキング出来ますやん。今はクラウドにもデータを預けていたりするので、端末だけでは不足かも。利用者は契約内容を良く確かめなきゃですね。と、設定のイチャモンはさて置いて。最終話ですよね。前作からの伏線も回収してスッキリ終わりました。すご。許されるなら2冊連続して読んだ方が良いね。時間が空いて忘れちゃったよ。
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みいこ
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ネタバレシリーズ2作目。前作で触れた主人公の過去が明かされる。事件の二面性というか、対視点というか。過去は変える事はできないし、その苦しみや痛みも完全になくなる事はないけど、特に主人公は真実と向き合えた事でこれからの進み方が定まったようでよかった。自分が亡くなった時に残された人が自分の行いによって苦しめられ続けるのは辛いね。。最後二人は離れたけれど、続く3作目は一体どうなるのか。
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ハル
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大切な人を想うときは純粋な気持ちでいたい。それが此岸の人でないなら尚更。少しずつ遠退く記憶は否応なしに変容してゆく。せめて思い出の中の景色や感情に触れる手は優しいものでありたい。誰かへの怒りや憎しみに染めてはいけない。そう気付いた祐太郎に大いに賛同したい。悲哀や後悔を別の感情にすり替えなくていい。素直に悲しみ、悔いることはそんなに悪いことではないはずだ。生きているから悲しい。共に生きた時間が掛け替えないものだから湧き上がる感情。でも、生きているからそっと胸の中に呼び寄せられる。大切なその人との記憶を。
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ats
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1作目を読んでから間が空いてしまい、主人公二人以外の設定を完全に忘れてしまっていた。今回は妹の死にケイの病気が絡んでいたというのはできずぎた話だが、誰かを救おうとすれば誰かにしわ寄せが来るというトレードオフの現実を感じさせられた。 人それぞれに事情があり、最後は自分を優先する権利はすべての人間にある。ただその裏で影響を受けている人がいるかもしれないことを受け入れなければならない。大きな決断であればなおのことで、政治家や大企業のトップに責任が求められるのは、その証とも言える。
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はと麦茶
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再読。知っててもやっぱり泣けてくる。「鈴のことは混じりっけのない感情で思い出したい。」気持ちの整理がついたことは良かった。いよいよ3!
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ノンケ女医長
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前作のdeleは、あまりにも素晴らしかった。その余韻に浸りたかったし、あの名作の続編があるならと期待して読み耽った。正直なところ、物足りない。まず短編集になっていて、展開が早い。せっかくの本多世界を、ゆっくりと味わいたかった。前作は、この世を去った方の視点が中心だった。その人を思う気持ちと、その方がこの世に残した不安を軽減する計らいが丁寧に描かれていた。今作はどちらかというと生き続ける人たちが、今後どう動くべきかを問うている。筆致もメッセージも異なる文章にできる作家さんは、やっぱりすごい。私は前作が好き。
0255文字
ベッシー
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前作に引き続き3篇の連作短編集。現代風のネット住民の話や誤解されやすい優しい弟の話、そして主人公たちの過去に迫る。完結編みたいな終わり方をしたがまだ続くので楽しい。
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ぶんぶん
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【図書館】シリーズ、2巻目。 徐々に明らかになってくる妹の死の真相。 それにしても、ケイが絡んで来るとは。 こんな結末で3巻は有るのか、いささか予定にない結末に、ただ唖然。 しかし、のほほんと仕事に邁進してた1巻が思いも依らぬどんでん返しがあるとは・・・果たして、これか ら祐太郎は圭司は、どんな道を歩いて行くのだろう。 ムードメイカーの遥那とタマさんには救われる。 これからも良い味を出してくれるだろう、遙那は祐太郎の恋人になったら良いな・・・ まず第3巻を読まねば。
0255文字
空猫
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第2弾。裏方であるはずの仕事でも見た目は重要なのかな。ゴーストライターの騒動を思い出した『アンチェインド・メロディー』。ネット上ではリア充なお嬢様…(/o\)『ファントム・ガールズ』。祐太郎の妹が、新薬の治験に通っていた大学病院の元教授からの依頼で二人の過去が明らかになる「家族のためなら…」『チェイシング・シャドウズ』。ありゃ、ま、こんな結末って…!?これからどうなるの!?
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まるみ
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ドラマが面白かったので。 死んだ人は応えてくれない。祐太郎は鈴との思い出を守れたけど、圭の選択は自分の首を絞めるようなものだった。 これからどう続いていくのか楽しみです。
0255文字
野倉夕緋
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ネタバレ祐太郎の過去がクローズアップされてくる今作。前半の二編がどこか温かい真相を含んで終わっていたため、最後の話では思い切り突き放された気分になりました。圭司との関係にまつわる真実を知った時に祐太郎は、室田の妻が言っていたことを何度も反芻したのだろうな、と想像します。一番親しいと感じていた人が、実は自分の家族を壊したそもそもの原因だったわけですから。二人が決裂せず、再び仲良くやっていけることを予感させるラストであることが、せめてもの救いです。
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