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陽明学 生き方の極意(Kindle版)

感想・レビュー
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ひんしょう
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王陽明は科挙に3度の受験で合格、軍人としても活躍。「山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し」、心即理、知行合一、修己治人を説いた人物。行動へ駆り立てるのは仁の心。朱子学がややもすれば知識偏重になりがちであることの反省が込められている。経営の目的地が「利益を上げる」というのでは志があるとはいえない。利益をどう使うのかが経営理念となる。学問や修養の目標は、自分の良知を発現すること。難しいけどぼちぼちやってみよう
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terke
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朱子学の土台の上に、陽明学では、理は自分の外にあるのではなく我が心こそ理だとする心即理を重視、人間の優位性を唱え、心の燃焼、自分を奮い立たせることを重視。 知行合一。知良知。事上磨錬。 万物一体の仁。抜本塞源論。
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だいぇ
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ネタバレ自分宛てメモ、知行合一、致良知、事上磨練、万物一体の仁、抜本塞源論、志、koboセイジ
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マイケル・タクマ・ヤン
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伝習録を起点にし、陽明学の成立と思想の要点を解説する書。簡単に読め面白く感じたし、本書を契機に「陽明学」含め聖人賢人の教えを身近に感じられるようになった。それは現代の自己啓発セミナー等での「教え」や講師と重なって見えたから。違うのは「教え」が体系的思想であり歴史に磨かれたこと。私は聖人の「教え」が難解で崇高で理解しがたいとの思込みに気づけた。私が勝手に権威化していたのだ。そう気づいたのは「心即理」「知行合一」が自分の考えと重なることや、彼の言行を伝える伝習録だから人となりを感じ親しみを覚えたからと思う。
0255文字
nks
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学ぶだけではだめで実践しなければ意味がないという考え方が面白いなと思った。一見簡単なことにのように思えるが、実践するのは難しいだろうし、だから昔の人も人生をかけて学んでいたのだろう。
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Taishi K.
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幕末の志士達の愛読書だった陽明学の神髄をまとめた一冊。朱子学と好対照に実践重視で、立志を重視した学問だったという事がよく分かった。致良知や心即理、知行合一等に表される考えに基づき、幕末の志士達が命を燃やして理想を掲げて突き進んだ事を考えると、私も志を立てて日々実践をしていかなければならないと思う。また、印象的だったのは、「書を看るに懶きを覚えば、即ちなお書を看よ。」の部分。ひたすら学んで行動を起こせ、と言われている気がしてともて厳しいが、幕末の志士の様に社会を動かそうと思えば、そこまで必要という事か。
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juneberry
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陽明学の成り立ちから非常に詳しく丁寧に書かれていて分かりやすかった。一番印象的だったのは、王陽明のお話から考えて、近ごろの教育は知識の習得に重きを置き過ぎていることや、肝心の人格や道徳性についてなおざりにされて来ているとの記述。王陽明も、自分を磨くという教育の根本が見失われてしまっていることを示し、現代もなんのために勉強するのか、その根本を自覚した人が一人でも増えれば世の中の悪しき風潮を変えていく力となるかも知れないと、していて、とても納得できた。
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ハシャス
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陽明学の本を読んだのは、本書が初めてだが、かなりわかりやすく書かれていると思う。陽明学とは、善悪を誤らない知恵をもって、自分の心を奮い立たせて、現実に立ち向かっていく行動の哲学、実践重視の思想。特に志を立てて心を燃やす(心の躍動、精神の燃焼、チャレンジ精神)ことが陽明学の生命線になる。志を立てて、自分を磨く努力を怠らない(事上磨練)、学んだことを実践に結びつける(知行合一)ことが大事という考え方は違和感なく受け入れられる。陽明学の思想は自分の考え方に合っていたので、他の陽明学の本も読んでみようと思う。
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タワン
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安岡正篤さんや林田明大さんの陽明学の本も読んだが、守屋さんのこの本が自分は一番わかりやすく良かった。陽明学を理解するのに必要十分だと思う。あとは、まさに知行合一、実践を通して陽明学を体得していけば良いと思う。ただ、良知の発現、致良知って、つまり、悟りを開くことと同じことで、ハードル高!って思うのは気のせい?(笑)
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Ts Yu
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代表的日本人に陽明学についてかいていたのでつながりでよんでみました。陽明学をはじめて知る人にはおすすめ
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mambo_no5
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儒教の流れを汲み明の時代に確立された陽明学。開祖の王陽明と弟子たちの対話の記録「伝習録」を土台とした解説書。筆者は中国古典の第一人者。 知識追求を優先しすぎる嫌いのあった朱子学に対し「知ることと行うことは一体のもの」、「知っていながら行わないのは、まだ知っていないこと」というように、知識と実践を一体とした修養「知行合一」を基本的な考え方としている。 「孔子家語」から引用された「君子は行いを以て言い、小人は舌を以て言う。」というフレーズが、知合同一実践の良い道標になる。
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maru
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知行合一に代表されるように、リーダーとして、正しいことを実行することの重要性と、その勇気を備え持つための書籍。 ビジネスリーダーとして組織を率いるうえでの行動力の源泉を学び取れるものであった。
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Book_Meyer
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陽明学の本は初めてだったが、わかりやすい部類の本だと思う。 「知行合一」 学びは行動を伴ってはじめて知識となる点は共感する。逆に仕事や人とのコミュニケーションからの学べる点が多いのも。
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おの
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KindleUnlimitedにて。陽明学は前から気になっていたが、ようやくそれっぽいのを読めた。入門書には丁度よい。次は『伝習録』を読もう。孔子と違って王陽明はちゃんと政治でも実績があるのがよき。知行合一、事上摩錬は年を重ねるにつれて本当にそう思う。知っていても、できなければ知らないのと同じ。「ここを以ってこの民の陥溺を念う毎に、則ちこれがために戚然として心を痛め、その身の不肖を忘れて、これを以ってこれを救わんことを思う」
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