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第3のギデオン (8) (ビッグコミックス)

感想・レビュー
37

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藤原
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オリンピック開会式の演出が物議を醸したので、ちょっくら漫画でフランス革命でも触ってみるかと思い読み始めた。夢中で読破しました。キャラクター描写がびしばし刺さる。特にマリー・アントワネット。史実エピソードに茶目っ気をもりもり混ぜた湿気のかけらもない晴れやかな結末にただただ喝采。
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さら
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ネタバレルイ16世夫婦の話がすっごい良かった。めちゃ良かった。妹もかっこよかったです。8巻全部で"愛とは"の話だったな。心が壊れてしまったギデオンが本当に可哀想で読んでて辛かったし色々本当に辛かったんだけど、 マリーのあのラストの表情が最高!!幽霊塔も読み応えあったけどこちらも良かった。最後の最後でタイトルの意味がわかり、うおおおおおってなりました。
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taujun
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革命の本番は正にこれからの所で終わってしまったり、史実の革命が劇的すぎて主人公達の物語が特に後半空回りかなと思ったりするところはあるが、これまでのありがちなのとは違うルイ16世の描き方が良かった。「父殺し」の話の筈だったのに最後の最期にかっ攫って逝く王妃は流石、ということにしておこう。
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Y田
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ネタバレ「余は… 余を殺さんとする、すべての者を──赦す」◉父親と息子、父親と娘、あと父親を乗り越えること(殺すことも含めて)、支配から自由になること、という「父親」がテーマのお話だったのかなと感じた。18C末フランスっていう舞台はそのテーマに適してるのかなともふと思った。◆国王処刑の後、ギデオンは「父親」に戻った。父親を殺して自由(?)になったサンジェスト達その他、その後どういう思いで過ごしたのか。まあでもこの時代はホント、止めようがない、こういう時代の流れだったんだろうな…過酷、、 ウィ…ッす。
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参謀
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ネタバレ最終巻。聖職者民事基本法の成立。ジョルジュの復讐の根源であり、ギデオンの心を崩壊させた産みの父親はサン=ジュストの手により死亡。もはや革命と言う名の民衆の暴動は止められず。ルイ16世はマリー・アントワネットらと逃亡を企てるが捕縛。ついに処刑の時が…のちにアントワネットが…最後に口にしたと言うセリフでエンド。フィクションを交えながらもこうもフランス革命を面白く描くとは…ルイ16世の見方が変えさせられました。本作は父親とは?愛とは?がテーマな作品でしたね。
参謀

「父が子に愛を伝えることなんて本当にはできない。その孤独に生涯耐える覚悟。それが父になるということじゃないのか?」というセリフにどきりとしました。それにしても日本って凄いな~と改めて思いましたね。というのも他国の歴史の小説や漫画がこんなにも出版されている国って日本くらいなものでしょう。(海外事情を知らないので想像で語っていますが…)異国の文化を取り入れ易いのは日本のいい所だと思うので、そういったところをもっと伸ばしていった方がいいですね。

10/14 21:56
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あっしゅ
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面白かったー!!!!!読み応え抜群だった!いろんなフランス革命を読んだりしたけどこれが1番好きかもしれない。すごく悲しいけどみんな懸命に生きて思いを貫いて間違えて、でも進んで。人間臭くてリアルじゃないのにリアルだった。最後のマリーアントワネットの笑顔最強。
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fumimi
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夏目アラタの〜 を読んで初めて知った作家なのでこちらも読んでみました。ベルばらとは違う歴史上の側面もあり勉強になりました。思い切った設定のフィクション交えながら時代のうねりを描いた内容でありながら 夏目アラタ〜にも通ずる親子関係の確執、歪み、愛が主軸だったな。後味の良くない場面が割と多いのがきつい作品でした。ベルばらひ再読したいけどこちらは一読でお腹いっぱいです^^;
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カナ
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✳︎電子✳︎
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harumi
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ギデオンとジョルジュ、国王の関係を追いかけるドラマだった。マリーが最後までいいキャラしてた。世界史は全く頭に入ってなかったので勉強にも。
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アズシク
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ネタバレ『ベルばら』のルイ16世とマリー・アントワネットからはだいぶかけ離れたイメージの歴史漫画。でもこっちの二人もすごくいい!最期までお茶目で愛らしいマリーと威厳たっぷりのルイ。ベルばらでも二人は(情熱的な愛ではないけど)家族としてちゃんと愛し合っていたけれど、こちらの解釈では二人は男女として愛し合うことができた。ルイ16世が本当はぼーっとした人じゃなく政治面ではけっこう優秀な人だったというのは有名なので、この漫画の彼のイメージはすごく良かった。
アズシク

愛を証明することなどできない。愛は自分から捧げるだけのものであって、相手に受け取らせて証明することなどできないもの。だから父が子に愛を伝えることなんて本当はできない。「父になる」とは、その孤独に生涯耐える覚悟のことを言う。このルイ16世の話がすごく印象に残った。フランス革命が父殺しの物語だというのが面白かった。

08/12 10:39
アズシク

■「わざとではありませんのよ」は「最期まで気品を失わなかった王妃」として言及されることの多いイメージだけど、最後にうっぷん晴らしてはる〜テヘ みたいなのは初めて見た。これはこれで良き。■ルイ・シャルルの最期、史実ではとても悲惨なので、乃木先生が優しい解釈をしてくれてちょっと救われた気持ちになった。

08/12 10:50
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Yanabod
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スペリオールでちょこちょこ読んでいたけど、最後は読んでいなかったからようやく読了。フランス革命の内容ながら今までの作品とは異なる切り口の作品で楽しく読めた。ラストも決して悲劇的な終わり方ではなく、少しホッとした。読んで損のない作品です。
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ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
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ソランジュ……良かったね…… ジョルジュとギデオンの関係も非常に良かったけど、ルイ16世とマリー・アントワネットがほんとすっっっごく魅力的だった!特にマリー! 最後を飾ったのもマリーだった。素敵。
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かあず
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ネタバレフランス革命の暴力性に興味があったのと、ルイ16世夫妻のキャラが従来と一味違うことに興味を持ち、一気に8巻読んだ。国王夫妻はそれぞれとても魅力的で、しかしそれでも革命を止めることができなかったとういうことに、時代とは止められないものなのかと思った。オチは正直少し心配した…何とかなって良かった。全体なギャグセンスが好み。登場人物が一途なのも個人的に好き。ラストシーンも良かった。処刑人につまづき、ごめんなさいでもわざとじゃないのよと言ったエピソードは聞たことがあったが、とてもこの作品のマリーらしいと思った。
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こま
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ネタバレ凄い代物を読んでしまった。こんな魅力的なルイ16世とマリー・アントワネットは見たことがないし、見たくなかった。悲惨な死を迎えるのが分かってるのに、凄く好きになるキャラを作るなんて酷い。本来の主人公のギデオンは浮き沈みが激しくてどういう気持ちで対応したら良いのか分からない。
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かなっち
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怒涛の最終巻でした。ルイ16世とアントワネットの処刑は避けられなかったけど、最期まで国王であり王妃であった2人がカッコ良くて圧巻でした。反対に、最初は人情派で良い人だったギデオンの壊れていく様子に、胸が痛くて怖かったです。そんな中、ルイ16世とアントワネットの純愛が素敵でした。エリザベートの捨て身の告白も…。そしてまさかの、第3のギデオンの誕生に、ギデオンもジョルジュも救われますように…。乃木坂先生、壮大で素晴らしい物語をありがとうございました!
かなっち

王子シャルルが気になってネットで調べたら、なんとも悲惨な結末で…(ノД`)・゜・。乃木坂先生の描かれた結末を迎えたと、信じたくなりました。

03/01 14:31
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Nowhereman
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ネタバレ前巻までで自分の関心事は尽きてしまっていた観。ギデオンは実の父に愛されていなかった。それまでの人生の支えを失った。そして日本の似非も真性も併せて右や保守の心性としてよくある国父への依存関係。実父が駄目でも抽象的に国家と同一視できる存在に抱擁されていれば安心だ。日仏友好だなナショナリズム。さておき、しかしギデオンは前巻でルイにも絶望してしまう。だから本巻はラストなのに余興だ。文化人類学辺りの纏めた世界の英雄譚の範型は父殺しで英雄が克己するけど、この話では誰も救われない。しかし、王無き共和政だけは到来した。
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カケル@ぼくらはみんな積読中
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ネタバレなんか最後駆け足じゃないですか!? という気はするものの、とりあえず父子関係の歪みにどう終止符を打つべきか、っていうところが書きたかったのなら、これでも充分なのかな。とは言え、フランス革命の顛末について、もうちょっと描き込んでほしかったような…。
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トラシショウ。
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「俺、ルイ・オーギュストって言います・・・何も持ってない俺ですが・・・俺と、俺と一緒に、国境を越えてくれませんか・・・?」。積読消化。フランス革命に陰に日向に関与してきた二人の男の視点から描いた異色の歴史ロマン、堂々完結。秀作。史実をなぞり紐解くのではない、愛に飢えた迷子達が真の意味で人の親となる事、親の自覚や父性という不確かで後付けな、けれどかけがえのないものを獲得する事で「自由」となる。フランス革命というマクロな視点から、実は極めてミニマムな事柄にフォーカスしていく内容だった(以下コメ欄に余談)。
ばたやん@かみがた

エ、エライ勢いでレスが伸びていく…「高須クリニック」懸賞5枚なんて目やないで…。すみません、思わず我を失ってしまいました。レスの多さにもシショウの入れ込みっぷりが良く判る感想でした。

01/23 07:40
トラシショウ。

こりゃあ腹を括って書かないとアカンやつや!と思ったので、ちょっと頑張ってみました(笑)。

01/23 07:57
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うめこ
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子どもの誕生日はいろんな事を包み込んでくれる、かえてくれる、ものなのか。
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ぴっころ
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最後の最後で画力に感動を全部持っていかれました。この作家さんは凄いなー
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こっこ
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王家の悲惨な末路は歴史的も 有名なのであえて明るく描き切った。 ルイ16世とマリーもやっと通じ合う。 ソランジュは母になり、「第3のギデオン」が 誕生。ジョルジュも父として愛に目覚めた。 ギデオンはだいぶ暴走したけど、本来の彼に 戻ってきてくれて一安心。 最後のマリーの笑顔にやられた。
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capeta
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乃木坂ワールド堪能させてもらいました。エリザベートのよろしくお願いしまーす!には笑った笑った。第3の意味するところの決着も、なるほどそうか~、という感じだった。振り回され続けたギデオンの人の好さが見どころだったかなぁと。楽しませていただきました。連載おつかれさまでした。
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眠る山猫屋
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いや、ちょっ・・・!大傑作なのか作者が投げたのか?凄いよコレ!実の父親の愛情が皆無と知ってギデオンは壊れた。そして国父ルイ16世の言葉(ルイは嘘をつけないはずだった)に裏切られ、アナーキズムの闇の底へ。きっかけを作ったサンジェストやロベスピエールらと時代を壊す側に立つ。そこまで変わるかーってくらい豹変。逆にソランジュやジョルジュは以前のギデオンの様に幸せ不器用さんに。『イノサン』とは全く違うベクトルの、だが感情の爆発という意味では一緒の大躍動!!マリーもギデオンも(民衆という狂気以外は)いとおしく描かれた
空のかなた

幽麗塔、もまだ未読です。全く知りませんでした。今週は仕事がらみで読まなければいけない書籍が多いにも関わらず、幽麗塔と第3のギデオンの誘惑が・・・

10/15 10:00
眠る山猫屋

気が向いた時に、是非。

10/15 17:15
5件のコメントを全て見る
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Horizon09133
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フランス革命のはなし。とかく、ルイ16世、マリーアントワネットは無慈悲な人間と教えられ勝ちだが、ルイ16世は議会にたいして非常に良心的であったと言えるし実像は‥??と漫画のなかで勉強になった。おもろい
0255文字
hannahhannah
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完結。前巻の作者のルイ16世とアントワネットへの入れ込みっぷりから、まさか処刑はしないんじゃないかと思ったけど、もちろんそんなことはなかった。ルイ16世は器の大きい人物として描かれ、アントワネットは街のおきゃんな娘といった感じに描かれていた。アントワネットの処刑の際にサンソンが登場。「イノサン」のサンソンはかなりの美形として描かれているけど、今作では何かブサイク。まぁ、主人公でもないし、こんなものだろう。父性や父権をテーマにフランス革命の主要人物たちを生々しく描写した作品でした。
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アルハ
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前巻の終わり的にバッドエンドにしかならなそう&まだ続きが長そうだと思っていたが、案外爽やかに今巻で完結してしまった。 父の呪いに囚われた男達を救ったのはそれぞれの家族・仲間・配偶者への愛だった。 こう書くと陳腐に聞こえるが、その一言につきる。 個人的にはロベスピエールと、彼と共に父と戦う道を選んだサン・ジュストがどの様な覚悟で最期を迎えたのかも描いて欲しかったかな。フランス革命はやはりロベスピエール達の死までが一つの区切りだと思うので。
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とにざぶろう
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終わってしまった。面白かったのだけど、終盤、駆け足で、もう一冊欲しかったなあ、と思う。マリーは最後まで格好良かった。
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hesofesta
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ネタバレ描きたくなかったんだろうか?
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北白川にゃんこ
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最後まで誰もが自分として生きたのだ。さらばギデオンたちよ!
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カモミール
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ネタバレ7~8巻の感想。結局ジョルジュは育ての父親に愛されていて、ギデオンは実の父親に愛されていなかった。その真実を知りお互いの心情が逆転する。二人のすれ違った心を一つにしたのはジョルジュとソランジュの間にできた子。何となく想像できた。歴史はやっぱり変えられないんですね。でも、ルイ16世とアントワネットが真実の想いを伝え合い愛が深まったのは良かった。
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chris the bookwalker
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完結。ベルばらとは全く違う視点と解釈で見たフランス革命。ルイ16世が立派だし、アントワネットもフェルゼンを策略に使うなど、魅力的。ギデオンとジョルジュの立場が入れ替わり、どうなるかと思ったが、最後は…うーむ、キレイにまとめすぎ?
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檻の中の象
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時代の狂気に流された人たちが、最後は自分たちの選択で狂気の結末へと踏み出した。これだけのことがあったのに明日と子どもの未来を祈れるギデオンたちがどうしようもなく人間らしいし、理解できない
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やす
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ネタバレなんでこんな駆け足で終わってもうたんや〜〜〜。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。7巻でのルイ16世を巻き込んだジョルジュとギデオンのギミック、最高やったのに!まさにコインの裏表の様に一瞬で裏返る展開、第2章の突入として最高やったのに!!ギデオンがあまりに可哀想すぎて、逆に笑ってしまう位やったのに!!!まあそれでも歴史的なシーンまで漕ぎ着けたのは救いか。この作品でマリーアントワネットを大分好きになってしまったのでやはりギロチンにかけられる最後は残念だったけど、それでも最後まであのキャラで描いてくれたのは有り難かった。
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三毛太郎
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ネタバレひょっとして歴代最も格好いいルイ16世と最も可愛いマリー・アントワネットと最も情けないフェルゼンの登場する漫画。最後ちょっと駆け足気味になっちゃったのは勿体ない感じもする。父であることの孤独と重さと幸福がたぶんあまりいい父親でないこの身にのしかかる。…と思ったところで、全てをか~るく乗り越えていってしまう母ちゃんの笑顔で締めるというのはズルい。
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毎日が日曜日
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みんな不完全で完全な人なんていない。もっと適当でいいんじゃないかな。
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kineko
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ネタバレ大ボリュームで完結。細かいドラマは沢山あって、国王家族の逃亡生活の折、変なテンションでの告白タイムみたいな砕けた演出はなかなかユニーク。ただ、ラストの大事なルイ16世処刑時、ギロチンの刃が落ちた瞬間からギデオンとジョルジュ達のターンになってしまい、「愛してる親父」に繋げるためにこの流れなのは理解できるが、処刑が中途半端にオアズケ食らったようでモヤッとした。加えて「第3のギデオン」というタイトル回収でもあったのに、ちょっと頭に入ってこなかった感じが残念ではあった。ラストシーンの呆気らかんなノリは驚いた。
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第3のギデオン (8) (ビッグコミックス)評価73感想・レビュー37