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浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫 あ 118-13)

感想・レビュー
199

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ありす
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シリーズ2作目の長編。中盤まで渚の出番が少なくて残念だったけど、そういうことだったのねと最後まで読んで納得。つるかめ算って聞いたことあるけど、実際習ったかどうか遠い過去で覚えてない…算数も数学も得意科目だったんだけどな…。途中、まさかこういう仕掛けじゃないよな〜と思ってたら、そういう仕掛けだった笑。でもそこは大したネタバレではなくて、やはり最後に明らかになる仕掛けが肝だなと思う。渚がいつでもマイペースなのが癒される。【シリーズ8.5作目】
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Eri
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ネタバレ方程式を使ってはいけない村での殺人事件。 長編なのでいつものテロ事件とは違って、事件っぽい事件。亀倉香奈さんのキャラが好き。 あとがきに書かれているように、綾辻先生のあの有名作品と少し被るところはあるけれど、面白かった。 つるかめ算の解き方、行列を習っていないから、そこだけ分からなくて残念! 流水算とか和差算とか、手を動かしてやってみると意外と面白いです。 無駄かもしれないけれど、方程式を学ぶ前にこういう計算に触れるのもいいんじゃないだろうか。
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八千
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ネタバレ浜村渚シリーズ2冊目の長編は、因習村的な秘境に住む旧家の人々を襲う連続殺人という歴代最高に本格ミステリ度数が高いお話。正直言って館の見取り図と話の構成でメイントリックはなんとなく分かったが、解決編を読み進めると想像以上に複雑なことをやっていて、作者の筆が乗りに乗っていたが想像できる。そして、こういう本格ミステリ寄りの話では主役であるはずの渚の出番が少なくなってしまうのだが、最後の最後に数学パズルを解くことで数学が人々の心を繋ぐことを証明して、ドロドロの真相から一転して晴れやかな結末を演出した。満足。
八千

【追記】ところで少し気になるのだけど、表紙の下側に映ってる子は結局誰なのだろうか。ハサミを持ってるから順当に考えたら波佐美だと思うけど、ちょっと切れ長な目は波可梨のイメージもある。本文での外見の描写があまり詳しくないのでなかなか特定できない。(今読み返したら波佐美がおかっぱ頭であると一言描写を見つけたので、やはり表紙は波可梨か?)

09/14 00:12
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Masayoshi  Arakawa
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20240721 220 長編でした。いつもと違ってリズムが‼️
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いな
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ネタバレつるかめ算を使った長編。『方程式を使うと死ぬ村』『つるかめ家の一族』『天女伝説』『数え歌』といったホラーやミステリを想起させる設定が今までのシリーズと違った雰囲気で、また長編として長く設定を楽しめました。ちょうど教養試験勉強をしていたこともあり、どの問題も解いたばっかり…!と懐かしのベネッセ現象を味わえました(笑)方程式を使えないのは、中学受験の塾講師という皮肉という面白い仕掛け。また、「渚に死体を見せない」というルールがこのシリーズの独特な雰囲気を作っていたのかと納得。綾辻行人さんの作品……
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ウララ
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長編。方程式を使ってはいけない村の数え歌がいい。鶴と亀に別れてしまった渚と武藤だが、それぞれのお屋敷の形がなんとなく怪しいとは感じながら読んでいたが、ああなっているとは。年の差がある男女の恋愛に対してムキになって援護する渚、もうバレバレだ。
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sato
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1回目に読んだ後は登録しなかったので、感想もなし。 2回目に読んだ今回は、お話の、そんなところ覚えてるの?ていうところを覚えているくせに、犯人を忘れているという、何度読んでもミステリーを新しい気持ちで楽しめるタイプなのか、自分は?というツッコミを入れながら読了しました。 ふりやんしょん。
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papakiti
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ネタバレ今回も色々内容てんこ盛りで楽しめました。事故に遭っても怪我もなく天女になっちゃう二人。算数ネタも数学ネタも面白い。ブリアンションの定理は初めて知りました。回転エレベータもすごい!
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NINO
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中学受験のためと称して「算数の問題を方程式を使って解けばよい」と考えている人がたくさんいるようですが、私は反対です。 つるかめ算を始め、流水算や時計算なんかを方程式を立てずに解くのが論理的に物事を考えるためのよい練習になります。 誰も鶴が何羽いるかなんてことを知りたいのではなく、どのようにすれば正解を得られるかを知りたいのです。 ブリアンションの定理は円でなくても、任意の二次曲線について成り立つのですが、放物線や双曲線では図をかくのが大変です。やってみてください。
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璃桜
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ネタバレすごく面白かった! 鶴亀家と算数、数学を巡る物語。相続に振り回される家族。 武藤さんに渚が話す言葉を読むとニヤニヤしてしまった。それは渚の事かな?って。 愛作は理系で、渚とはまた違った分野で活躍しそうだ。 次からはまた黒い三角定規を巡る物語に戻る。 とても楽しみだ。
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まどまど
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ネタバレ今回は黒い三角定規絡みではあるのですが、信用金庫爆破事件で三角定規のシンボルマークが落ちていた事から群馬県の山奥死ノ字村にで向く事に。そこには鶴亀歌麿の息子達 兄は鶴ノ森賀一、弟は亀倉賀ニの仲違いから始まったかもしれない。全ては父親の復讐だったからだ。しかし、そこでも算数の楽しさを教えた人がいて、その教えられた子供達も好きになる。そして渚が最後に言った、学びっていうのは、教える人から、教わる人へ面白さを伝えるということだと思います。そうだよ。それで勉強が好きになるんだよ。と思いました。
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ごりらっぱ
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ネタバレ今回の浜村渚の計算ノートは、黒い三角定規は登場しない長編。 トリックもしっかりしていて、鶴ノ森家での大山・渚と亀倉家での武藤・香奈のストーリーが並行して進んでいくのも読んでいて楽しかったです。
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有栖
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久々の長編。小学生の時に流水算とかつるかめ算とかやったな〜。たしかに途中でなくなったなぁ。あ、方程式で解いてたのか!みたいな。懐かしい記憶の回顧になりました。犬神家の一族の要素があるけど、シリアスモードになりきらない、どこか温和な雰囲気のまま、数学についても楽しく知れるシリーズは健在。でも最近数学についての解説が難しい理論だろ端折られることが多いかな?確かにんならないんだろうけども。わかる数学の知識をまたこのシリーズを通して仕入れていきたいです。《2023年161冊目》
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Hitomi Suganuma
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村に閉じ込められるはあるあるでしょうか 無理なく数学と関連付けられてて面白かった
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みかんめろん
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久々の長編。序盤から渚の活躍が少ないけど後半に渚が登場した時の安心感はさすがにヒロイン。数学的には行列などやや高度なものも。確かに私も子供に算数教えながら「こんなの方程式使えば簡単じゃん」と思うこと多かったけど、逆に便利な道具を使わずに頭を使って解くのも面白いと気付いた。発想力と考察力は大事だね。物語は横溝正史のオマージュ。構成も複雑で技巧的に凝ってます。なにより青柳先生の明るく軽快な文体が好き。でもやっぱり渚の出番がもっと欲しかった。あとがきにて「浜村渚に死体を見せない」これ絶対大事!。星4つ★★★★
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わわわ
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みっしり、だ。
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Renka☆*
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渚ちゃん!!二分の一、のものは大体長編で、私はこっちのほうが好きかもしれない。どんどん次巻出てるもんだと勝手に思ってたけどどうやら次のが最後みたいだ。結構前から好きなシリーズだったから悲しかったりもしてる。
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はこ・
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110 武藤龍之介(むとうりゅうのすけ),亀倉香奈(かめくらかな),大山あずさ(おおやま),瀬島直樹(せじまなおき),ドクター・ピタゴラス,亀倉愛作(かめくらあいさく),亀倉流留(かめくらながる),亀倉中子(かめくらちゅうこ),高木源一郎(たかぎげんいちろう),芦部中子(あしべちゅうこ),浜村渚(はまむらなぎさ),ひかり,しゅうけん,セチ,亜季(あき),スミレ,カンノ,シマノ,亀倉行俊(かめくらぎょうしゅん),鶴亀歌麿(つるかめうたまろ),鶴ノ森賀一(つるのもりがいち),亀倉賀二(かめくらがに),
はこ・

亀倉行常(かめくらゆきつね),亀倉歳雄(かめくらとしお),亀倉時蔵(かめくらときぞう),亀倉愛作(かめくらあいさく),亀倉愛美(かめくらまなみ) 豆鶴天女(まめつるてんにょ),麦鶴天女(むぎつるてんにょ),鶴ノ森波可梨(つるのもりはかり),波佐美(はさみ),和差子(わさこ),鶴ノ森列堂(つるのもりれつどう),へみへみぶしのおばぁ,並木(まみき),凡作(ぼんさく),松条一美(まつじょうかずみ),亜美(あみ),矢守(やもり),中里(なかざと),列月(れつげつ)

02/10 22:59
はこ・

落谷(おちたに),浦島太郎(うらしまたろう),日影(ひかげ),坪内(つぼうち),釣田(つりた),亀倉列太郎(かめくられつたろう),ヘンリー・アーネスト・デュードニー,錦部春美(にしきべはるみ) H・クマー,竹内(たけうち),シャルル・ブリアンション,横溝正史(よこみぞせいし),アイザック・ニュートン,キューティー・オイラー

02/10 22:59
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炒飯
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方程式を使うことを禁じられた村で起きた連続殺人事件。今回はだいぶ理解できた。 ミステリー濃いめ。武藤さんと渚ちゃんが別々の行動をしていて、読んでいる時にちょっとした不自然さを感じたのですが、六日間の整理表をみて納得。面白かったです。あとがきにあった〖方程式を使ってはいけない〗の話。小学校で方程式習わないからダメなのね。昔、我が子に算数を教える際、X(エックス)を使わずに…と言われて困り、○と□で解いたけど、x.yを○.□に代えた方程式使ってたわ。
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ベッシー
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舞台は方程式を使うと死んでしまうという村。ということで同じ問題でも別の解法がある、鶴亀算や流水算、年齢算に時計算などを交えつつ、行列を使ったり図形の定理などが含まれた長編。ミステリ要素のトリックもあり、今作も面白かった。
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pn675
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ネタバレ方程式を使うことを禁じられた村でおきた算数の文章題の見立て殺人事件に浜村渚が挑む。長篇は本格ミステリとして書かれており、いつものシリーズの短篇とは少々違った味わいで面白かった。
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saga
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『悪魔の手毬唄』だね(笑)。武藤と渚が、別々の時間軸での潜入捜査を余儀なくされる面白さ。方程式や行列式を扱う前に、つるかめ算で数学的思考の基礎を養うことが大切なのだ。奥深いな~。物語の舞台である家屋には、円に外接する六角形に関する定理を応用した謎解きが用意されており、一冊で二度おいしい作品だった。
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さーちゃん
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あらすじを読むと何だか本当に不気味そう。2つの旧家が絡む血塗られた因縁って。特別長編なのだが長女の感想は聞いていない。
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かがりいずみ
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ネタバレ横溝正史か!と突っ込みたくなる展開。オマージュですかね。数え歌の謎は面白かったけど、もう一歩、「なぜ、行俊は方程式を使うと死ぬといったのか?」についての謎解きがあればよかったなーと。個人的には、次第に増えていく、渚ちゃんの漢字ドリルが心配でなりません。(内容小学生だし)どんだけ、国語できないのだろうか???
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緋月
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好きです。
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うじ
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ネタバレ面白かったけど列月さんがおかしくなった理由とか特に説明なかったような…実はこうだった的な真相があるもんだと思ってたもので……
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なおなお
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ネタバレなるほど,同時進行じゃなくてずれてたのね。
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きゅうくつ
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「そういうことか!おもしろいなぁ!」と、読みながら何度も呟いた。すると、解説で周木律先生がまさにそのようなことを書いておられて、それがまた面白かった。“物語は、推理小説としての解決と、数学としての解決の二面性を持って大団円を迎え、僕ら読み手に、ごく自然にこう呟かせるのですーー「そういうことかぁ!面白いなぁ!」”  そう、ほんとそれ。その通り。「私もそれ言った!」って笑った。
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アンブロ仮面
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ネタバレ前の長編がシリーズで一番好きなこともあり期待していたが、個人的には今一つだった。
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やすこん
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ネタバレさすがに犯人の年齢と動機に無理あるだろ~とちょっと冷めてしまいました。数学の登場はいいと思いますが、あんまり大事件にしないで、「家宝が消えた事件!」とかにしてくれればちょうどいいんだけど・・と思った次第です(-_-;)
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ぱんだくん
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おもしろかったです。
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まめだいふく
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ネタバレ渚の質問「亀って鶴の二倍足が多いから、鶴より遅く進むんだと思いますか?」の意味がわからずモヤモヤ。何か見落としがあったか?いつか気が向いたら読み直す…かも。
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てんつく
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渚ちゃん、漢字ドリルは自分でやった方がいいと思うよ。
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んがんぐ
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ミステリークラスタではない僕には長編はちょっと苦手。数学ネタの方の解説がもっと欲しかったな。
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COLD SWEAT
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数学ネタは使っているが、黒い三角定規の登場はなし。無理やりこのシリーズにした感が否めない。
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まひはる
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群馬県死ノ字村。通称「方程式を使うことを禁じられた村」で、気味の悪い数え歌をなぞるように連続怪死事件が起きた。数学少女は、この究極の難問をどうやって解決するのか!?二つの旧家=鶴ノ森家と亀倉家をめぐる血塗られた因縁とは。シリーズ史上、もっともディープな愛憎劇が鳥肌ものの、特別長編!
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400YEN<ふぉー>
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浜村渚シリーズ、二冊目の長編です。 前回の長編が面白かったので期待が高かったのですが、ちょっと期待がでかすぎたかも。 ちょっと数学要素が薄かったような…というか多分もっと渚の活躍が読みたかっただけかも? 次はまた短編でそろそろストーリーも佳境なので楽しみです。
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haruka
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ネタバレ今回は長編。時間差トリックあり、建物トリックあり、ミステリ色が今まで以上に強い作品。それでも、しっかりと算数と数学が効いていて、計算ノートとなっている。あとがきで描きておられたが、浜村渚に死体を見せない、というのは、言われてそうだ!と納得。どことなく浜村渚ちゃんの雰囲気が柔らかく出来るのはそこがあったのか。
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canacona
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ネタバレ方程式を使わない計算。ちょっと前に長女と一緒にさんざんやっていたので、これは中学受験がモチーフでしょうとニヤリとしました。確かに方程式が封じられると面倒な感じがするのですが、やってみると方程式とは、またちょっと違う角度から考えるのが、面白いなぁと思ってました。そして、今回は丁度あとがきに出てきた綾辻行人作品を読んだ直後。読みながら、からくり館や、時間差トリック、親子関係濃いめの家系まで、既視感だらけ😂それと横溝正史的な一族や数え歌と、ミステリ要素満載なのに、そこに渚の数学愛が加わるだけでほのぼのする。
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二条ママ
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長女小4。独り読み。
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浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫 あ 118-13)評価62感想・レビュー199