形式:単行本
出版社:Gakken
形式:Kindle版
出版社:学研プラス
しかし、原文のニュアンスが伝わっていなさそうなところがありそう。グレイソンの実家の「青い」家、「紫色」のスカートなど、色に言外の意味があると思われるのだけれど、原文を見ないと単語を確定できないのでなんとも…また『アラバマ物語(To kill a mockingbird)』も未読なのでそれの意味するところが分からない。
アメリカの学校の様子もなんとなく知れて良い。
間違えました。 ペルセポリス→ペルセポネ
「この子がどんなひどい目にあうと思ってるの!」「このままじゃグレイソンはさんざんにからかわれる。それを忘れちゃだめなのよ」果たしてその通りにもなったが、伯母の此等の言葉は〈この子〉〈グレイソン〉を〈私〉に置き換えた方が本音だろう。従兄のジャックが幼い頃も今もグレイソンの本来を受け入れられなかったのもこの母親が受け入れていなかったからだろうし、ジャック自身も本当は演劇を続けたかったかも知れず、今また音楽がやりたいのを言えずにいるように見えた。 ペイジも絶対裏があると思っていたが嬉しい予想外。
「この間お母さんの言ったとおりよ。グレイソンはグレイソンなの」 /「先生が生徒の力になろうと誠心誠意がんばっているのに、それを妨害するなんて、だれであろうとやっちゃいけないことなんだ」
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