最近は車ばかり乗って月夜を歩くことがない…。影…自分の分身、自分を乗っ取るもの。梶井基次郎『Kの昇天』岡本綺堂『影を踏まれた女』が既読、柳田國男『影』あぁ好き。北原白秋『影』白秋の小説は初めて読むか。渡辺温『影 Ein Mārchen』「ドリアングレイの肖像」を思い出す。城昌幸『影の路』最後の一文、怖い。澁澤龍彦『鏡と影について』が面白い。井戸に今もいるのか…。只野真葛『影の病』どこかで同じような話を読んだ気がする。他、水野葉舟『跫音』、泉鏡花『星あかり』、山川方夫『お守り』、稲垣足穂『お化けに近づく人』
梶井基次郎『Kの昇天―或いはKの溺死』、岡本綺堂『影を踏まれた女』、柳田國男『影』、水野葉舟『跫音』、泉鏡花『星あかり』、北原白秋『影』、山川方夫『お守り』、渡辺温『影 Ein Marchen』、稲垣足穂『お化けに近づく人』、城昌幸『影の路』、澁澤龍彦『鏡と影について』、只野真葛『影の病』の十二編収録。改めて、贅沢なシリーズですね。テーマは影。結びつけて考えた事がなかったけど、ドッペルゲンガーか。出会ってはいけない…。不吉、くらくら、どきどき、好きです。引用されたハイネとラフォルグの詩も読みたい。