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贋作師 (講談社文庫)(Kindle版)

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舟華
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「贋作を扱う人の話でしょ」と気楽に読み始めたら…まったく気楽に読めなかった。主人公の女性が修復士として働くことになった先で、かつての仲間である慧の存在を感じ取って…。でも慧はもう死んでいる。凄まじい執念で彼の作品に陽の目を見せたいと動く…。展開が二転三転とするわ怖いわグロいわなミステリー。もう30年も前の作品になるけれど、凄まじい作品だと思いました。よく読み進めたな私。 ◆ジェンダーの関係で今だとよくないだろうなあという表現が出てくるので、そういうのが気になる人は要注意。
0255文字
さっち
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ひゃ~、すごい本だった。主人公が命がけで、昔の男の死の真相を暴く。ニューハーフの才一が、力強い助っ人に。グロいし展開もすごいし、もっとこの作家さん、評価されてもいいと思う。
0255文字
kei302
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特殊なガスを使って燃焼を止める保管庫の消火装置、怖いよこれ。クライマックスで登場。作品も怖かった。失踪した若い妻 頭部のない轢死体 老画伯のペットは大型のピラニア 消えた宗教画。修復師の成美の口調がかっこいいのです。さばさばしていて、人に媚びない。前半は妄想が膨らみ、真相に迫る後半は驚きとドキドキハラハラ。〈慧の描き続ける失敗作を世間は荘三郎作品として絶賛し続けた それだけの話だ〉篠田節子、やっぱりすごいな。
0255文字
金吾
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かなりどろどろした話です。贋作者の気持ちが最後までよくわからなかったです。あまり読まない分野でしたが、テンポがよく面白かったです。
0255文字
gonta19
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ネタバレ2019/5/10 Amazonより進撃の90年代小説フェア50%OFFの305円でDL購入。 2019/6/12〜6/15 永らく絶版になっていた篠田さんの初期の作品。kindle化されて復活していた。 篠田さんの初期作品に良くみられる芸術を取り扱った作品。噂としては良く聞く、巨匠の代作をメインに繰り広げられる騙し合い。1991年の作品だが、古さを感じさせず、面白かった。
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