読書メーター KADOKAWA Group

魅せる自分のつくりかた 〈演劇的教養〉のすすめ (講談社選書メチエ 682)

感想・レビュー
6

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
なちゅみん
新着
ネタバレ「魅せ方」について知りたくて読んだが、自分の中でこれだって来るものがなかった…けど読み応えのある本で、解説や毎回レッスンがついていて読みながら実践できるのが良い。本題から外れることが多いけど、でもそれだけ知識をお持ちで余談でも「いや、もっと聞いていたい!」と思うことが多かった。共感したのは、教育に『演劇が盛り込まれていない』ってところで、そこを読んだ時は凄く納得した。日本を代表する演劇がない、ってところも改めて考えたら共感して複雑な気持ちになった。歌舞伎や舞踊…もきちんと見なければと。
0255文字
たろーたん
新着
演劇的教養は、まず「私」から始まる。「役」ではなく「私」を考える。いきなり、「ロミオはジュリエットと離れ離れになる運命を呪って、どんなふうに嘆き悲しむのか」と考えてはいけない。それよりも、私を知らないと、役の足場を構築できないし、自分と役との距離感が分からない。露身を役で恋の成就を喜んで笑う時、自分が恋が成就した時にどういう状態になるか分かっていないと「演じられない」。
0255文字
梨
新着
とても面白かった。「演劇」について習ったことも抜き出して考えたこともなかったので、すごい勉強になった。
0255文字
バッシー
新着
「演劇的教養」は就職面接や会社でのプレゼンなどでも役に立つだろう。小さいうちから演劇について意識してみるのは大事だなと思った。あとがきで外国の劇場,劇団の事情に触れていたが、そもそも「演劇」は外国から輸入されたものだから、日本の民衆レベルに浸透しなかったのかな?歌舞伎なんかの伝統芸能は特定の一族がやるもので閉鎖的なイメージ。
0255文字
kana
新着
演劇とはなんだ?―この世にない魂を見せることである。そのために役者は日常や自己を細部まで深く掘る。「教養がなければ文化を享受することはできない」と述べているだけあって濃密な内容で、興味深く読めた。演じるためには、まずは役と自分の違いを知ること。癖を取り払っても残ったその人らしさが個性。自分を見つめ磨くことは、演劇と直接関わらない一般の人にも良いのではないか?という思いで書かれた本。
0255文字
かす実
新着
これはタイトルと装丁に反してすごく勉強になった。筆者が演劇的教養と呼ぶスキルは、洞察力だったり、それを自分の身体に適応する力だったり、普段は無意識化している自分の感情や所作をコントロールする能力だったりする。それらを鍛えるための具体的なトレーニングが紹介されてるのがこの本。俳優ってとてつもなく人間が好きな生き物なんだなと思う。「自分がどう在りたいか」を精神面から考えるのが哲学だとしたら、身体面から突き詰めるとそれが所謂演劇的教養になるのかな、と思う。
0255文字
全6件中 1-6 件を表示

この本を登録した読書家

今読んでいる読書家全2件中 新着2件

積読中の読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません
魅せる自分のつくりかた 〈演劇的教養〉のすすめ (講談社選書メチエ 682)評価60感想・レビュー6