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としごのおやこ (現代歌人シリーズ23)

感想・レビュー
3

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nemunemuanyo
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ネタバレ今橋愛さんというと 穂村弘に絶賛された なんとなく可愛い短歌を作るひと というイメージだった この歌集では育児中の歌が多い 相変わらず ひらがなを多用とした やわらかな印象の歌がある一方で 「こどもつくるのに おなじことをして あした手術のわたし スマホみてる夫」というような歌もあり スマホばかりみてる夫とは一緒に暮らせないという ただならぬ雰囲気のものまで出てきて 思わず すごい歌集を読んでしまったという面持ちになった
0255文字
貴羽るき
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分かち書き、ひらがなの多用、など既存の短歌のリズムを崩して独特の詩型をつくっている。子どものことを描いた文芸作品って「こどもかわいい」に終始してしまってとくに子ども好きでもない人間からしたら「だから何ですか」と聞きたくなるものになってしまいそうなんだけれど、この本は読んでいてまったくそう思わなかった。子どもって面白いんやなと素直に思った。作者の世界の捉え方と詩型ががっちり組み合わさって最強になったかんじ。
0255文字
うたかた
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かなしみに焦点をあわせていたんだ さがしはじめる 喜びの語彙 途中から涙がポロポロ溢れてしまった。
0255文字
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としごのおやこ (現代歌人シリーズ23)評価35感想・レビュー3