読書メーター KADOKAWA Group

短歌ムック ねむらない樹 vol.1

感想・レビュー
23

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
chacha子
新着
読みました〜〜、とてもよかった。 あらゆる文化は内輪受け、と今日小耳に挟んだのだけれど、確かに、と思う。 短歌畑は気持ちがいい。柔らかでセンスのいい言葉たちが並ぶ、最強の内輪受けだと思う。
0255文字
Incisor
新着
短歌は雑誌の投稿コーナーを読むくらいで、もちろんつくったこともないけれど、創刊当初、直感で買っていた。こんなに年月がたってからページをめくるなんてと思いながら、新しい世界に出会った喜びをじわじわと感じた。情景がパッと浮かんでくるような、はっとするような短歌のいくつかに付箋をつける。くっきりと心に風景が刻まれる短歌って不思議。
0255文字
かふ
新着
「眠らない樹」というのは、笹井宏之の短歌から来ているようだ。「ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす  笹井宏之」 イメージしては孤独な歌人の歌の夢が見知らぬ読者(あなた)に手渡す歌の種という相聞歌だろうか。その関係性があわい恋のようで、夭折した歌人の言霊を後世に伝えたいという気持ちが籠もっているネーミングだと思う。 創刊号は、それぞれの人の思いがこもっているから読み応えはある。一番面白かったのは、特集「ニューウェーブ30年」の対談かな。現代短歌の流れを理解できた。
かふ

井波真人と滝口悠生の対談も歌人と小説家の違いが見えて面白かった。滝口悠生は今の場所にやはりある程度不満があるのだが、井波真人はその世界を肯定しようと思考する。それが短歌にも現れているのだろう。https://note.com/aoyadokari/n/n1d5449bd8bdf

11/06 19:14
0255文字
Timothy
新着
ネタバレ書肆侃侃房20周年フェアで出会った短歌ムックの創刊号(2018年8月刊行)。短歌(・和歌)とは知人程度のゆるいお付き合い(?)なのだが、そんな読者にも面白い一冊だった。若手歌人の多様な歌に触れ、それらに対する詠み手自身や他の歌人の考えも読むことができ、関心の幅が広がる。などと言いながら一番印象深かったのは辻聡之さんの「ハム郎のこと」というエッセイ。大切なものに出会った瞬間からそれを失うことばかり考えてしまうことについて。いずれ自分の腕の中から消えてしまうことが分かっている幸福が、とてもいとしくてかなしい。
Timothy

今回はたくさんの名前に圧倒されてしまった感はある(元から知っていた名前は五人くらいしかない)が、これから他の号も読んでいって、自分の好きな歌を作る人、あるいは自分と好みの合う人を探してみるのもいいかもしれないと思っている。刊行ペースもちょうどよさそうだ。

04/11 00:05
0255文字
柚子
新着
凍結は水の端より 生別は会はむこころをうしなひてより(小原奈実)
0255文字
./24:-,,
新着
色んなタイプの短歌が読めるし対談などもあって興味深い。57577の制限って、そこまで堅牢なものでもないのかな。 初谷むいって方の歌集が気になる。
0255文字
ディディエ・メラ
新着
暫く短歌から離れていたのですが、井上法子さんや鈴木美紀子さんのお名前を見掛け、Amazon で衝動買いしました。購入して正解でした。色々な発見があり、ついでに別の短歌の本を購入する… と言う2ステップでお得感満載でした。他の号も読んでみようかと思っています。
0255文字
ねこ村
新着
雑誌を読み通せるなんて感動してしまった。ムックというかアンソロジーというか読み物も多く今から短歌の人に向いていそう。ニューウェイブのイベント書き起こしが面白かったです。
0255文字
あや
新着
ニューウェーブ30年のページで東直子さんのご質問が面白かったです。新鋭歌人シリーズの皆様の新作も読めて良かったです。
0255文字
まど
新着
ニューウェーブということばを知らなかった。短歌にも時代の流れが当たり前のようにあって、なんとなく詠んでいたわたしは明らかに能天気だったと気づかされた。もっと勉強しようと思う。そして勉強するのによい足がけとなるやさしい本だった。
0255文字
ぺん
新着
短歌ムックの創刊号ということで思わず手に取ってしまいました。読み応え抜群で、まだまだ全部は読み込めていませんが、非常に面白いです。若い歌人の皆さんによる対談や評論をしっかり読んだのは初めてに近いのですが、作品に対してこんな読み方、広げ方があるんだ、と感嘆しまくりでした。それぞれの短歌との出会いや短歌に対するツボの違いも興味深かったです。自分は、創作などはできないライトな読者ですが、同世代の歌人の方がどんどん活躍していくのはとても嬉しいですね。今後も注目していきたいと思います。
0255文字
Tenouji
新着
短歌の今を知るために、ちょこっと読んでみた。
0255文字
うさぎさん
新着
短歌自体馴染みがないのだが、初めて触れた現代短歌の瑞々しさに魅了された。現在の短歌の動向や短歌それ自体がそもそも持っている魅力が分かるような対談等もあり大変面白かった。
0255文字
ぐうぐう
新着
短歌ムック『ねむらない樹』創刊号。とても読み応えがあった。若手の歌人達をフィーチャーした企画が多いのがいい。「新世代がいま届けたい現代短歌100」の「選歌を終えて」での座談を読んでいると、SNS世代の軽やかさが心地よく感じられる。反面、「ニューウェーブ30年」と題されたシンポジウムでは、ニューウェーブの定義を巡った論議において、その主体がぼやけていけばいくほど、当事者である四人のこだわりが強く感じられ、閉じていく感覚に苛まれる。(つづく)
ことり

そっか~~。「短歌ムック」がふたたびのご縁をむすび・・・な~んて甘い展開をかってに期待してしまったことりです?♡(*ˊૢᵕˋૢ*) 平凡だけど幸せな日々の瞬間っていいですね。うんうん、知っている人を本のなかに見つけるなんてほんとうに素敵♬(*ˊૢᵕˋૢ*)

09/07 10:34
ぐうぐう

元カノ、最近は短歌にハマってるらしくって、NHKの短歌の番組でも採用されてるみたい。穂村さんの講演にも行って、ツーショットで写真撮ってもらったり、めちゃくちゃ羨ましい(笑)。遠く離れた場所でも、そうやって充実した日々を過ごしているのは、なんだか嬉しくなるよね。

09/07 10:50
5件のコメントを全て見る
0255文字
yumicomachi
新着
2018年8月創刊。最先端の短歌シーンが楽しい玩具箱のように示されているであろうという予想に反し、どこか淋しく寄る辺ないたましいの舟たちが汽笛を鳴らし合いながらおのおのの行き先を探しているようなイメージの本だった。寺井龍哉氏による時評にあるように、現在は「徹底した自由がもたらす不安と恍惚と混迷を、歌人たちは目撃し体験している」時代なのであろう。個別には触れないがどの企画も充実しており、次号以降も目が離せないムックである。
0255文字
うえだ(もしくはあきなり)
新着
「新世代が今届けたい現代短歌100」に川北天華氏「問十二、~」が入っていてとても嬉しい。と共に、「評価の定まっていない作品も積極的に取り入れる」との但し書きに頷く。だいぶ評価が分かれる一首らしいというのは知っているけど、自分はあれを目にしなかったら今のように短歌、いや定型詩に興味を持つことはなかったのよなあ。
0255文字
藤野
新着
寝る前に少しずつ読んでいる。短歌の気持ちいいリズム感とつかみどころない不思議な感じと、エッセイの身近にありそうなリアルな話がどっちも楽しめていい。
0255文字
グワカマーヨ
新着
あなたが退くとふゆのおはりの水が見えるあなたがずつとながめてた水(魚村晋太郎)戦場を覆う大きな手はなくて君は小さな手で目を覆う(木下龍也)ひとかけらの空抱きしめて死んでいる蝉は六本の脚をそろえて(杉崎恒夫)わたくしが写らぬ角度に構えたるレンズのなかに海はあるべし(岡崎裕美子)「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい(笹井宏之)
0255文字
かりん
新着
4:《いい短歌いろいろ。》短歌好きと言いつつ歌集やアンソロジーを読み切れない私でも、するすると楽しめた。笹井さんについてお父様が「やさしく丁寧に26歳まで生きてくれた」と言っているのが一番心に響いた。いい歌ありすぎて選べないがいくつか→彫ることは感情に手を濡らすこと濡れたまま瞳(め)を四角く切りぬ(大森静佳)/スカートと太ももによる三角の闇が座席にならぶ終電(木下龍也)/あきかぜの中のきりんを見て立てばああ我といふ暗きかたまり(高野公彦)/花の名を教える人と聞く人のそれぞれにそれぞれの花園(佐々木朔)P
0255文字
メルキド出版
新着
「羽」(テーマ)杉倉葉
0255文字
二藍
新着
ねむらないただ一本の樹になってあなたのワンピースに実を落とす(笹井宏之)
0255文字
GA89
新着
千葉聡さんの文章が好き。心がわおわお言っているのに、平静を装って生きている感じがなんとも言えない。随分と人生の先輩なのですが、保護者的目線で読めてしまう。vol2が出るまでに読み切れるだろうか。値段以上の厚み。
0255文字
;
新着
楽しい本でした。 聞かせてよ決まり文句を そうしたら決まり文句で夜を育てる/宇都宮敦 小説の終わりに咲いている花の香りをいつまでもかいでいた/佐々木朔 元気で、と祈りを口にしてしまい会話としてはおかしかったかな/原田彩加
0255文字
全23件中 1-23 件を表示
短歌ムック ねむらない樹 vol.1評価61感想・レビュー23