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アシュラ 大合本 全3巻収録(Kindle版)

感想・レビュー
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ユーキ 漫画?
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凡庸な感想ながら、反出生主義は実際の相容れない他人や観念的な人間に対する憎悪を、ただ自分の生みの親に向けて一元化する、反抗的でありながら甘えた態度かつ閉じた視点であり、一度親を失ってしまえばその悲しみで咽び泣くか、自己嫌悪に向かうしかないのだろうなと思った。
ユーキ 漫画?

不勉強なので、僕が言った「反出生主義」は「生まれてこなければ良かったと考える思想」程度で受け取ってください。

12/26 19:49
0255文字
Ebi@漫画用
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銭ゲバほど愛と悪行の葛藤が主軸でなく見えるのは、飢饉という極限状況で周りも余裕がなくて、むしろ枠を一歩踏み出しているアシュラのほうにいくばくかの余裕があるからだろうか。とはいえ僧侶も繰り返し言うように、哀れであることには変わりがない。人のままでいることの難しさ。
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椎名林檎
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ネタバレ有害指定された一話目は、中世の飢饉で、母親が人肉を食べたり、最終的に我が子を食べようとする、という内容。 手塚タッチであれば有害指定されなかったんじゃないのかなぁと。 秋山先生の荒々しいタッチが見る者を惹きつけ、あるいは不愉快にさせる力があったのではと。 三巻は中途半端な終わりと思いますが、「中世飢饉」を体感したい人にはおすすめ。 平安時代とかきらびやかな世界と思いがちですが、それは日本の1%未満の超絶セレブだけでしょう。 漫画で世界にダイブするってことは滅多にないんですが、これは本当にダイブできました。
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samurai
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ネタバレ 生まれながらにして実の母親に食べられそうになるというトラウマを負い、獣として生きながらえたアシュラ。 この世は地獄、自分は生まれて来たくなかったと生を否定しつつ、野生の本能に従い生きるアシュラ。  誰かを犠牲にする生に意味があるのかというテーゼは、強い国が弱い国を飲み込もうとする資本主義社会を否定するメタファーでもある。
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たか
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カニバリズムがテーマなんだけど、これを少年マガジンで連載してたのがすごい。goサインを出した編集者かっこいい。 苦しむだけの人生なのに、なんのために生まれてきたのか。悩み、周りを傷つけ、ときには人間を食べてしまいながらも、生きていく。個人的には自殺で終わらなかったのがうれしい。創作の中での自殺は苦しみからの脱出方法としてずるい気がする。
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なー
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時代は中世の飢饉に苦しむ日本。普通の村人が、人肉を食べ尿をすすって何とか生きているような世です。主人公は、殺戮を繰り返し「生まれてこない方がよかった」「なぜ生んだ」と何度も何度も吠えます。本能だけで生きる獣のままのような主人公は他人と接するにつれ、少しずつ人らしさを見せ始めるのですが、作品は過激すぎるという理由で打ち切りになってしまいます。どこかで読んだのですが主人公はその後仏門に入るはずだったと聞いた事が…。命がけで生きる主人公のその後、知りたかったです。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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銭ゲバのあとによ読みました。銭ゲバが鼻白むほど。母を乞う気持ちを残しているところが作者の愛かと思いました。
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つんどく
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ネタバレ初めから終わりまで飢饉で苦しい世界。飢えて獣になってしまうのは人としての罪ではなく、しょうがなく哀れな事なのだから許せと法師は説く。しかし愛に飢えて恨みの強いアシュラはどうしても理解しない。生きる為、食べる為ではない殺人も繰り返して、人間ではない、人間らしく生きる意味などないと自分に言い聞かせるように。火にくべて食べようとした母。泣いて名前を読んで探し回る母。その母が死んだ時、人として泣く。人が人として生き抜くのはあまりにも辛い。いっそ生まれて来なければとまた繰り返す。それでも生きる。しんどい一冊だった。
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ばんばん
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とてつもなかった。生きることの罪。
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アシュラ 大合本 全3巻収録評価100感想・レビュー10