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たか
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よだかの星 - 理不尽に虐げられていて人生が辛いと思っていたよだかは、自分も羽虫や甲虫を食べることで同じように他者を虐げていることに気がつく。他者を虐げることから開放されるには、よだかのようにそのまま星になって死んでしまうしかないのかな。生きている限り誰にも迷惑をかけないというのは不可能なんだから。僕たちはおたがいに迷惑を掛け合いながら、原罪(シン)にまみれて生き続けていくしか、どうしようもない。
0255文字
たか
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As the narrator changes in every chapter, the story becomes more objective. Everyone just guesses what is laying behind Born and even Born doesn't know it.
0255文字
たか
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利他というのは意思を超えた不可抗力である業(カルマ)に押されて理屈とは関係なく行われるので、その行為自体に善悪や幸福との因果はない。というインド仏教を基にした考え方は、利他的行為のくすぐったさや偽善感を少しは抑えてくれる。気になったのは命も意思とは関係なくやってくるものとして捉える与格的生命観で、じゃあ生まれることはプラスでもマイナスでもないはずなのに、なぜ子供が生まれたら必ずのようにお祝いするんだろう?誕生はニュートラルで、生きることによってその意味づけがなされる方が自然だと思う。
0255文字
たか
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もはや貴族ではなく、かといって平民ぶった生活をしても本当の平民に心からは受け入れてもらえず、どこにも生きていく場所がない。これは西欧と第三世界にも当てはめることができるんじゃないかな。
0255文字
たか
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"自分には、あざむき合っていながら清く、明るく、朗らかに生きている、あるいは生き得る自信を持っているみたいな人間が難解なのです。" 高校生の頃に読んだ時はなんとも思わなかったけど、それはたぶんその時の自分が、世の中はすべてが清く明るいわけではないことには気付きつつも、自分は清く明るく生きていけるという自信を持っていたからだと思う。だけど十年間でそのグロテスクさ、凶暴さを目にして、僕は正直に言って、立ちつくすしかない。
0255文字
たか
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Let's go. We can't. Why not? We are waiting for Godot. Ah yes... 何か現状を変えてくれるものを求めてるけど、何を求めてるかはわからない。ただ、なにか、なにかがもう少し待てば来るんじゃないかと耐えながら待ち続ける。そして、何も来ない。ここから抜け出す力ももうない。だけどそれが悪いのか?能動的になにかを変えようとすることが必ずしも善ではない。人生に目的を持って、そのために行動するなんて、それが正しいとでも?人間の能力を過信しすぎてるんじゃない?
0255文字
たか
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生まれていない人たちの幸せを考える必要があるか?という問いに対して、特に核廃棄物について処理の仕方がわからないものを現代のエネルギーを一時的に補填するために使っちゃうのはあまりに無責任だと思う。もし原子力を使うなら、リスクとベネフィットを国民に説明した上で選択しないと。自民党の原子力推進はクリーンで良い面だけ強調していて、都合の悪いことは説明してないように感じる。自民党が強硬に再稼働派で、維新はグレーだったから、原発の再稼働を止めたかったら立憲民主党かれいわくらいしか投票先がない。
0255文字
たか
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偶然、村田沙耶香の「地球星人」を読んだ翌日にこの本を読んだのだけど、彼女はこの本に影響されて地球星人を書いたのだと感じた。 母親が死んだら涙を流さなければいけない、人を殺すのにはそれなりの理由がなければいけない。そんなルールは異邦人(またはポハピピンポボピア星人)である人には関係ない。
0255文字

読んだ本
282

読みたい本
84

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読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/01(2663日経過)
記録初日
2017/12/26(2669日経過)
読んだ本
282冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
79663ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
190件(投稿率67.4%)
本棚
2棚
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