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鯖 (文芸書)

感想・レビュー
341

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そら
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うわ~!ラストがここまで悲惨になるか!もう笑うしかない(^_^;)。無人島を買い取り、時代遅れの船で漁を続ける漁師5人。はっきり言ってホームレス。魚を買ってくれる人は本土の割烹店の女将さん。その女将さん経由で、大きなビジネスの話が舞い込んだ。胡散臭い、、そう感じながらも目の前の可愛い女の子たちや大金に目がくらみ、夢を抱いて有頂天になり俄然やる気に。お仕事小説→ヤクザがらみの話。うすうす感じていたが、そんなどころではない。いや~、私、グロイのは平気なので楽しめました。すごいスピード感で最後もすごい!
そら

赤松利市さん、まだ2冊目だけどくせになります(≧▽≦)

03/12 22:04
0255文字
鉄之助
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「海の雑賀衆」=一本釣り名人集団、の成り上がり物語かと思って読み進めたら、血なまぐさい殺戮の幕切れ。予想とは違った印象に、戸惑った。”感動”のどんでん返しもなく、チョット消化不良な感じだった。醜い見た目に生涯コンプレックスを感じていた主人公。腐りやすく”青魚”として敬遠されがちな鯖にかけて、「鯖餓鬼」と母親からも蔑まれて育った。主人公に思い入れたっぷりで読んでいただけに…。
かいちゃん

魚くささが漂ってくるような感じで いつも夫の釣りで魚の魚臭さ鼻にきます笑

10/28 21:59
0255文字
かずや
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初めての赤松利市作品。 地元の図書館でたまたま目に留まり、あらすじとタイトルの鯖、装丁に惹かれて読んだ。 内容的に読みにくそうと予想していたが、見事に裏切られスラスラと読めた。 ここまで生臭さを感じた作品は初めてで、顔を顰めたくなるような描写や、重く湿っぽい空気とは裏腹に、読後感は非常に清々しい気分だった。 また1人お気に入りの作家に巡り逢えたことに感謝。 吉村萬壱の解説も良かった。 他の作品も楽しみに読んでいきたい。
0255文字
ろくいち
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海の雑賀衆を名乗るその日暮らしの一本釣りの漁師集団に、中国からの儲け話が持ち込まれて、という話。全く馴染みのない漁師の世界に圧倒されたし、生臭い気配の漂うビジネスが持ち込まれてからの展開もどうなるか気になった。ただ、読みやすいんだけど癖の強すぎる人物達と展開が、私にはしんどかった。でもそれは、とんこつラーメン専門店に行っておいて濃いのは胃がもたれるからちょっと、と言うような、場違いな所に行った自分の方に問題がある感じ。今の私には重いけど、好きな人にはたまらないだろうな、というような、気になる感じの本。
0255文字
はじめさん
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表の社会ではまっとうに生きられず、脛に傷を持つ男たちが流れ着いた、一本釣り漁船。料亭に魚を卸すなか、女将に引き合わされた胡散臭いビジネスマンと、そのパートナーの中国女。日本で加工した錆発酵食品を原価からン10倍の利鞘つけて中国で売り捌く計画。最新鋭の漁船・新規雇用の3人の若者・加工に携わる可憐な5人の中国人少女…ロートル船員らと若者らの島での共同生活。醜い容姿で自己肯定感の低かった主人公だが、やり手中国女にその素質を見出され、新たなる船頭として危ない橋を渡る。饗宴(サバト)から瞬足で逃げ切れる者はあるや?
はじめさん

2024/012

01/28 06:55
0255文字
エイサノオト
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なかなかジェットコースターな人生だなあ。
0255文字
ycoco
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やはりこう終わりましたか。決してハッピーエンドでは無いのに、何故か読後がすっきり。下っ端だった頃はあんなに冷静に物事を捉えていたはずなのにね。自身は金を使うのに慣れていないと頭ではわかっているのにね、抑えられていた欲望が叶い始めると止まらなくなるんだね。剥き出しの人間のサガが、哀しくもあり、諦めもあり。
0255文字
サスペンスずきんちゃん
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☆3 読んでる途中で読書パワーが途絶えて2か月ぐらい間が空いた💦終盤から利一感パワーアップするも前半の話を忘れている次第
0255文字
Takeshi N
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漁師たちの日常から、さらに一歩進んだビジネスによる成功物語かと思っていたら、とんでもない展開でした。調子の良い中国人やIT成金が出てきたので、胡散臭いとは思っていたが、ここまでとは。何人消えたのだろうか。閉鎖的な組織に属することはこわいことだ
0255文字
KOHKI.M
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自制って大事
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ひろゆき
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ネット記事で著者のインタビューを読み、興味が湧いたので読んでみた。 貧乏な漁師五人組がIT会社社長と実業家の美人中国人との儲け話に乗るところから話が展開していく。 馳星周と西村賢太を足して2で割ったような物語。私は好きだな。 とても面白かった。
0255文字
JUNKO
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一本釣りの漁師さんたち🐟 日銭を稼ぎ それはそれで日々生きていけた。突然舞い込んだ儲け話🐟 そんな上手い話はないやろ🤔❓って 思っていたら・・・・・・( ˘•_•˘ ) 破滅や😱💦 欲を出さなければ何とか生きて行けたのになぁ。前半は生臭さを感じ中盤は 怪しい話にハラハラ そしてラストはエグかった〜😰💧赤松さんって本当にホームレスしてはったんですか⁉️ すっごい作家さんなんですね✨
mirai.R 

じゃあ。「藻屑蟹」「らんちう」どう??😀

07/21 21:17
JUNKO

美羅ちゃん、ありがとう😊 探してみる!

07/22 04:53
4件のコメントを全て見る
0255文字
Billy
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一本釣りでその日暮らしのような漁師5人。未知の世界を覗き見するような読書。普段の生活では全く知る由もない5人。興味があるかと言われれば、どちらでもない。読み始めたら予約していた本が図書館で貸し出された。読書時間がそんなにあるわけではない。読書の断捨離ということで、P40で読了。「錨をあげよ」を彷彿させる展開かな? ところどころにある気持ち悪い表現には目をそむけたくなる。いずれにせよお終い。2018年刊。西東京市図書館蔵。
0255文字
冨井 丸
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★4.0 一言で言えば、とても面白かった。すいすい読見進めた。読みやすい文章、構成、展開だったと思う。キャラ設定がチープだし、展開が都合良すぎだし、白ける箇所が多めだったけど、そんなチープさ都合良さ白けを強引にバッサバッサと切り倒され、あれよあれよと最後まで楽しく読めました。最後まで惹き込まれました。そして、帯が素晴らしい。「62歳、住所不定、無職、平成最後の大型新人、鮮烈なるデビュー」。赤松利市、恐るべし。
サスペンスずきんちゃん

赤松さん いっぱい積読してるのに 放置してる 次なに読もうかなぁって迷ってたので私もリイチ行きます😂

06/06 21:43
冨井 丸

赤松利市、なかなか面白いですね。なんちゅーか…、普通じゃないですね。クセがすごい…。ずきんちゃんの趣向に合うかどうか楽しみです。

06/07 22:51
0255文字
ララ♂
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読了
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茶無
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臭いが漂ってきそう。「ぼくは自分が、相手の憐憫の情に傷付いていると思っていた。しかし果たしてそうか。ぼくが恐れていたのは、憐憫の裏側に張り付いた、嫌悪ではなかったのか。それに卑屈になり、その卑屈さが、ますます相手の嫌悪を、増長していたのではないか。 」
0255文字
火冬
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ネタバレ【評価:満足/媒体:電子】金に目が眩んで破滅の一途を辿る男。アンジが登場したあたりから面白さが加速。中盤以降のグロ描写がかなりエグい。
0255文字
グラスホッパー
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ネタバレ結末が気になって一気に読んだ。人物設定がわかりやすくて良い。ラストは、もっと弾けてほしかった。
0255文字
至
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分厚い割には会話シーンが多く、情景描写が少ないのでさくっと読める。悪く言えば展開が面白いものの、少し物足りない。 鴎が屍肉を貪り、重くなって飛び難くなるので、食ったそばから、白い糞を出して体重を軽くする描写はいい。 人間気持ち次第で良くも悪くも変わるなぁ
0255文字
烏賊天
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ネタバレ赤松ワールドが全開している。海の雑賀衆5人組はうだつがあがらない日々を過ごしていた。一番若い主人公の新一は劣等感の塊の童貞だ。そこに、鯖のヘシコ(発酵食品)を中国市場で捌くビッグビジネスがアンジから舞い込む。最初は順調だったが、そこから転落していく新一。グロさが半端なく、表現も尖っていて、ページをめくる手を休むことができなかった。苦労された赤松さんだから書けた人間描写も光る。終わりは悲劇だが、万人にお勧めしたい作品だ。
がらくたどん

いつか読みたい赤松さん。ようやく西村賢太さんの作品にポップさを感じられるようになっていきたばかりなのでまだまだまな~。烏賊天さんの「赤松」レビューを楽しみに拝見しております♪(イカ天、美味しいですよね。私は天つゆが染みたのが好きです)

10/07 11:26
烏賊天

コメントありがとうございます。西村さんも結構読みました。夭逝したのは残念でなりません。私の住んでいる地方都市にいか料理専門店があり、そこのイカ天が天下一品なので、名前を拝借しました。

10/07 14:28
0255文字
仁藤
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憐憫が嫌悪に秤傾けば悪の覚悟は何より強し 78点
0255文字
万太郎
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一人の無知な人間が少しずつ堕落していく話でした。 クズの内面が事細かに描かれていて、グロテスクなシーンより心情の方がキツかったです。 釣り好きには、オススメです。
0255文字
おすし
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紀州雑賀崎を出自とする旅船団。かつては船団員数十名卓越した一本釣りの技術を誇り「海の雑賀衆」と一目置かれたのも今や昔。日本海の孤島を根城に残った漁師は行く当てのない五人、日銭を稼いではその日暮らしの日々。そこへ夢みたいな儲け話が舞い込み……自分の容姿の醜さを言い訳に人を見下すような人間観察をする主人公にろくなことがなさそうだし、一番cautionなのアイツだろっていうしょっぱなから不穏なフラグに気付ける物語の構造になっているが、最後にどんなカードを切るのか気になって一気読みしてしまう。秀逸。
mirai.R 

おすしさん、ヤマメの塩焼き!それなら😃ちーたんも来ますよ。 ヽ(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)ノ彡☆ 酒持ッテコーイクゥーッ!!

07/21 22:50
おすし

みらいさん、ちーたんもみんなおすしんち集合~‼️酒だ酒だ~w へしこってほんとに4000円くらいするのググって驚いたw お取り寄せして待ってる👍️✨

07/21 23:07
5件のコメントを全て見る
0255文字
KM
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”糞っー。” 今際の際に、そんな思いは勿論持ちたくは無い。只、しかし、誰しも自分が死ぬときに、どんな感情でその時を迎えるのかは、わからない。実際に、クソー、と思う方も多いのでは、とも思う。自分の最期は、どんな感じになるんだろうか。以上、著作の内容とは直接は関係無いけれども。
0255文字
黒澤
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ネタバレ漁師の生活の描写がリアルでとても引き込まれた。特に、死体処理をしてからの物語の加速感はすごく良かった。しかし、最後は唐突に主人公が殺されて終わり、展開が中途半端な感じがあるのは残念。
0255文字
marimo:)
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おススメから。 漁師のサクセスストーリーかと思いきや、破滅への道。 女と酒は男を狂わせる。まさにそれ。あとお金。
0255文字
PUKO
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労働改造所の存在を初めて知りました。詳しく知ればアンジを理解できるかな。
0255文字
楽駿
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川崎図書館本。男性の書くイヤミスかと思っていたら、結構グロい。私には、「らんちう」の方が好ましかったな。総じて、赤松氏の描く女性は似ているのか。しかも、女性に悪意さえ感じる書き方も、気になる。次も読むかは、考え中。
0255文字
K3
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魚の描写は釣るのも料理もリアル 展開もよい 少女達の無邪気さもよくでている きつい本でした
0255文字
アンパッサン
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『下級国民A』から作者最初の作品へ。 こんなに魚さかなした小説って他にあったか? 海から漂ってくる、生きているもの死んでいるものがないまぜになった生なましいにおい、感覚が、この本からずっとしている。 …シンイチ。これは我がことだ。そういう一面を皆抱えている。自分もそうなる、ならないといえるほど出来てない。よくしようとすることが幸せとはかぎらんのなあ…。 「…他人の心の裏を考えすぎたら、表が見えんようになる…」 自戒したい。 イヌさんが『下級国民A』に出てきたある人と似てる気がしたのだが、思い過ごしかな?
0255文字
ナリボー
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8/10 藻屑蟹に続き著者2冊目。藻屑蟹同様、登場人物の社会に対する強烈なコンプレックスがあぶり出される形でしっかり描かれていて、ストーリーも面白く、ややクドさを感じたが最後までドキドキしながら読めた。
0255文字
OHモリ
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〇「62歳 住所不定 無職 平成最後の大型新人」 ・と帯に紹介された著者赤松利市の著作は「らんちう」に続いて2作目。・「海の雑賀衆」というロマンの中でドロドロの人間ドラマと犯罪が繰り広げられる。・ストーリーはかなり面白くてページをめくる手がとまらない!的な感じのだが、それぞれの人物像や感情が薄っぺらく感じてしまうのが残念。うまく説明でいないのだが・・・詳細はブログで→https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202106090000/
0255文字
あや
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面白かった 一気読み 前半お魚美味しそう鯖食べたい からの後半怒涛の転落劇へ。一本釣り師の話も大変興味深かった。
0255文字
まさや
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読むと「藻屑蟹」もそうでしたが、「鯖」も魚が食べたくなります。白酒でへしこが食べたい。 嘘は話してはいないが事実とは違うことを話す人と嘘しか話さない人がいると前者の方に分がありますね。 非日常に流されて、徐々に狂っていく様子がとてもよかったです。
0255文字
よっしー
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ネタバレ紀州雑賀崎を発祥の地とする一本釣り漁師船団。その中の最年少であり、物語の主人公である水軒新一。見た目の劣等感を抱きながらも真面目に仕事に取り組み、アンジが持ち込んだビジネスで成功を収める物語になるのかと思いきや。恵子に預けたお金をシンイチが使い込んだ記述が出てくる辺りから真逆の展開に。全てはアンジの描いた絵の通りに。途中からのシンイチの変わり様が凄まじい。劣等感があった分だけ権力を得ると激変してしまうのか。登場人物全員の個性が際立っており、物語の急展開など破茶滅茶な感じがとても面白い。記憶に残る小説。
0255文字
White fang
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❌読み切れず
0255文字
トランザム7000
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『犬』を読んだ時にも感じたけれど、登場人物たちが妙にコミカルだ。海の雑賀衆の面々に加えてビジネスパートナーの中華系カナダ人の美女アンジや謎の中国人美少女軍団が絡み合い、とぶ臭漂わせヤロウたちが破滅にむかう。何じゃこれはのごった煮ノベル。悲壮感を笑いでぶっ飛ばし欲にまみれて突っ走る。面白かった。赤松利市さん、まだまだ読みまっせ!
0255文字
たくみ
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ネタバレこれすごいな。最初はただの外れもの漁師集団が実業家に乗せられていった先にそれぞれが抱える欲にまみれて最後には数人、身を滅ぼす。至るまでの過程は健全にも見えたが、アンジが軟禁された辺りから歯車が狂い始める。その狂い方が大袈裟なものでなく、自然に狂っていくような書き方にリアリティーを感じ、狂わされた側の哀愁が漂う終わりかたをする。表紙の出来の良さも素晴らしい。自分達に関わりがないだけで日本のどこかにはこんな世界があるように感じる。
0255文字
wearnotequal
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藻屑蟹に続いて読んでみた。若狭湾あたりで一本釣りを営み、夫々尖った個性を持つ漁船団。漁村のノスタルジー溢れる生活に浸る序盤から一転、中国人たちが出てきてどんどん非ぬ方向へ。クエは一生手が届かないだろうけど、ヘシコは食べてみたい。
0255文字
ゆき
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これは···なんと感想書いていいのやら😅読メしてなきゃ絶対に読んでなかったと断言出来る!時代と共に廃れゆく一本釣り漁船団に一攫千金のビジネスチャンス到来!という話かと思っていたけれど···当初から、廃れっぷりの書き方が、えげつないとは思っていたけれど···話がどんどん違う方向に進み、破滅への道筋が当初からの決められていたように、迷いなく躊躇なく実行される。精神の崩壊、肉体の崩壊、場の崩壊…。強烈すぎてなんと感想を書いていいのやら😅 ただ目が離せない、そらせない。そして私は他の作品にも手を出すだろう。
ミカママ

はじめまして。お気に入りありがとうございます。最近読んだ『藻屑蟹』もよかったですし、みなさんの評判良いようです。

02/21 13:20
ゆき

ミカママさん、はじめまして😊こちらこそこれからよろしくお願いします。『藻屑蟹』ですね。早速チェックしてみます!赤松さん…なかなか強烈な作品を書かれるようなので楽しみです!

02/21 15:08
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