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孤独の達人 自己を深める心理学 (PHP新書)

感想・レビュー
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アポトキシン
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図書館本。とても共感しながら読むことができた。私自身も、数年前までは「きちんと伝えれば相手は必ず分かってくれる」とか、「自分に限界を与えてはいけない」と思っていた。しかし、職場などで人間関係に揉まれているうちに、どんなに丁寧に説明しても相手が耳を貸してくれなかったり、伝えれば伝えるほど嫌われていく場合もあることを、身をもって体験した。だから、この本にも書いてあったような、「皆と分かり合えないのは当然だ。分かってくれる人は数人もしくは1人いれば十分だ」という思想には、私はとても共感できた。
だんぼ

別の側面で気を付けなくてはいけないのは、完全に器質的な人がいるということ、こうなると、話し合いも何もないです。そのような物、人?に遭遇してしまった場合、学校も職場もやめる、という新しい理解がいることが分かりました。

11/03 18:10
アポトキシン

だんぼさん、コメントありがとうございます。だんぼさんのおっしゃる通りで、今の場所に固執しないのも大事ですよね。

11/03 18:27
12件のコメントを全て見る
0255文字
spock
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哲学者のキケルゴール、ニーチェや天才音楽家のグルードの孤独と凡庸な私の孤独とはかなり質が違うと思う。私は情熱のない孤独。飲み会嫌いな孤独。さらに孤独を感じます。ゲシュタルトの祈り口ずさめない。恥ずかしい。自分が夏でも1年中仕事ではネクタイして鎧をしているいる理由がわかりました。
0255文字
三田典
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ネタバレ独身が先進国ないし日本では一般的であるので今後は1人で過ごす為の精神が重要であるという切り口から、技術としての自己内面との向き合い方を説いている。孤独についての深い考察と研究というよりはフォーカシングという技術について知りたい人向けか。
0255文字
権之助
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孤独というとマイナスのイメージであるが、そうではないと著者はいう。むしろ自分を見つめる大切な時間として再認識することが大切である。まわりに合わせたり、振り回されたりせず、自分の信念、価値観を持つためにもあえて孤独になり自己を見つめることが大切である
0255文字
あがにゃん
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「孤独」に対しての知恵を深める為にとても良い本。味方によれば「孤独のススメ」とも言える本でもあり、フォーカシング指向心理療法入門としても良書である。 晩婚化、未婚化の現代。恋愛からSNSと幅広く切り込んだ本。「私らしさを生きる」という所に焦点を当てているように思う。
0255文字
烏
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自分を客観視するために役立った。加藤諦三とはまた違う。諸富祥彦、もう1冊読み続ける。加藤諦三を読むのはお休み。
0255文字
Nori
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私自身が孤独と共にあるので、手にとってみた。非選択的な孤独であったとしても、それを選択的なもの、積極的意味を有するモノとして捉え直し、生きる。全ての孤独を同じ質のものとして扱うのではなく、その孤独の中身、向き合い方について吟味する。それにより、少しは心が軽くなるのかもしれないな、と思った。孤独は更に「深い(実存的)孤独」があり、そのためには、自分の内側とつながること、今この瞬間の自分の内側に深く入り込むこと、また、自身のミッションを生きることだ、と解く。まずは作者の言うフォーカシングを実践してみることに。
0255文字
Noriko S
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孤独というとネガティブな気持ちになるが、単独というとポジティブな感情になるとのこと。同調圧力の強い日本でどう生き抜くか、心理学的な側面から述べている。現代の日本の状況は未婚と独身が当たり前。多様性を認められる成熟した大人になるべき。孤独の条件も理解できた。私も奇人かもしれない。
0255文字
adu
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「孤独」という言葉を「単独」と言いかえている。単独で生きる。孤高というイメージとも重なり、かっこいい。他人と比べず、自由と責任を引き受ける。少数の人たちと分かり合えれば、素晴らしいこと。せっかく生まれてきたのだから、今という瞬間を大事に、豊かに、生きていきたいものだ。
0255文字
みみりん
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「著者の若い頃は大学生の7割程度に恋人がいたので同調圧力で恋人がいないのは人間として惨めなことというプレッシャーがたえずあった。しかし恋人がいると幸福かというと意外と面倒くさい」に一番共感してしまった。私は近所に子どもが少なかったし、母の言いなりに習い事三昧の小学生時代だったから孤独な時間が多かった。だからか憧れていた恋人ができたり、結婚した後感じたのは面倒臭いということだった。特に夫が他人からどう思われているかが気になる承認欲求の強いタイプだから面倒臭かったのか。
みみりん

「人は誰も他者の期待に応えるためにこの世に生まれてきたのではない。あなたはあなた、私は私。もしふたり、心が通い合うことができればそれは素晴らしいこと。けれどもわかり合えないままであってもそれはそれで致し方ないこと。」長男は「他者の期待に応えてこそはじめて自分のことを価値が思える」という選択をしてしまい親としては心配なのだが、こういう人はまだ心が子どもの状態とのこと。やはりね😓

01/23 16:50
0255文字
nobidora
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本書の主題である孤独はさておき、重要な示唆があった。読書を重ねる人に多く見られる傾向として、常に学び続けなければならない、頑張って目標を達成しても更に上があり永遠に努力し続けなければならないという、ある種の完璧主義、強迫神経的観念が見受けられるという指摘だ。これはつまるところ、どんなに頑張っても自己の内なる声に「まだまだ頑張れる」「お前はダメだ」と言われ続けるわけで、そりゃしんどいよね、という話。ある種の万能感、「努力すれば必ず報われる」という信念は実は信仰に過ぎず、適度に諦めるのが成熟である。
0255文字
たこやき
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大学教授、臨床心理士である著者の自己啓発的な本。 しかし、自己啓発に悪いイメージで構えるのではなく、内容は、他者の共同体に所属して付和雷同しながら実存的な苦しみを抱えて生きるなら、自身で孤独を選ぶ時間を作り、自分自身を見つめ直し、向上させることが大事というメッセージが込められています。また、ニーチェやキルケゴール、ルイス·キャロル等の過去の偉大な哲学者や論理学者、心理学者の言葉も引用されているので、説得力が高く、とてもタメになる本です。 「ボッチ」というネガティブな言葉をネガティブから払拭されてくれます。
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サプリママ
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ネタバレ⭐⭐❤️♥️❤️フランクルの「夜と霧」の解説書を書かれていたので読んでみた。孤独ではなく単独と考えて深く自分を見つめるというのが内容だった。やはり学者さんの本かな🎵あとがきに私は孤独だと書かれていたが本を数多く出版され娘さんもおられるということは幸せで経済的にも恵まれた上での『孤独』であり、欧米の学者の言葉を唱えるというのもがっかり。
0255文字
千石京二
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二周目。後半のスピっぽいところなど、なんとなく受け入れがたい部分もあるけど、「孤独であるからこそ逆説的に人とのつながりを感じることができる」という部分には大いに賛同した。必要なのは、自分を深く見つめ直すこと。少なくともそういう思考は必要なんだと思わせてくれる本。
0255文字
千石京二
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通勤時間で一気読み。わたしはまだまだ「孤独の達人」にはなれそうもないが、「自分を深く見つめること」「他者と自分を比べないこと」などの小さな行動を通して、いまのこの、なんとなくつらい、寂しいという気持ちから脱したいと思う。何回か読み直したい本。
千石京二

「『私は、このことをするためにこの世に生を得たのだ』と、心から思える何かを見つけて、それに日々没頭して生きるときにだけ、人の心は深く満たされます」という一文があるが、この文だけにはあまり賛同できない。そんな、天明みたいなものを見つけて生きている人は、世の中にほんの一握りだと思う。

05/13 12:45
0255文字
湊
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中々強烈な本だったな。自分を見つめ直すって言うと陳腐だけど孤独の中でしかできないことって確かにあると思う。俺も一人でいる時間が好きだけど、自分のことを分かってもらいたい、気の許せる人と一緒にいたいみたいな感覚は定期的に感じる。これってどんな人でもそうなんだろうと思うな。ここに感想を書いてる理由の一つでもあるんだろう。
0255文字
...
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途中アドラーっぽい
0255文字
M
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単に「ひとり」でいることと、「孤独」であることの違い、そして、自己を深めることしか到達できない領域があることを著名な哲学者や音楽家を事例に挙げている。私は一人でいる時には悲しみが込み上げてきて、孤独な時は疎外感と不安があり、共感してくれる対象を探そうとする傾向がある。承認欲求の説明で考えたのは、定常化社会では皆が自己実現を目指すこと自体は方向性として誤ってはいないということである。 「拘らないことだけでなく、拘ることにとことこん拘ることもまた自由である」 「孤独の時間は自分に返っていく道を開いてくれる」
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よっしー
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もっと色々な方に読んでもらいたい本だ。自分は、今はそんなに孤独だとは思っていない。母がとても支えてくれるからだ。でも、もし母が亡くなってしまったら?多分自分は孤独をどんどん感じていくだろう。そして、この筆者みたいにどっぷり孤独に浸かるかもしれない。筆者の「おわりに」がとても衝撃だった。そこまで孤独を感じているのかと。でも最後は孤独は最高だと言っている。筆者は、たくさんの人に受け入れなくてもいい。たった一人にでも響くものがあればそれでいいと本を出している。その言葉、すごい。著者の名、覚えときます。
0255文字
まめ
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図書館で借りて読む。マインドフルネスを実践しましょう、ということ。諸富さんは大学で講義を受けたので、親近感があるが記憶はない(笑)。グループワークをやらされた気がする。諸富さんの本は、諸富さん個人の意見や経験、考えが書かれている感じがいつもしていまうのは、私だけだろうか?まあ、本というのは著者が伝えたいことを書くものだとは思うが。結局は自分をふり返る時間を持ちましょう、孤独も悪くないよ、ということかな。しかしどの本でも出てくるのは、スマホやLINEはよくないということ(笑)。現代のアヘン、おそるべし。
0255文字
トラバーユ
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最近はなかなか読書が進まなかったけど、ようやく一冊読み終えた。自分のセラピストさんに勧められた本。全内容が濃かったかと言われるとそこまでだけど、カウンセリングは気持ちを整えるために気楽に行くものという考えはすごく共感できた。
0255文字
さだはる
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孤独をテーマにした本は何冊か読んだけれど、いずれも「少数精鋭」的な友を持つことは大事だと書いてあったように思う。そうゆう拠り所がある人は幸い。かつて仕事で疲れてきっていた時は、よく独りになりたいと思ったものだが、今は孤独は恐ろしいと感じている。些細なことでも良いので、週のうち何日かは、他者とコミュニケーションを取らないと負のスパイラルにはまってとてつもなく不安になる。哲学的な悟りよりも、浅くても身近である程度頻繁なコミュニケーションの方が生きていくには重要なのではないだろうか。
0255文字
Shiyu Jash
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☆☆☆☆☆ 友達少なくてもいいなと思った。 あとがきがぐっときますよ。
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キャモメ
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非選択的な孤独、選択的な孤独、自分自身と向き合う深い孤独。孤独という一つの言葉でも、様々な意味が存在する。自分の中心軸を見失わないように、あるいは本当の意味で、「自分は一人きりではない」と思えるような、そんな瞬間に巡り逢うために自分の内面と深く向き合う時間を持つ必要がある。真の意味での孤独になるためには、なかなか難しそうではあるが、自分のためにある自分のための人生を、悔いなく謳歌していきたい。
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つよつよ
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最近のSNSなど、日本も世界も他者からの承認欲求で溢れている。本当にそれでいいんですか?と問題提起している一冊。一人でいることを問題視する学校や社会こそ、問題がある。
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kawauso
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達人って何だろう。途中から主観的な意見が増えるが簡単にいうと有名な哲学者の引用、解説本。 自分が1人と感じたら、詠んでみると、どこかに思い当たることがある。
0255文字
mami
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◇図書館◇社会的孤立ではなく、主体的に選択された孤独は自由と開放感を得る。 孤独の条件①他者からの承認を求めない②わかりあえる人とだけ、わかりあえればいい③他者と比較しない④人生の主人公であれ⑤今ここを生きよ⑥過去の人生パターンに別れを告げよ⑦長期的な人生計画を立てすぎない⑧自分の内側と深くつながる⑨明日死する者のように生きよ⑩いのちが私している⑪魂のミッションを生きよ⑫他者と深く交流して生きる ・一時停止ボタンを押す・自分の内側をみつめ、認め、眺める・答えを待つ・内側に響かせ、しっくりくるものを探す
0255文字
でかぱんちょ
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【図書館本】メンタルがまた不調になり、普段以上に孤独を感じていた時にたまたま見つけた一冊。前半は正直、芸能人やテレビ番組の具体例、SNSやLINEの同調圧力の話など現代的な例を持ち出し過ぎていてあまり興味を引かれませんでした。しかし後半部からは過去の哲学者や「フォーカシング」の話など、とても興味深く読むことができました。最後の「終わりに」は著者の個人的独白ともいえる内容で、ここまで語ってくれた諸富先生の著作をまた読んでみたくなりました。
0255文字
あ
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①さみしく辛い孤独。②主体的に選択し直された選択的孤独。③一人黙して自己の内面深くに沈潜する実存的な深い孤独。深い孤独を知った人は、表面的な繋がりを避けるようになり、少数の人との間でのごく親密で深い交流でしか満たされなくなる。
0255文字
erinco
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結局人は一人である。孤独であることに気づき、その恐怖に打ち勝つことが本当の大人なんじゃないかな。私も、孤独の達人。私とそれ以外との勝負。それが人生、なんつって。
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ドクターK(仮)
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寂しさを紛らわすために何となく他者と群れる。周りから奇異の目で見られないよう、他人に合わせ、常に気を配る。そうしているうちに、自分が本当は何をしたいのか分からなくなる。自分を見失ってしまう。もともと同調圧力が強い日本社会であるが、近年はSNSやLINEなどの登場により、さらにそうした傾向が強まっているようだ。他者の目を気にせず、他者の評価に左右されず、自分の内なる声に耳を傾けることがいかに重要か(そしてそれが現代社会ではどれほど難しいか)を思い知らされる。
0255文字
Go Extreme
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一人:自分の内側につながる=事故関係形成 深い自己を持つ:比較をやめる・一人時間・内側とつながる・取り組むこと 単独者=心が自由で生きる ワクワクに忠実 寄り道 心のスイッチ 孤独:普通幻想 成熟社会=多様性 一人を生きる:新DINKS 束縛しない人間関係 個の力 苦しみ:ほどよい諦め・向上心 自己価値感 真の自己・ゲシュタルトの祈リ イラショナルビリーフ プチ愛着障害 単独者:キルケゴール 深層の時間 孤独の条件:人生の主人公 今ここ 明日死す者のように フォーカシング 孤独=人間の幸福にり不可欠の要素
0255文字
Akira Suzuki
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他の著作とかなり似た内容。目新しさはなく既読感ばかりつのったが、初読の人には興味深いだろう。ゲシュタルトの祈りが印象的。これもどこかで読んだ気がする。
0255文字
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