形式:新書
出版社:光文社
久々に本読んでて声出して笑いました。日本とフランスの性に関する比較文化の本。 騎士道恋愛やガラントリー、キリスト教、ペスト、色々が絡まってフランスは性におおらかな国になったことがわかりました。他の先進国と同じく少子化は進んでいますが、出生率が高い。 結婚とは無価値なもの。
《本棚メモ》367.9(プラド,ナツキ)
日本の保健体育という科目内容を見直すべき。小学生の理科のような授業を本格的に見直すときがきたのだ。
源氏物語時代からそうだもんね。夜這いに浮気のオンパレード!あれが「名作」なわけだから笑)
サンダーバードさん 夜這いもそうですが、お相手の対象がバラエティ過ぎる…。世界最古の長編小説。ファンタジーだからこそ、妄想を掻き立てられるから、流行ったのでしょうね。それが、開国で一変できる日本って…ある意味すごいですよね。
軽く読み直した。というのもミスター東大、慶応が相次いで性的犯罪を犯しているから。日本には「嫌よ嫌よも好きのうち」「据え膳食わぬは男の恥」など前時代的な言葉が残り、未だ効力を発揮している。女性の抵抗や拒否を曲解する馬鹿。ナルシスト的に「本当は俺としたいはずだ」とか、エロ漫画的に「身体は正直だ」とか呆れる。巷によくいるが、恋愛指南書を鵜呑みにして「3回目のデートだから。家に入れてくれたからOK」とか違うから。そもそも、ガバッと行くなよ段階踏んで石橋叩いていけよ。童貞かよ。
恋愛工学や進化心理学を学んだ俺からすると意味不明
長短あわせ持つのはどこも同じ。ただやっぱり日本で女性でいることのデメリットの多さと比べちゃうのでね・・・。パリの空港着いた途端に解放感もつ私には色々うらやましい。でも現在のフランスの性教育を子育てしながら実践していくのは日本人にはかなり大変。あまりにざっくばらんで唖然とする話も。男の子のいる家庭で避妊具を親が買っておいてそこから息子たちが勝手に持って出かけていくって、ちょっと・・・。エイズが流行した時たくさん犠牲者が出たため、その辺の意識はものすごく強い。別に悪いことでもないのに教育しないのも問題だけど
価値観は凝り固まるといけないから、日本やアメリカはフランスのこれらの価値観はそれなりに見習うべきだと思う。制度的にも早期の専門的性教育くらいはやってもいいと思う。人を愛することについても、エロスをどう楽しむべきかについてもよく考えるべき。それらは人生で本当に大切なことの一つだと思うから。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます