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性そのもの ヒトゲノムの中の男性と女性の探求 (叢書・ウニベルシタス 1084)

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knuuyy
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分厚くて難しい本なので拾い読みした程度なのだけどなかなか面白そう。 「XYY超雄理論」 昔、Y染色体を男らしさと結びつける思い込みをもとに、けっこういろんな研究をしていたようで、 「今日科学者たちはXYYを遺伝学の歴史における恥ずかしいエピソードと見なしている」p.119 クラインフェルター症候群やターナー症候群に対してホモセクシュアルや女装、レズビアンの傾向があるかの研究までなされた(p.152) などなど、(うわ…!)とドン引きするエピソード。遺伝学の歴史やべぇ。
0255文字
ちり
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“人種や性を生物学的分析の第一の分類として用いることは、集団内の重要な違いを看過する原因となり得る。このことは、一般化された恩恵をサブグループにもたらさない治療の使用を導くかもしれない/特に、人種と性における差異についての生物学性な側面に注目することは、そこで作用している社会的および文化的要素を曖昧にする/これら全ての理由のために、私たちは常に、遺伝学的な性差の研究の利益とリスクを批判的に検討しなければならない”
ちり

“性差は、医学研究者が標準的に考慮する対象であるべきだ。遺伝的性差の研究は、女性の-そして男性の-健康についての重大な知見を明らかにするかもしれない。同時に遺伝学研究は、男性と女性の間にほんの小さな違いしか示しておらず、女性間および男性間に大きな多様性のある事を何度も示している”

10/09 18:56
0255文字
qbc
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インポート
0255文字
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性そのもの ヒトゲノムの中の男性と女性の探求 (叢書・ウニベルシタス 1084)評価75感想・レビュー3