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零號琴

感想・レビュー
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ナカユ〜、
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飛さんは器用だなぁ、なんて偉そうな事書いてますけど、まぁ才能の無い人よりある人の本を読みたいのは当たり前だよなぁ、僕もね本を読むだけの生活をしてるわけじゃないんでもっと色んな作家さんを読みたいとは思うのだけど、やっぱりね、SFは外せられないというか、するとね普通の感覚っていうものが・・・なんていうと思ったか!、SFは総てのジャンルを飲み込んだ総合文学道であります、飛さんのこういう料理もやっぱり腕なんですよ!、
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kuma-kichi
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ロジックを求めてはいけない。真面目さを求めてはいけない。現実と幻想の境目を求めてはいけない。
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nokiko
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とりあえず長い 途中離脱 アニメ化希望
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源次/びめいだー
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2019年星雲賞(長編)。面白かったです。
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ひろま
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久々の飛先生の作品。全600頁超一気に読みました。堪能しました。続編は...まあ無理でしょうな。
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門火
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重厚で美しい世界観が素敵で、ライトで読みやすかった!フリギア!プリキュア!!!仮面の虚構と現実が混じりあって分からなくなる感じが面白かった。行ってしまった人々とか轍宇宙の他の星のお話ももっと読みたい!!と思った。設定が好き。
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k16
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ネタバレ面白かった。 舞台は惑星美縟。ここに都市まるごとの巨大楽器、美縟の歴史につながる假面や假劇、万能生物の梦卑といろんなものが詰めこまれた物語。 更に少女戦隊(プリキュアやまどマギ)や巨大ヒーロー(ある意味ロボ)も注ぎ込まれ怒涛の物語へ発展。 音も聞こえてくるような緻密な文で圧倒的な作品だった。
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まきろい
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SF でありファンタジーでもあり。とある惑星で500年ぶりに再建される超巨大楽器。これを祝って国ぐるみの仮面劇が計画されるんですが。何かおかしいこの惑星と住人。そして何かヤバそうな仮面劇が始まります。 どこかで聞いたヒロインやらヒーローらしきものがチラホラ。ものすごい読みごたえで体力いります。流れに頭を任せて読むのがよろしいかと。
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xyzw
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飛浩隆は本当に「イメージの果てにあるもの」を描くのが上手い。漫画やアニメ、特撮といった日本のサブカルチャーが培ってきた想像力を奔放に取り込みながら、無数のイメージが織りなす絢爛豪華な舞台=假劇を読者の脳内に構築していく作者の技倆は見事の一言に尽きる。だが、そうやって作り上げた素晴らしい構築物を、飛は自らの手で無慈悲に、徹底的に破壊し尽くすのだ。まるでそのカタストロフィにこそ、真の美しさが宿るとでも言うように。イメージの彼岸と此岸の境界線上で繰り広げられるこの崩壊劇が、飛作品の真骨頂だろう。
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EOL_st
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ネタバレカタストロフの美しさを書いた小説であるように思う。 魅力的な惑星、惑星から生み出された摩訶不思議な梦卑と亜童、その惑星に立つあるいは訪れる個性的なキャラクターたち、それら全てをもってパズルのように精緻に組み合わせて創り出され、私たちの脳内に立ち上がる物語が面白くないはずがない。 この素晴らしい物語が長く続けば良いと思わせておいて、始まりと同時に終焉も生まれているのである。かがみのまじょのように。 しかしトロムボノクとシェリュバンの旅路はまだ続きそうだけれど、それが描き出される時を待つばかりである。
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pyupi
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読んだのは電書限定のSFマガジン連載版 読めればいいとこっちにしたけどどうやら単行本は相当の加筆があるようで 読み返す時はぜひそっちにしたいと思う 想像し得ない情景存在し得ない音の描写に圧倒された
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オクラマン
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ネタバレ一番最初に著者のあとがきを読むべきだった。 「新しいものはない」と著者が断言していているのだから難しいことは考えずただ楽しめばいい。 美褥という惑星で行われる、神話をもとにした魔術的なミュージカルを、その神話性から逸脱させるために全宇宙で人気のアニメキャラクターを配役。古典にサブカルチャーをねじ込んでぶち壊す。そのアニメというのがどう考えてもプリキュア☆であり魔法少女まどか☆マギカであり、SF小説に現実のアニメがねじ込まれたことでどのような効果をもたらすのか、なんて考えずに楽しく読めばいい。
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司書見習い
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なんという混沌。音楽バトルをする傍ら女児アニメのヒーローショーをする傍ら陰惨な戦争の歴史を暴く傍ら巨悪が陰謀を企てる。 「行ってしまった人々」の遺産によって宇宙進出を成し遂げた地球人類であったが、あちこちに残された「特殊楽器」にはいまだに謎が多い。その対処に当たる特殊楽器技芸士トロムボノクは、特殊楽器「美玉鐘」のために相棒の美少年シュリュバンとともに惑星美縟に行くことになるが……という話。
司書見習い

おじさんと美少年のペアの時点であざといですね。言葉は難しくても内容は非常にエンタメ寄りなので、漢字アレルギーとかではなければ案外読みやすいと思います。 私は好きですが、後半の展開はいわゆるサブカル系が苦手な人だとダメかも?

01/08 19:59
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あこん
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演出
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そー
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ネタバレプリキュア 、戦隊ヒーロー、手塚、まどマギ…作者の愛を感じるコラージュアート的面白さ。重そうに見えてシンプルなエンタメ作品。人は何故二次創作を始めるのか?という問いかけも面白い。
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雨衣
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率直に、上手く感想が出てこない。でも無性にまず書き置きたい「無宗教の生前葬」。この言葉ひとつ取っても重厚、濃厚な飛作品であったことに間違いはなく、けれど廃園の天使シリーズから期待したほどの高級感は薄かった。しかし、ある種その低俗さがあったおかげで世界観を享受できたとも捉えられる。圧倒されたことは間違いなく、とんでもない物語を読んだ実感は本を閉じた後でじわじわと胸の内に広がってきている。物語が有する無の奥側、そこに魅了されたなら受け取り方として正解なのでは。読了後、ただ果ての無い砂漠と儚く美しい銀河を想う。
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Kazuya Nakagawa
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ディズニーで映画化されそうなエンターテイメント。二次創作の理想郷。
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無重力蜜柑
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ネタバレぶっ飛んだアイデアに彩られた独創的な世界、それを余すところなく伝える表現力……飛浩隆のセンスと超絶技巧が600ページに渡って爆発し続ける芸術的な作品だった。飛浩隆の文章は五感を総動員して読者に働きかけ、その脳内に実体を持つ音楽や味、匂いを作り上げるようなところがある。それは作者自身が音楽を始めとする主流芸術に深い造詣があるからだろうし、建国以来毎週大「假劇」を繰り広げる芸術国家というのはその強みを存分に活かす舞台だろう。ヌウラの演奏で「音響彫刻」が成立するシーンや美玉鐘の真実、何度鳥肌を立てたことか。
無重力蜜柑

二次創作や魔法少女、戦隊モノといったサブカルをぶち込み、絶妙なユーモアで硬くなりすぎるないようにしている。同時に美縟の神話的世界に時折ネットワークやナノマシンのようなSF用語が混ざって異化効果をもたらし、星の真実を含めて王道なSFとしても異常に面白い。どれだけ言葉を尽くしても足りない。推敲に七年もかかっただけあるし、間違いなく日本SFの最高峰の一つだと思う。

10/13 22:49
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ほんのむし
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なんというか独特の世界観ですね。 以前、NHKでやっていたムジカピッコリーノとプリキュアを合体させたようなおはねしなんやけど・・・うん、それ以上言いようがないね。 どうも外国語の登場人物達は覚えられずに、物語に没頭することができないわ。
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しえろ
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クロスオーバー女体化二次創作!(当然荒れる)
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nadja
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魔法少女もの(プリキュアやまどかマギカ)等のサブカルの影響を強く織り込みつつも、宇宙規模の真実が立ち現れてくるSFでもあって、これは中々佳いワイドスクリーンバロック。キャラ設定が独特で魅力的だし、軽さもあってリーダビリティも高い。私は楽しんで読めたが、読む人を選びそうな作品ではある。
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👽やまさん🛸
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申し分けないが、あと150ページを残して挫折。どこが面白いかさっぱり分からなかったし、それ以上読むのは苦痛だった。
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桃柳
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厚さにビビりながらも、作者との相性の良さを信じて読み進める。情景の描写の硬質な美しさと、亞童や人物の行動の生生しさが良い対比になっていたような。 かげきに入ってからは、一気呵成に読み終えた。内容のスピード感に引っ張られた感覚。 まだまだ枝葉を描けそうな世界観ではあるけれど、それはまあ置いておいて。娯楽SF、万歳!
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星落秋風五丈原
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そうみなさんおっしゃってるようにプリキュアなんですよ。重厚なのを重厚なのを予想してたが意外と軽かった。日本名前の登場人物が出てくる。
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oyatsudoki
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ネタバレページ数のわりに読みやすい。ある宇宙「轍宇宙」とある星「美縟」の世界観構築がとても巧みでわくわくした。假劇やフリギアのような作中劇の扱いを見て物語の登場人物と鑑賞者の概念を二項対立させようとしている気がして、それを念頭に読み進めてみたものの見当違いだった模様。というか良い意味で卑怯だよ! 二次創作者が「あなたを救いたいと思うのは迷惑ですか?」って原作キャラクターに聞くのは。
oyatsudoki

シェリュバンがウーデルスを所有していたことがあるってどういう経緯?とか、「かがみのまじょ」ってつまり何?とか、パウル勝ち逃げすぎん?とか、結局終わってみれば本筋とは関係なかったけど気になりすぎる話題が多い……。まだ続き書けそうとは後書きにもあったけど、今はとりあえず<空の園丁>の完結に期待したい

08/27 17:46
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なつめ
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『象られた力』の読む人を絡めとるようなパワーに惹かれて飛氏の作品をずっと読んでいます。寡作なので難しいことではありません。本作はとても期待していたのですが 今ひとつ入りこめずに読了。
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Cell 44
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これが『魔法少女まどか☆マギカ』とほぼ同時(『零號琴』の方が開始時は約一年ほど早い)に連載されていたということに何か少し目が眩む思いもする。旋妓婀の描き方、なきべそのフリギアの物語への登場の仕方がとても良い。
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深海魚
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過去作に比べ、今回はエンタメに振り切った娯楽SF。とはいえこんなレベルの娯楽SFが書ける人はそういまい。たいへんおもしろい異星SFであり音楽SFであり、いろんなパロディもそこかしこにある。この轍宇宙の設定だけでも魅力的なので、シリーズとしての展開も望みたい。(前日譚?は執筆中とのこと)
深海魚

「零號琴」「美褥」など、ネーミングセンスもさすが。

02/25 02:54
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なさぎ
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史実が周知であったが故に、神話は望まれ生まれた。しかし時の風化は両者を主客逆転させ、失われた史実が神話以上の神話として望まれるようになる。能動と思っていたものが、実は受動なのだと気付く。その「気付いたわたし」すら、仕組まれた反射に過ぎないのだとしたら。『零號琴』に織り込まれたパロディに読み手は気付く、否、「気付かされている」。既知のパロディを超えた気付きを得るすべは無いし、逆に気付いたパロディを無視する事も出来ない。想像力とは自由ではなく、常に何かに捉われていて、でもその不自由こそが自由なのだ。
なさぎ

〈「あのねあのね、シェリュー。わたしはやっぱり『最終回』の先を歩いていきたい。『フリギア!』は狭い。假劇も狭い。いま鳴っている鐘の音楽が終わるとき、㤀籃も消えて、わたしはいなくなる。不可能だとわかっているけど、でもやっぱり、またあの銀河が見たいです」〉 (540)

01/26 21:05
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ミミミ
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ビジュアル化を渇望してしまうなー
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藤宮はな
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巨大ロボット魔法少女(プリキュアならぬフリギアだがまどかっぽさもある)特殊な楽器ゲーム的な神話世界風の異星の活劇。諸々詰め込んで娯楽的読み物に徹したし新しいものはないと著者が語っている通りだが、しかしラノベ的なモチーフにしてはそこまで弾けることなく(ある意味文章で遊んでいるのだがラノベ風ではない)、ラノベの方には舵を切らないため少しバランスは悪いか。SF的に言えばメタでもありワイドスクリーンバロックとも言えるか。
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さとさとし
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星の500年祭を祝うサーガを上演する。そのために呼ばれた役者、演奏家、脚本家、仮面作家、記者などが織りなすSF的ドタバタを描いた作品。・・・と、あえてミスリードな説明をしてみた。 飛浩隆の600ページの作品ということで身構えたが、400ページ位まではラノベのように読みやすい。 零号琴が示すものと、れいごうきんの言葉の響きにしびれる。 原作のないスーパーロボット大戦。
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卯木杳介
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電車内で読み進めたが、コロナ禍でなければニヤニヤした顔を衆目に晒すところであった。続編が書けそうな終わりだったので期待している。
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たけいち
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ネタバレ美褥で生きる人々の終わりは初めから設定されていて、それは受け入れるべきものだったのだと思う。梦卑の夢にも最終回はあって然るべきなんだろう。その点で宇宙征服ドリーマーおじさんが引いた糸もあながち余計なものだったとは思わないが、セルジゥがいけすかないとする評は分かる。目に入るもの肉親すら玩具にしてて可愛げがないよ宇宙征服ドリーマーおじさん。フリギアは神アニメっぽいけど、プリキュアっぽいタイトルの割にまどかマギカですね。初読みの作者さんでしたが良い膚触りでした。他の作品も読んでみます。
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よこ見
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ネタバレ惑星「美縟」で毎週繰り広げられる、住民全てを巻き込んだ假面劇。一見楽しげなお祭りが、実は住人の自己の存立に関わる儀式だと発覚した時の驚きたるや! 美縟の人々の呪われた境遇に同情するし、終盤のカタストロフには胸が締め付けられる。例え欺瞞が隠されていようが假面劇は一つの生の営みだったのであって、それが永遠に失われてしまったことは悲劇としか言いようがない。救いと言えば最後の假面劇に混入されたフリギアが新たな展開を経て最終回のその先へと至ったことであろうか。
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MICK KICHI
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最終的にプリキュアしか残らなかったかな。設定は凄く面白いんだけど、冗舌に語り過ぎるのと、名称に凝りすぎて、いまいちストーリーが乗っていかなかった…。高千穂遙調で突っ走って行くくらいで丁度良いのに。主人公のバディ、魅力的なんだけど、もう少し書き込みが足らないかな。惜しいというか、好みの問題?
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みゃ~
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初読みの作家さん。特殊楽器技能士のトロムボノクが相棒の第四類改変態のシェリュバンと向かった美褥では都市全体を使った巨大楽器美玉鐘の再建が假劇と共に行われようとしていた。古典的な番外にフリギアを組み込んだ假劇は様々な思惑をはらみ誰もが想像しなかった結末へとなだれ込んでいく…。美玉鐘、美褥、零號琴、亞童、假面、假劇、美褥五聯の紅祈、芹璃、昏灰、華那利、沈宮…、漢字の持つ圧倒的な情報量と煌びやかさにうっとり。SFを土台に美褥の過去とパウルの目的という謎解きを加えてフリギアを混ぜたような…。面白くて読み応え十分。
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syaru
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SF読み慣れてないから情景もなかなか思い浮かばず最後まで読むのにめっちゃ時間かかった。自分の理解力の無さもあるけれど、こんだけの独特な世界感を自分の思うがまま縦横無尽に書けるって物凄いなー。
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2n2n
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伝統芸能へサブカルチャーを取り入れることで革新性を与え、古くから伝わる物語を今の時代のための物語へと甦らせる、という話だと思う。違うかもしれないが。
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dosukoi9000
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ネタバレ上位人類の遺産が点在する世界で、特殊な劇文化を持つ惑星「美褥」における開府500年目の祭事を取り巻く群像劇。零號琴はその劇の中心となる謎多き楽曲のこと。100万の鐘からなるカリヨンの持つ力、想像力を交換し合う万能細胞で形成された原生動物、劇に隠された暗い歴史、零號琴の謎、多様な登場人物の異なる思惑など、異なるスケールの多様な謎が同時に提示され、登場人物と共にその全てを共に追っていく感覚が素晴らしい。P2P通信の未来系のような相対能、二次創作を通じた創作への希望など、エンタメ的幅広さに溢れた圧倒的な娯楽作。
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