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朝鮮分断の起源:独立と統一の相克 (慶應義塾大学法学研究会叢書 89)

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犬養三千代
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この本を読んで一番強く思ったこと。それは、「タイミング」。 悪者を悪者たらしめるタイミング。 それは今の世界情勢にも深く及ぼしている。なんともやりきれない。
0255文字
BLACK無糖好き
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1945年の終戦間際から1946年5月までの期間に絞って、朝鮮半島分断に至る経緯を詳説。1945年12月の米英ソ外相のモスクワ会議で、米国から提出された「朝鮮の統一管理」を上手く利用したソ連案が合意に至り「モスクワ協定」として採択されるが、中身は自由選挙を回避した朝鮮臨時民主政府の樹立を目指したもので、ソ連側の将来の単独行動の土台となったと分析している。◇分断の根底にはスターリンの安全保障に対する徹底した考え方が存在している。その後ソ連は崩壊するが、歴史上の勝者はスターリンかもしれない。
0255文字
Satsuki
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副題は「独立と統一の相克」だが、改めてこの両者の関係の難しさを感じた。書名の「起源」への回答は何かと言えば、米の原爆完成とソ連対日参戦(の前段である欧州戦線終結)のタイミングに伴う米ソの拮抗・妥協により引かれた38度線を境とした、「米ソ共同作戦」である両国の進駐がその原型。そして冷戦の開始により決定された、と読める。全土信託統治を経ての独立、全土の米又はソ連勢力圏入り、39度線での分断、と本書で指摘されている実現しなかった様々な可能性を想像する。朝鮮半島そして日本にとって何が最善だったのだろう。
0255文字
AKI
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クソ大変。
0255文字
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