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江戸を造った男 (朝日文庫)

感想・レビュー
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タッキー
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河村瑞賢といえば、淀川の改修しかイメージがなかったのですが、元は江戸でいろんなことをやっていた人だったのですねー!明暦の大火の後始末から始まり、米の物流の整備から治水、銀の採掘などなど。この江戸の初期にこれだけ大規模な土木工事をしていたのがまずすごいと思います。そして、何よりすごいのはこの気力!普通、次男が亡くなった時点で終わりかと思いきや、そこから一大事業に携われる気力に感服!淀川改修の章は、大阪に住んでいる自分にとっては、馴染みのある地名ばかりで、今の地図と照らし合わせて読みました!
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ソフィ
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初・伊東潤。これはもうビジネス書? 七兵衛こと河村瑞賢が清廉潔白・まっとうすぎて最初はどんなものかと思ったけれど、やり遂げた事業の規模の大きさにただ圧倒。銀山が終わった辺りでもまだページ数が残っているので、まさかこれ以上……?と(笑 ジャンルは違っても人が「心地よく働ける仕組みや状況を作」り、大利をとれば成し遂げられることを示した。この叡智はどこから来たのだろう? まさかの人相?
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Waterflow
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ネタバレ江戸時代、淀川・大和川で治水工事を行なった豪商で、大阪の人間なら一度は名前を耳にしたことがある河村瑞賢のことが知りたくなり本書を読み始めました。伊勢の農家で、江戸で川流れの野菜を漬物にする商売で成功し、明暦大火直後の木曽福島の木材買い占めで一財産を築きます。その後将軍後見役保科正之に認められた瑞賢は幕命による東廻・西廻航路開拓、頸城平野新田開発、上田銀山開発などの公共事業を次々と手掛けていきました。淀川・大和川治水は66歳からの事業。江戸時代の大手ゼネコンの祖は情熱と智恵で大利を生み出す凄腕の商人でした。
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ジョルジョ
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まさに江戸時代を作った男、といっても過言ではない河村七右衛門。いつの時代も、偉業は役人では成し遂げられない。江戸時代のインフラ整備のお陰で、江戸時代が平和で繫栄しし、その後の日本につながったと思うと、語り継がれる人物と尊敬する。いつの時代も、世のため人のために尽力するひとがいるので、多くの人に読んでほしい本。
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のびすけ
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河村屋七兵衛が成し遂げたプロジェクトXの数々。一介の商人に過ぎなかった七兵衛が明暦の大火の折に材木取引で財を成し、その後幕閣に見込まれ、航路開拓、治水事業、銀山開発などの大事業を次々と手掛け、当時の社会インフラ整備に大きな功績を残した。自分の損得ではなく、「経世済民」の心構え。プロジェクトリーダーとして物事の見極めや判断、創意工夫、人心掌握といった能力も非常に優れていた。心に刺さる言葉が随所に散りばめられ、七兵衛の生き様に胸が熱くなる素晴らしい作品でした。
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perican
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ビジネス本を読んでいるようだった。私心を持たず天下万民のために尽くすことが商機を開く。そうですか。。。 とにかく地元が一緒で嬉しい。
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ねこうさぎ
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江戸初期も大変だったが、江戸が大きくなればなるほど、あらたな問題山積。大きくなった江戸や大阪、銀山のインフラ整備をととのえていった七兵衛の物語。時代物+ビジネス書的な読後感もよい。
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KAT
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乞食同然の境遇から身を起こし江戸時代の富商にまでなった、河村瑞賢(七兵衛)の一代記。海運航路整備、治水灌漑、鉱山採掘、これが一人の人間の業績か!と驚かされる。どこまでも謙虚な姿勢で、万人のために働き、個人の利を貪らない。仕事の心構えを説いたビジネス書を数冊読んだ感じ。ひとりの商人の成功譚として清々しい気分で読了できた。―――人とは怒鳴り付けて動かすものではない。その人の気持ちを理解し、人それぞれの値打ちを尊重し、気分よく仕事ができる環境を整えてやれば、人はいくらでも力を発揮する。P.505
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Book & Travel
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江戸時代初期に東廻り・西廻り航路を開拓し、海運の発展に大きく貢献した河村瑞賢こと河村屋七兵衛。職場から近い霊岸島に屋敷があった人物で以前から気になっていた所、本書を見つけ手に取った。著者の作品とはあまり相性が良くない印象があったが、私欲に拘らず、航路開拓に加え越後や大阪での治水事業、銀山開発と生涯大事業に挑み続けた七兵衛の人生の物語が、当時の技術や数々の苦難を含めて詳しく描かれ、とても面白く読めた。保科正之、新井白石らとの信頼関係の描き方もいい。ただタイトルは日本中を駆け回った彼には相応しくない気もする。
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navi-labo
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とかく金儲けばかりに走りがちな全ての現代人必読の書ではないだろうか。かつての日本に誠実に生きた大実業家がいた。河村七兵衛(瑞賢)は最初に稼いだ財を元手に幕府から依頼される公共事業を次々と成功させてゆく、大河ドラマになるほどの一代記。しかし人生順風満帆ではなく息子を失う絶望は筆舌に尽くしがたい。瑞賢があまりに誠実過ぎて、吉村昭のような記録文学を読んでいると、どこまでが創作なのかを疑ってしまう。こんな偉人なのに記念館の一つもないとは。道徳の教科書に取り上げられても良いのに。
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sorriso
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友人に勧められて、途中でやめるつもりで読み出したが、面白いのと勉強にもなるのとで、止まらなくなった。どれほど成功しても、どれほど辛い事があっても、腐らず驕らず謙虚に前向きに生きる七兵衛がとにかくすごい。人のために役に立ちたいという考え方に心から共感を持ちつつも、与えれば搾取されるだけで、いいように使われて終わる虚しさを感じる最近の自分は、人間が小さ過ぎるのか?考え方や捉え方の問題??などなど、いろいろ考えてしまった。
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コニタン
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河村屋七兵衛は、海運航路の開発、淀川治水工事など様々な偉業を成し遂げた人物で、この年まで私は知らなかった。目先の利益に走らず、苦しんでいる民百姓のために尽力され、国のために仕事された凄い人物でした。物凄く感動した小説です。良かった!
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碧雲-  lukeminen
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河村瑞賢の生涯
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ねこじゃらし
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江戸を造ったというより、江戸時代の物流システムその他を作った人、といったところ。輝かしい業績だがそう言った仕事を受けるきっかけは史実ではどうか知らないが作中では嘆願を出したことだし、やはりある程度運も絡むのは当たり前か。 それと改めて平和な時期が長かった江戸時代はこういう発展が凄かったんだろうなと思った。
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チャゲシン
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明暦の大火後、需要を見越して木曽の木材の売買を一気に引き受けて財をなした河村屋七兵衛は、大火の死者を弔い、炊き出しを行うなど私利私欲に走ることなく誠実に生きる。その至誠と能力を見込まれ、後に江戸への廻船航路を開拓して東西の物流を確立し、高田藩や大阪の治水を整え、銀山の発掘にも成果を上げ、ついには武士にとりたてられる。だが常にその心の奥底にあったものとは、、、そして働きに働いて大往生を遂げんとする時に彼がみたものとは、、、涙なしには読みきれない、伊東作品最高傑作といってよいです
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ふーみん
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河村七兵衛にはピンチの時に諦めず踏ん張る力があった。木曽へ渡るつり橋でも関を開けるときも銀山の井戸へ降りんとするときも自ら死を覚悟してやり遂げようとしたらそれを助けるものが現れて危機を脱する。その助けるものこそは七兵衛が期せずして結んだ縁がもたらしたものだ。次々と難仕事が持ち込まれるが、「仕事は才ある者が行うべきだ」彼の才とは人に接する姿勢、人心掌握力だ。「人とは怒鳴りつけて動かすものではない。気持ちを理解し価値を尊重し環境を整えればいくらでも力を発揮する。」堀田大老にもこれがあれば殺されなかったかも。
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yabuhibi89
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単行本でも読みましたが、文庫も読みます。 読みやすくなっています。
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TheWho
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時は17世紀の江戸初期、江戸幕府の成立と共に膨張した江戸で起った前代未聞の大火事、明暦の大火で財を成し、その後に江戸への海運航路の整備や大阪や新潟での治水・灌漑、そして鉱山開発等を手がけ、正に江戸時代の経済を担った政商、川村瑞賢の一代記。伊豆から裸一貫で、江戸の出て類まれな視点と行動力により、豪商へとなるが、単なる立身出世物語では無く、正にノブレス・オブリージュを体感させる巨人の物語だった。江戸人の意気な波乱万丈な男の生き様を描いた秀作です。
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baru2ini
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歴史が大政治家や英雄のみによって造られるものではないことを改めて認識させてくれる作品。
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ながしまともよし
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商売を越えた所で、社会貢献につくした男の生涯。大きな実績を残しても、偉ぶることなく、仲間を尊敬し、難事業を解決していく姿に圧倒されました。才覚でなく人間関係、諦めるのでなく、知恵を絞る。現代に生きたとしても大いなる功績を残したと思うほど先駆的な人でした。今までは、この人の功績の一部しか知らなかったので、大いに勉強になりました。
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mcbook
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☆4 河村瑞賢の生涯を辿った作品。 航路の構築、治水事業など、今で言うインフラ構築に何十年という人世を捧げ、成功を収めてきた。こんなひとがいたのか?と初めて知りました。 この時代に商人として、これほどの自業をなし遂げるとは。 より深く知りたくなりました。
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誰かのプリン
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東西航路の開発に始まり川の治水、銀山開発。物凄いことを成功させた人だと再認識しました。歴史の教科書にもっと取り上げて欲しい人物の一人です。⭐5💯
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ニックス
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江戸を造った男というタイトルから、「江戸」という街の成り立ちにについて書いているのかと思ったら、河村瑞賢の話だった。私はこの人を知らなかったので、この人が江戸時代が人口増加問題や経済発展のためにとても活躍した人だということをこの本から学んだ。河村瑞賢は歴史の教科書に出てくる人らしいので、この人を知りたい人は読んでみてください。星3
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金吾
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○河村瑞賢については治水のイメージしかありませんでしたが、様々な偉業を成し遂げた人であることがわかりました。私ではなく公のために他の人が出来なかったことをやっていく姿に感動しました。
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Masaki  Maruyama
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河村瑞賢=西回り航路、東回り航路。丸暗記受験日本史ゆえ、持ち合わせていた知識はこれだけ。そもそも何のための航路開発、瑞賢Who?、と考え出せば切りがないのだけど、想像をはるかに超えた「切りのない一生」を送った人だと知った。君津市久留里ゆかりの新井白石も登場するので、地元読書とも相成った。本書とは関係ないが、新井白石の「新井」とは前任地の群馬県太田市「新井」町に由来するとのこと。太田ではそんな話を聞いていなかったので、これは驚いた。
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名駿司
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★★★★★ 川村七兵衛(瑞賢)物語。明暦の大火後に得た利益を救世済民に用いる。遺骸の火葬を敢行したことを契機に、やがて米運搬のために輸送路を整備、東廻り・西廻りの海の道の開拓を任され、川も整備して江戸の食料を支える。治水に留まらず鉱山開発等へと日本中を駆け回った。常に民衆のことを第一に考えて仕事を進めるのだが、そのやり方は働く環境を作ることで効率化を図る方式。現代になってようやくできて来たことじゃないか! 仕事量にも方法にも考え方にも胸が熱くなった。都市としての江戸ではなく、江戸時代を作った男ですね。
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ク~マニャン
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河村瑞賢…江戸と云うより、日本の礎を造った男。
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yasu7777
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★★★★☆ 練馬2687-20
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ひろしくん
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河村瑞賢の生涯を活き活きと描いた物語
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BIN
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後の河村瑞賢こと商人河村屋七兵衛を描いた作品。江戸時代初期に航路開拓、灌漑、治水、鉱山開発と人が失敗し続けたことをやり遂げた男。一代でこんなにも成し遂げた人物がいたのかと感心しました。儲けもさることながら、世の中人のために働き続けた人物、偉大ですね。これは良作。
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zuzu
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この本で初めて河村瑞賢を知りました。商人ながら数々の公共事業に携わり成功させる知識と人柄が素晴らしい。
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mura_ユル活動
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前から読みたかった書。江戸を一層強固なものにしていく過程。時代小説として楽しく読めました。特に終わり方が好きだなあ。商人、河村屋七兵衛、伊勢の国から出立、生涯を事業に捧げる。人の掌握術、資源(人材・資金等)を上手に使う。働きやすい仕組みや環境を整える。「周到さ」に秀でる。明暦の大火から信用を勝ち取っていく。時代の平均寿命は40歳前後、それを92歳まで生きた。相次ぐ息子の死。新井白石の著作物に彼の多くの記録が残る。最後は武士に。続く→
ひろゴン

1500冊おめでとうございます!!👏😁まさに勲章ですね😌2021もムラさんのレビューを楽しみにしてます🙇

01/01 00:16
mura_ユル活動

ひろゴンさん、ありがとうございます😊。キリが良かったので無理しちゃいました😆今年2021もよろしくお願いいたします。

01/01 00:26
13件のコメントを全て見る
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flounder2
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ネタバレ江戸の材木商:七兵衛。商人として財を築きながらも幕府事業を手がけ、海運航路・治水・銀山開拓を行う。 河村瑞賢、字面はどこかで目にした気がするが、全く記憶にない人物だった。しかし自らの力で財を成し、公共の利益のために生涯働く人物の大きさに感動した。仕事への考え方、仕組み作り、報酬、人への接し方等参考にすべきところが沢山ある。 初読作家さんだがとても読みやすく、他の本で取りあげる人物も面白そう。2020年個人的No. 1本かもしれない。
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ミッキーラブ
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あの歳になっても働き続けた事がすでに凡人ではなかった。
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まひはる
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伊勢の貧農に生まれた七兵衛(後の河村瑞賢)は江戸に出て、苦労の末に材木屋を営むようになり、明暦3(1657)年、明暦の大火の折に材木を買い占めて莫大な利益を得る。やがて幕府老中の知遇をえて幕府の公共事業に関わっていく。日本列島の東廻航路・西廻航路の整備や全国各地で治水・灌漑・鉱山採掘などの事業を手がけ、その知恵と胆力で次々と難題を解決していく。新井白石をして、「天下に並ぶ者がない富商」と賞賛された男の波瀾万丈の一代記。ビジネスパーソン必読の長編時代小説。
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tomo
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☆☆☆☆ 4.0 東・西航路の開発に、畿内と新潟の治水、はたまた70過ぎてからの銀山開発って、どんだけ働くの七兵衛は。「家康、江戸を建てる」の男たちもすごかったけど、トンデモないねこの人は。500p以上の大作にも関わらず、成し得た事業からすると、書かれていないことだらけなんだろう。河村瑞賢、知らなかった。
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しょー
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 かく生きねばあるまい、と頭の下がる一冊。  大商人が主人公の歴史小説。自分の富をうるおすのではなく、公や労働者の生活を豊かにする姿勢が、器の大きさを物語っている。  偉人伝として読み応えがあるが、江戸の文化や風俗に触れられる点も見逃せない。ただし、苦しみや恐れの対象が肉迫するのだが。「地震雷火事親父」。火事の怖さがピンと来なかったが、言葉が残る所以が分かってしまう。  ストーリーの展開の早さ、目に浮かぶ描写の精密さがどちらも満足できる内容だった。この主人公がドラマなら、毎週楽しみかも知れない。
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竹香庵
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まあ全編通して爽やかであることよ。できすぎにも程があるくらいカラッと気持ちい。江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し口はでかいが腹は空っぽ。いいねー、七兵衛は男だねー。小説はこうこなくっちゃだよねー。途中から文章のツクリも分かってくると、ハイこの人いいヤツね、ハイこの人も見どころあるヤツなのねと、テンポですっと分かっちまう。ただ伝十郎の顛末は…。なんとも悔しい。これだけ分厚ければじっくり楽しめると思いつつ、なお耐えに耐えてわざとゆっくり読んだのに、それでも一気読み。あぁ読了してしまった。義を見てせざるは勇無きなり!
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yyrn
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河村瑞賢(1618-99)の功績を小説仕立てで教えてくれる本。明暦の大火でいち早く材木を大量に買い付けて財を成したことで歴史の表舞台に登場し、幕府に乞われて奥州のコメを江戸へ安全に運ぶための東廻り航路の開設を手始めに、それに成功すると日本海からの西廻り航路の整備も手がけて、各地の河川改修や築港にも関わり、後に大阪・淀川下流域の治水工事も任されるなど、今でいうなら国交省の仕事を一介の商人が次々と請け負ってことごとく成し遂げたという事実には圧倒されるばかりだ。豪商だからと思いたいところだが、そうではないと。
yyrn

因みに、人生50年もなかった時代に、50歳を過ぎてから上記の事業を次々と手掛けるのだから、ちょっとスゴイ。いや、ちょっとどころではなく凄い。82歳まで長生きされたのだから、神様に選ばれた男だったのだろうなと思いたい。ところで「大日本沿海輿地全図」を完成させた伊能忠敬も隠居後に活躍する偉人ですが、さて何歳で没したでしょうか?答え=73歳。

03/31 22:45
yyrn

このような偉人から凡人は何を学べば良いのだろう?商機を見逃さない優れた情報収集能力?目標を立てたら何としてでもやり抜く強い意思?思わぬ困難に直面しても諦めず解決策を考え抜く忍耐力?大勢の者に3K仕事に従事してもらうための人心掌握術?上に立つ者の心構え?憧れ?しょせんモノが違うという諦め?

03/31 23:05
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みこ
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江戸時代に航路開拓で名を知られている河村瑞賢の一代記。まさに不撓不屈の生涯を熱く描いてくれる。終章の妻に看取られた臨終場面では涙がこぼれた。そして、その後に第一章冒頭のシーンに戻り小さな「IF」が描かれる。このIFの延長上の世界では恐らく材木屋七兵衛は河村瑞賢とならなかっただろう。しかし、それでも七兵衛は己の生涯に誇りを持ちながら妻に看取られ最期を迎えただろうことが想像できる。何を為したかではなくどう生きたか、そんなことを考えさせられる著者からの優しいIFだった。
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