読書メーター KADOKAWA Group

楊花飛ぶ 原采蘋評伝

感想・レビュー
4

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
きょ
新着
小津夜景という素敵な雰囲気の俳人のエッセイに、この漢詩人が取り上げられていて、他市の図書館から取り寄せてもらった。原采蘋という江戸時代末期の男装の女性漢詩人の評伝だった。江戸時代にこんな生き方をした人がいたことに驚いた。地元の福岡県ではメジャーなのかもしれないが研究している人は少ないようだ。著者が評伝にしてくれて有難い。それにしても、私の居住地の図書館は、何だろうね、何冊県内から取り寄せを頼んだろうねという感じ。もっと読みやすいものは篠田節子が小説化した「女だてら」というのがある。漢詩、たまにはよいね
0255文字
EMI
新着
日本の女性漢詩人は珍しい存在。中世では有智子内親王、近世では江馬細香、梁川紅蘭、そして原采蘋。本書は江戸後期の女流漢詩人・原采蘋の「跡は楊花の風に依りて飛ぶに似たり」という生涯を追いかけます。男装、帯刀で全国を旅した采蘋。江戸では当代一流の男性漢詩人達と交流があり、優れた才能で市中に名を馳せます。彼女の父は儒学者。儒教の教えでは女性の地位は低く、詩で身を立てるのが難しかった時代、何故このような人生を選択したのか興味深いところ。繊細な感受性、力強さと格調高さを併せ持つ詩の硬質な美しさに胸を打たれました。
0255文字
gontoshi
新着
原采蘋、このような女性が江戸時代も おられたのかなと思います。
0255文字
金糸雀
新着
おもいっきり男社会 封建社会の江戸後期 その才能を故事に出てくる中国の美女にたとえられる女漢詩人がいた。その人の伝記的小説。詩(漢詩)は孔子が一番学問を深め豊かさを得る。やらないのは嘆かわしいと子息だか高弟に説いた。う~ん。私もそのまま筆とはいかずも筆ペンで載っている漢詩を臨書したいなぁ。う~ん😔。今の個人的興味は和本 漢詩 バンド・デシネかな。ごめんなさい。感想になってないかもね🎶
0255文字
全4件中 1-4 件を表示

この本を登録した読書家

loading...
楊花飛ぶ 原采蘋評伝評価100感想・レビュー4