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アニマル・ファーム (ちくま文庫)

感想・レビュー
48

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アイス
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「動物農場」を漫画化したもの。とてもわかりやすかった。しばらく、日常でも悲しみが残り、やりきれない気持ちでいっぱいになった。解説もよかった。
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hirokoshi
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「動物農場」について、映画「ザ・ハント」でちらっと触れられてたので、そういやまだ読んでないな〜でも文字だと読むの時間かかるかな〜とこちらを。めっちゃおもしろかった!すごい!結局原作も読みたくなる!解説によればこれはスターリン批判らしいけれど、あれこれ普遍的で、特に7戒がじわっと改変されているあたりは、自民党の憲法改正案ぽくてゾッとした。序盤でメイジャーが、人間に勝ったからといって人間の享楽を真似するなと釘を刺すとこには感心した。
hirokoshi

次の「くだんのはは」も、一緒に掲載される意味のある作品だった。ゲーム「せがれいじり」から気になってたけど、こういう話だったんだなー。

11/22 14:07
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なま
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★4 ジョージ・オーウェルの「動物農場」を石ノ森章太郎が漫画化して1970年に「週間少年マガジン」に連鎖した物を文庫化。原作に忠実ではあるが、漫画の為に要所を選択したストーリー展開。イラストがあることで読みやすさがある。本書には小松左京原作「くだんのはは」と「階段牡丹灯篭」をモチーフとした「カラーン・コローン」の2編も収録。この内容の濃さをみると、同時期の掲載作品に興味がわき、昔の少年マガジンも読みたくなる。
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こあら
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世の中は、少しづつ良くなりながら、同じことが繰り返される。
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のちのよるねこ
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小説を読んだので漫画も読んだ。面白かった。最初に導入としてこっちを読めばよかったかな。簡潔だが、分かりやすいし、ツボを抑えてる。漫画なので当たり前だが、改変や統合がある。後半は駆け足気味。ただそれでも魅力は変わらない。 それにしても石ノ森章太郎、漫画上手いなあ。コマ割りと話のテンポ、動作のスピード感が。歴史的な大御所なので当たり前っちゃ当たり前だが、こんなにか。
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キュー
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先日、原作小説を読んだのでついでに目に入ったこのコミカライズを読んでみた。乗っていた時代の石ノ森先生の独特なコマ割りがダイナミックで良いんだけどラストの展開が急いでる感じが残念。ラストも特に台詞も無く絵で見せる感じでそれはそれで怖さも感じるのは良し。併録の小松左京原作のくだんのははは原作小説を読んだ事は無いけどラストがああ終わるのは意外で小説も読みたくなったかな。もう1つの併録作はオリジナルでホラーかと思わせてSFというどれもオチが一捻りあった作品で纏めた作品集だったのかなと。
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from83
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巨匠石ノ森が巨匠オーウェルの作品に感銘を受けて描かれた作品。シンプルで力強い漫画を久しぶりに読ませてもらった。小松左京原作の「くだんのはは」も面白かった。この暗さや怖さがいいんだよな。
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ジムナスト
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少し前にジョージ・オーウェルの「動物農場」を読んだうえで、この石ノ森章太郎の本作を読みました。 やはり分かりやすいですし、石ノ森章太郎が有名著作を漫画化して多くの読者に知ってほしい、読んでほしいという意思・意欲が強く伝わってきました。 また、小松左京原作の「くだんのはは」も衝撃的で、読み応えのある傑作コミックだと感じました。
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ダイスケ
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ネタバレ解説より抜粋、ロシア革命を経てスターリン主義の恐ろしい独裁体制へ変質したプロセスを風刺した作品。革命や理想を目指す宗教や民族主義運動において、ある派閥が権力を握り反対勢力を排除しようとした結果、理想が失墜して暴力と腐敗に満ちた独裁体制に堕してしまう普遍的なドラマを描いている。
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kaikoma
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原作の雰囲気を損なわず且つオリジナリティも楽しめる点で、絶妙の構成です。昭和の作品はあらすじの中に、明確な思想が有りますね。久しぶりに原作も読み返してみたくなりました。伝承や史実も絡めた短編の2作品もゾクゾクする感じの怖さが有ります。
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tsubomi
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ネタバレ2021.12.19:高校時代に学校の指定図書として英語で読んだことがあり、そのときはストーリーを追いかけるだけだったのですが、社会人になってスターリン時代のソ連の警察機構や文化人に対する粛清の具体的例を本で読んで、今回改めてマンガでこの作品を読んでみたところ、読みながら、これってスターリンに似てるなと思い始め・・・読み終わってやっぱりスターリンのことだったか、と思い至りました(遅)。追放される同志はトロツキーのことらしいですが、そういう歴史的なことなどを知らないで読んでも動物の擬人化世界を楽しめます。
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よしおか のぼる
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取り合わせが奇抜。
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Ueki Kazuhiro
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ジョージオーウェルの動物農場が原作。スターリンがソ連で実権を握る姿を下敷きにしている。これが少年マガジンに連載されていたという事が凄い。今こそ大手漫画雑誌でこういうのを連載してほしい。
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残心
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原作のジョージ・オーウェルは、第二次大戦前のソ連の共産主義のやり方を実感として体験した人。その経験をもとにこの『アニマル・ファーム』や『1984年』など、残された作品はとても貴重なものと思う。 本著では『アニマル・ファーム』を石ノ森先生が独特の表現で楽しませてくれた。 小松左京原作の『くだんのはは』は恐ろしかった。 さすがの石ノ森先生だと改めて感謝。
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kagetora
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ネタバレある農園を舞台にした、動物たちが主役の物語(原作を漫画化したもの)。▽当初平等を目指してた改革が、独裁体制に変質していく様が描かれている。▽農園主に厳しい生活を強いられ、搾取されてきた動物たちが、理想の農園(動物は皆平等に豊かさを享受する社会)を実現するために、一致団結して反乱を起こす。▽農園主を追放することには成功するものの、新しく作られた動物社会は、少しずつ、当初の理想とは違った方向に進みだす。▽それぞれ役割を与えられた動物たちが繰り広げるドラマは、人間社会の縮図を見ているようで面白い。
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Yoshiyuki  Kobuna
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オーウェル『動物農場』は、どうにも勘ぐっちゃって裏の裏まで行きそうなので、こちらを。文庫といえども巨匠の迫力満点の逸品。小松左京原作「くだんのはは」、今年の春先、メディアがこぞって取り上げていた、そちらのくだんでありました、コワイですね。「カラーン・コローン」も、なるほど、今見れば実に昭和中期テイストならではに満ちた、趣深く興味深い一冊。
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中山りの
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ジョージ・オーウェルの「動物農場」の漫画化。 豚が人間に見えてくる。いや、人間も豚に見えてくる。制度やシステムに反旗を翻したとしても、そこでまた新たな制度やシステムができあがり、美味しい蜜を吸おうとする輩がいる。 「くだんのはは」や「カラーン・コローン」の不気味さも、本全体にとっていいスパイスになっている。
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blue_blue
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これが『少年マガジン』に連載されていたということ自体にたまげる。ラスト1頁は結構なトラウマものでは。。小松左京『くだんのはは』が良かった。わたしのイメージするくだんは身体と頭は逆なのだが。原作も読んでみようかな。
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KAZOO
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石ノ森章太郎さんがこのようなコミックを書き上げていて、しかもちくま文庫に収められているとは知りませんでした。私は英語で読んだり映画(かなり昔の作品ですが)で見ています。その映画を思い出しました。レーニン、スターリン、トロッキーをうまくブタにしてその特徴をよく表しています。また小松左京のくだんのははや石ノ森さん独自の作品もあります。楽しめました。
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あけみ
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やっぱり絵がいいですなぁ。アベさん読んで感想聞かせて📖
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ay
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[図書館]なんとも言えない後味の悪さが残った。最後のコマの豚がとんでもなくえげつない感じ。マンガにするにあたって多分随分内容をシンプルにしてるのではないかと思う。原作未読なのでなんとも言えないがその分余計にそう思うのかもしれない。原作読もうと思った。同時に読んだうちのDKに聞くとあれは独裁者を追放しても新たに次の独裁者が現れるということだと言う。それってお先真っ暗じゃん。どうすればいいのか。現実と照らし合わせて辛みしかなかった。ショックが強すぎてすぐ感想書けなかった。
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ペグ
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以前読んで、石ノ森章太郎さんの漫画に衝撃を受けました。漫画でなければ表現出来ないものをその画力で描いていて素晴らしい。 残念なのは文庫のこのサイズ。自数が多いのに本自体が小さくて、読みにくく、やはりもう少し大きいサイズだったら良かったなと。 何度でも読み返すことの出来る名作だと思いました。
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AMOROS
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石ノ森の絵が、ゴリゴリとくる感じが良い。「くだんのはは」もムッチャ怖い。
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Nobuko  Hashimoto
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なんと、オーウェルの『動物農場』を石ノ森章太郎がマンガにしていた!『動物農場』といえば、政治学やソ連を学ぶ人には絶対おすすめ、名作中の名作。アニメ映画になっているのは知っていたが。本作が「幻の作品」だったのもちょっとわかる。絵柄はとても合っているが、このマンガだけだと、原作が描き出した支配ー被支配の関係ができていく過程の面白さがわからない。などなどブログに記述。https://chekosan.exblog.jp/29641260/ 原作→マンガの順がおすすめ。
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アメヲトコ
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中1の頃に角川文庫版の『動物農場』(高畠文夫訳)を読んで衝撃を受けたのを覚えていますが、石森章太郎版があったとは知りませんでした。ナポレオンの変貌の表現などはまさに漫画ならではです。これが少年マガジンに連載されていたというのも驚き。発表の70年は角川による初の文庫化よりも2年も早いのですね。併録のうち「くだんの母」は小松左京原作の漫画化、これも怖い。
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灰猫
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汗水垂らし痩せこける馬、狡猾に笑い肥える豚、デマを鵜呑みにしてしまう動物たち——原作で印象に残ったシーンの数々が、漫画ならではの活力あるタッチで巧みに描写されていたので満足。そもそも石ノ森章太郎=仮面ライダーという認識しかなく、社会派・SF漫画も描いているとは思っていなかったので驚いた。他の作品にも興味が湧きました。
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し
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『動物農場』原作を読んだときとはまた違う印象があった。豚がだんだんと人間らしい顔になっていくのがはっきりわかるのは漫画ならでは。『くだんのはは』終戦直前の神戸が舞台。本作で語られている「守り神」の信仰が本当にあったのかは分からないが、ラストはゾッとした。「あの女の子の病気…何なの?!…癩病だったらどうするんだ?!」(232頁)という主人公のセリフで、人に言えない病気=ハンセン病というイメージが当時はあったのだと思った。『カラーン・コローン』真相がラストに一気に明かされる歪んだラブストーリー。
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ふかわ
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表題作より、「くだんのはは」と「カラーン・コローン」のほうが楽しめた。欧米の作家が書くディストピアものは自分にはどうもしっくりこない。
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ふじ
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こっちが既にでていたら、漫画で済ませていたかもしれない。ジョージオーウェルの風刺小説をマンガ化by石ノ森章太郎。小説とは違い、絵が時にインパクトを与え多くを語る。バッドエンドとわかっていて読むのは精神衛生上よろしくなかった。皆が平等な共同体など絵空事、ということか。同時収録のくだんのははが怖い。件…。
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つかほ
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わかりやすい。
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G3
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原作読むのが大変そうだなあと思っていたので。 いや、笑えない。 黒いブタと今の森羅万象担当大臣の顔、比べて見てみ! いや、全く笑えない。
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今夜は夜勤の寺
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【2019年石ノ森章太郎誕生日読書会参加作品】ジョージ・オーウェルの『動物農場』を漫画化した表題作に、小松左京原作『くだんのはは』と、『怪談牡丹灯籠』のSF化作品を併せた1冊。『くだんのはは』はかつて読んだ事があったので、他の2作を新鮮に読む。『アニマル・ファーム』を読んでいて感じた事は、出てくる動物達に愛嬌はあるが可愛くはない。これが手塚治虫なら見とれるほど可愛く描くだろうなと(これがスターリン主義下のソ連の諷刺というのはあろうが)。中条省平の解説が親切。あの頃の少年マガジンって凄い雑誌だったのだな。
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sin
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搾取される労働者を家畜にたとえて…結局、勝ち取った新世界は独裁者に支配されてしまうのだが、現実にも指導者とされる者は救い出した民衆を支配する。権力欲は人間のサガといってしまえばそれまでだが、民衆にも原因があって…自分たちの考えを持つことをせずに他人任せだからだ。そうした矛盾を含めて問題意識を多く含んだ作品である。
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キートン
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ネタバレたまたまこの作品で紹介されているアニメを観る機会があり、まさか石ノ森章太郎がこの作品の漫画を描いているといは思わなかった。 人間から解放された動物たちが自分たちの農場を作るが、その結末はという「アニマル・ファーム」。 太平洋戦争末期、とある家に隠された秘密が明かされる「くだんの母」。 死んだ恋人がよみがえるという、おとぎ話的な物語に現代的な要素を詰め込んだ「カラーン・コローン」。 どの作品も大人のための童話集という感じで、読み終えたあと、なんとも言えない哀愁ただよう1冊だった。
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ひなにゃんこ
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★3.5 ジョージ・オーウェルの「動物農場」をコミカライズした表題作と、小松左京原作の「くだんのはは」、怪談牡丹燈籠がモチーフの「カラーン・コローン」の3編収録。人間からの管理に嫌気がさし、動物だけの共和国を作ろうと、ある農場の動物達がクーデターを起こす。人間達を追い出し、動物達だけで平和な共同生活が始まったかに見えたけれど…。3匹の豚がリーダーシップを取るうち、派閥争いのようなものが起きたり、結局上下関係が発生したり、以前と同じかそれ以下の生活に…政治的陰謀、堕落、搾取、人間並みにドス黒く、皮肉な作品。
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ひゃく
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12/30~ 原作を読んだのはかなり昔。 ただ森達也著『自分の子供が殺されても…』にオーウェル作『一九八四年』が頻出してたので、即買いしてしまいました。 漫画なのもあって直ぐに読み終えましたが、やっぱり内容的には非常に考えさせられる作品でした。 ロシア革命を基にしてるとはいうものの、単純に面白くもありました。 反乱を起こす動物たちの中心が文字を読める(言い換えれば頭の良い)豚。 迎合するだけの動物をうまく使い、体制に疑問を持つ動物は口達者に丸め込む。 百田作『カエルの楽園』に似てる部分もあるね。 逆か。
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keroppi
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解説を読んで、自分が経験した少年マガジン体験と同じだなと思ったら、解説者の中条昌平氏と同世代だった。私も、少年マガジン掲載時読んでいたはずなのだが、それほど記憶に残っていなかった。今読み直すと、石森章太郎の描写力と風刺の力に引き込まれた。この頃の少年誌のパワーは凄かったのだと、あらためて思った。
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ジロリン
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70年代の少年マガジンに掲載。「右手に朝日ジャーナル、左手に少年マガジン」の時代かな?まぁ、これはコミカライズされた事に意義のあるマンガ、ということだろう。もちろん、石森章太郎だからできた、という見方もできる(やけに上から目線だなw)。併録の小松左京原作「くだんの母」のマンガ化にチャレンジした、というのもさすが石森!と言うべきか。でも、やっぱりこういうホラーは〈映像化されてしまった〉ものより、自分のアタマの中で〈ボンヤリと想像してたもの〉の方が遥かにコワイ、という事を証明してしまう結果になっているのだが…
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ShindokuSpin
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表題作は不完全で変幻自在に心を変える、人間のおぞましさが印象に残った。今でも最後の1コマの顔を鮮明に思い出す。
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