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鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~ (講談社文庫 し 111-6)

感想・レビュー
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アズ
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堂シリーズ6冊目、今回の舞台は過去に起こった事件 ―狂気の建設家である沼四郎が初めて建設した、楕円形の形をしており中をびっしり鏡で埋め尽くした鏡面堂。ここに知の交換会とし集められた学者たちは一晩を過ごすことに。翌朝、2人の殺人死体が発見される。しかしこの堂は夜中になると電気が自動的に消えて完全なる暗闇になるという。その中で起こったこの不信な殺人事件は、誰が何故どのように行ったのか― 過去の手記を元に現在と関わりを持って進んでくストーリーが興味深かった。次が堂シリーズ最終巻となる1冊、どんな展開となるだろう
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ポコポッコ
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ネタバレ堂シリーズ第6弾。過去の事件編とのことだったのでてっきり藤護と主要人物達の始まりの事件かと思ったが別の過去の事件の物語だった。正直なところ今さら沼と藤と犯人の過去の事件にはあまり興味がもてずページの進みがかなり悪かった。百合子、神、十和田、藤、リーマン予想、数学、Book、と色々な要素が全然気持ちよく収束していかない感じも結構辛い(これは私の読解力が低いことが原因でもある)
0255文字
さい
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ネタバレ沼四郎が手掛けた最初の「堂」での殺人事件の顛末が書かれた手記を百合子が読む。そしてその推理に立ち会うのは、神と十和田。犯人は妻子持ちで黒幕は狡猾で残忍で。百合子の背負うものが重すぎる。そして十和田よ何故そっちへ行く?ところでこの事件のトリック「ガリウム」だが、融点の低い金属を使う時点で、森博嗣著『封印再度』を想起するのは私だけではあるまい…。
0255文字
イナ
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★★☆☆☆
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YOU
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ネタバレ冒頭の憂鬱さで一度閉じてしまったけども、再開。手記の中の事件を推理するという珍しい形式。手記の書き手は予想通りだった。スリットが気にはなっていたけど、トリックまではわからず。最終巻でどうやってオチがつくのか。
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耳住 水句
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ネタバレ全面鏡張りの半楕球型の堂、鏡面堂を舞台に沼四郎・藤衛の過去の因縁が詳らかになる。過去の事件の備忘録を読み込んで推理していく形であり、「五覚堂」のように二つの時系列が同列になって進行していく。正直、十和田と神の会話の意味はよく分からない。この人らの本音・本性とかは「大聖堂」でしっかり教えてくれることを願うしかないか。作中のトリックはかなり大掛かりで周木先生らしくて好き。楕円であることを生かしたり、レンズのぼやけを逆手に取る所は思わず声が出た。消えた凶器については少しモヤモヤとした不安があるけども……
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ぺー
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天才はある種の狂気性を孕むみたいな説があるけど、そうなんだろうな。最後、藤と十和田からの挑戦状とその結末はどうなるのか想像もつかないから楽しみ。
0255文字
tokkun1002
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ネタバレ2018年。おそらく十和田改め百合子6作目。前作を引きずってお次は鏡面堂。何でもあり。収束している感じがないぞ。色々と校閲甘くないかね。次行こ。
0255文字
鰹よろし
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これ善知鳥礼亜が黒幕であり原点じゃん・・・。シリーズを経てきた読者が書かれた本物語を読む、その物語の中の人物が「眼球堂の殺人」の前日譚的な位置づけの手記を読んでいる、「眼球堂の殺人」はどういった構造だったかというと・・・。過去から未来へと一方通行ではなく、過去・現在・未来の適所を縫って真実を搦めとっていく螺旋、この時間の超越性の実感は興味深かった。ただ、藤衛がその原点だとする見解には納得し難く、むしろ彼はその螺旋から必死に逃れようとしている様に映るのだが・・・はてさて・・・。
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みなみ
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堂シリーズ六作目では、26年前に鏡面堂で起きた二つの惨劇を、当事者の手記を頼りに推理することになる。全体として物悲しい雰囲気が続いていて、辛そうな十和田先生や百合子が気の毒。トリック自体は、驚きではあるものの、普通は一般人は気付かないようなものなので、自分でトリックを当てたい人にはオススメしがたい。次作で完結ということだが、完結に向けての布石といった印象が強い。
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クメジマン
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ネタバレ恒例の回転トリック、今までの集大成的なやつだったのに(作中時系列的には原初だけど)気づかんかったのが悔しい。それにしてもガリウムはわからんて。ガリウム予想できた人いるの?いたら凄い。
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megumi♪
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ネタバレ堂シリーズ6作目。前作で司などの重要キャラがいなくなり、どう展開するかと思ったら、今作はおそらく最終巻への布石?手記形式を通して過去の、藤衛vs沼四郎の因縁にまつわる事件が語られる。トリックはゴリゴリの理系なので感心する事ばかり。ただ、エレガントな解、藤に勝つための手段が事件を起こす事?その辺りが納得できませんでした。天才に常人の常識を当てはめてはいけないのかもしれませんが。 得体の知れないボス的存在だった沼四郎ですら翻弄する藤衛。次巻でどう終着するのだろうか。
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mihya
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ネタバレシリーズ6作目。前作であんなことしちゃったわけだし、残り2冊だし、いよいよ盛り上がってまいりました…を期待していたんだが、あれれー?どうした???シリーズいちつまんなかった。い、いや、ハードルが上がりすぎていたせい。きっと最後に向けて、これが効いてくるはず。(もう最終巻、買っちゃったんだよ)
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才藤清彦
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ネタバレ堂シリーズ6作目。前作でまあまあな重要人物が退場し重苦しい雰囲気をずっと引きずる本作。昔、凄惨な事件の起こった鏡面堂でに訪れる百合子は、そこで当時の手記を発見し、事件の謎を解明していく…。やはり中間作である伽藍堂あたりからダークサイドに転回している十和田は何故出てきたのかよく分からなかった。作中作もののミステリーで、数学の蘊蓄も少なく普通に面白かったが、藤衛が神と言われる理由がよく分からない…。 藤衛=周木律=この作品の神、みたいなチープなオチはやめてほしい。自作でラストだが、ハッピーエンドはあるのか…。
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エルデのおっ
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ネタバレえっと…手記読んでる時はめちゃおもろかった。周木律、いい文章書けるやん!ってなってた。けど、手記終わって十和田と神のお笑いコンビ出てきてからは、いつもの周木律だった…ガリウムて…お前…いやまあいいよトリックは、いつものことだから、でもいくらなんでも沼四郎雑魚すぎやろ!!ええんかお前、沼四郎は館シリーズで言えば中村青司やぞ?藤衛もあんだけ持ち上げといて「神ではない」ってお前…なんでそんなに自分の作ったキャラの格を下げるんや…十和田と神を上げようとすればするほど滑るのにすでに高いキャラを下げんでも…
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5Rlaioasy
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堂シリーズ6作目で続けて手に取った一冊。ベースあるのはとても悲しく辛い出来事なので、明るさはひとつもない。だけれど、鏡面でできた内側からの天井の景色はどんな輝きと暗闇なんだろうかと、過去と現在を行き来しつつ想像しながらすんなり読めてしまいました。堂シリーズの中では数学的な面が少なく、人間関係や現在に至る背景を描く場面が多かったです。ここまで辛いことが多かった堂シリーズの理由がわかった一冊でした。あと残り一冊です。神の奥深い言葉が次も聞けるのか心待ちに次に進みます。
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yamasiy
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ネタバレ面白かった。次作で最後みたいなので続けて読むしかない!レベルSの解答は結局どういうこと?難しい言葉でごまかされた感
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ちゅう
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シリーズ6作目。数学苦手な私には、このシリーズ、なんなの?で、数式だか解だかが、エレガントとか表現されると、?です。クローズドサークル好きとしては、読まないとなあと、読んでます。前作思い出すと、十和田と神にムカムカします。ほんと、この二人、好きになれない。今回のトリックも、よくわからない。藤衛、そんなに、偉いか?
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sak
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いや辛い。 冒頭から辛い。 前作があんな終わり方だったから、予想はしていたけど、それでも辛い。 今回は26年前に起きた事件を、当事者の手記をもとに推理するといった話。 その手記に、冗長な部分があり、ここいる?とか思ったけど、いりましたねぇ。ええ。 そしてまた、十和田先生がずっと辛そうで、一作目からずっと推してきている身としては、こっちも辛い。 次作でシリーズ最後となるわけだけど、大団円となるのか? このシリーズ、容赦ないからなあ……😅
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ずん
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堂シリーズも6作目。6作目なのに謎自体は最初といってもいいほど。絶対的な数学の天才と絡み合うためにはこの流れは必然だったのか・・・。多分、ラストに向けての下支えなのだろうなぁ。と思う。
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ゆうじろう
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堂シリーズ6作目。 異形の建築家が手掛けた初めての館で起きた26年前の惨劇。そこに隠された真実とは…。 なんかもう、すいません。惰性で読んでいます。 自分の中ではバカミスと位置付けて楽しんでいます。 次作でシリーズ最終巻、どうなるのか楽しみです。
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みん
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ネタバレ堂シリーズ6作目。手記から過去の事件を推理することになった百合子。その手記が長い!笑 他人のコンタクトレンズを奪って使うって衛生的に、、と思ってしまいました。段々と物語全体の話が進んできて残りは1冊!
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せっちゃんさん
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シリーズ6作目。今回はミステリー形式。個人的には、当初の館ドッキリ仕掛けは薄れ、シリーズ性・物語に重点が。1冊で一過去の伏線回収なので若干物足りない…。この本はシリーズ最終巻を読んで、初めてその価値が分かる気がする。最終巻まで読むしかないと決意した1冊。
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sapiko
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★★▲☆☆
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numno1
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シリーズ第6弾。密室殺人はいつものノリに戻りつつ、全体ストーリーは元凶・藤衛にだいぶ迫ってきました。今回のモチーフは数学ではなく物理学の「相対性理論」でしたが、館とかトリックとの結びつきは薄い感じがしました。色々と思うところもあるシリーズでしたが、次が最後かと思うと名残惜しい気がしてきます。
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aya
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シリーズの原点━━━0地点! 全てはここから。 6作目にして、━━━繋がっていく。
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風鈴
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うーん。矢吹駆シリーズの後だからか、歯ごたえがあまりなく(苦笑)文章と言うか描写が肌に合わないのが余計です。最初は登場人物がお姉ちゃんじゃないと言ってるのにラストでお姉ちゃんと言ったり、泣く時に「うわああん」って泣いたり、疲れます(苦笑)とある人物の立ち位置の変化は書かないのに、違う意味の内面描写がありすぎて、読者の私が想像する余地がないのは、困ってしまいました。次作でこのシリーズが終わるんですけど、どうしようかな(苦笑)
風鈴

大聖堂の殺人は、当分寝かせることになりました(苦笑)

05/05 12:19
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marty@もぶおん学
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ネタバレ堂シリーズ6作目。今回は、四半世紀前に「鏡面堂」で起こり迷宮入りとなった事件を、とある人物が残した手記をもとに解明するというコンセプト。サスペンス色の濃かった前作に比べると、本格ミステリ要素が戻っている。いつもの回転トリックはともかく、凶器の出所のくだりは、あれがあれば何でもありと思ったり。最終回に向け、黒幕・藤衛の怪物ぶりが改めて強調される。その怪物に対抗するポジションとしての善知鳥神なんだろうが、いくら力説されてもシリーズ前半の所業を考えると大して感情移入できず。だが、シリーズの完結を見届けたい。
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よーさん
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★★★☆
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緩田 類
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堂シリーズ6作目読了。前作の波乱から再び館&理系ミステリへ。ただ今回はとある人物の手記に記された作中26年前の始まりの「堂」で起こった不可能犯罪に主人公が挑みます。暗闇の中での犯行、密室、消えた凶器と不可能要素に痺れる。そして数々の「堂」を産んだ沼四郎の苦悩と狂気のきっかけも明らかになる本作。まさに終盤といった展開、次はいよいよ最終決戦。 テーマの相対性理論は小学生の頃、科学系の漫画で何回も読んだなぁと懐かしさもあり。光が曲がるとか時間の速度とか、ワクワクしまくってたあの頃。たまに文系にしたのを後悔。。
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本猫
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ネタバレ最終巻とまとめて読んでしまったため、感想が逆になってしまったが、司を失った百合子が神と並んで藤を向かい撃つために立ち上がる決意を固める準備の巻。また、司が偶然ではなく必然で前作にて亡き者にされてしまったと痛感させられた話。司が探偵役だったら、犯罪者の息子だったと知らされたことによる彼の「正義」性が崩れてしまう。また、だからこその百合子が語り部探偵。 そして、藤の共犯のような認識だった建築家も、結局は藤に巻き込まれ堕とされた被害者側でもあった説明の巻でもあった。
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sosking
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このシリーズ物を収束させる為に、作者は本当に良く頑張っていると思い、ただただ驚嘆いたします。今回は、手記のみから事件を考察すると言う展開です。そして次巻が最終巻となるわけですね。さて、どんな結末になるか楽しみです。
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CCC
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鏡面堂で起きた過去の事件を手記を元に解明する。謎解きパートで神と十和田のふたりが百合子見守り隊みたいになってるのは少しほのぼのした。事件はトリック部分には納得できた。現実的ではないけれど。最後の宇宙に原点はない的な結論はわりと好き。
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青美
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ネタバレ主人公不在で進むミステリは珍しいです。 司を亡くした百合子が壊れて退行していると感じました。 神を「お姉ちゃん」と呼ぶのは幼稚で嫌悪感があります。 沼四郎は藤衛に人生を操作され狂わされたとしたら理不尽です。 数学者として偉大かも知れませんが、藤は威圧的で不快になります。 藤と娘2人の年齢差が非現実的で怖いです。 善知鳥礼亜も藤と同類なのか気になります。 十和田は何故鏡面堂に来たのでしょうか。 的を射た解説で面白く読めました。 Howが理解し難かったです。 物理と数学が苦手だと図を見ても意味ないです。
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_bookuma
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2022年33冊目。ドラマやアニメなど、推しキャラがいなくなるとそれだけで「もう見ねえよ!」となるわたしが、よく手に取ったなと。百合子も神のお陰で前に進もうとしていて、わたしだけが教会堂に取り残されている。涙。ただ鏡面堂での殺人トリックや手記は悔しいけど面白かったし、おそらく最後に語られるであろう23年前の事件にだんだん焦点が合ってきて、本当にこの物語は終わりに向かっているんだなと実感湧いてきた。最終巻はあまり間をあけずに読みたいところ。
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s4XvS9FLGfeEds0
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ネタバレ主人公‐もはや3人とも主人公か…?‐のパートは最終章に向けてのドラマであり、手記パートの方で王道ともいえる密室ミステリが展開され、主人公がその場にいないのに何故かこちらのほうが安心してミステリを楽しめるという不思議な感じであった。 どこが回転するのかは全く気づけず、悔しいが良きハウだった。 あと一冊、どんなミステリとドラマがあるのか楽しみ。
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三編 柚菜
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ネタバレ終章に向けて、多くの主人公を内包しながら進んだ本作。与えられたフー、ハウ、ホワイ。どれもこれも素人の私には叶うわけもなく、「これ、絶対に解けないのではないか?」と思わせるほど。しかし解放は鮮やかで原点足り得る要素に大満足。藤衛の異様さが際立つと共に、沼四郎の内面には僅かな同情も。『回転』にはそんな思惑があったのか、と。個人的に神の立ち位置が“こちら側”にあるのは安心できます。が、まだまだ油断なりません。遂に次巻で終幕。原点を排して収束していくシリーズ、いったいどんな謎が待つのか気になります🪞
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もちゃ
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堂シリーズも終盤。 次がいよいよラストとなり、そのための物語って感じでした。
0255文字
瀬古悠太
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遂に物語は原点へ! 時は沼四郎最初の建築がもたらした悲劇へと遡る 全ての点が線へと至るとき最終章への幕があがる!
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9landmine
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シリーズ物だという事、以前に何作か読んでいたことも気づかず読んでました。ちゃんと続けて読んでいないとわからないようですね。
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鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~ (講談社文庫 し 111-6)評価68感想・レビュー192