形式:ライトノベル
出版社:SBクリエイティブ
形式:Kindle版ライトノベル
「迷宮の孤王―アンフィス・バエナ!」絶望の『予言』は終わらない。惨禍の宴が繰り広げられた27階層で巻き起こる新たな異常事態。退路を断たれたリリ達は、ベル不在の中で『冒険』を余儀なくされる。「深層…」一方でベルとリューを待ち受ける過酷の名は『37階層』。孤独、孤立、孤絶、最凶の舞台で幕を開ける最悪の決死行。そして迫りくる“厄災”の影。かつてない過酷に翻弄される中、リューは生と死の狭間で過去の情景を見る。「私には、もう…『正義』はない」これは、少年が歩み、女神が記す、―“眷族の物語”―
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一方、望まぬ形で深層にやってきたベルとリュー。過酷を極める状況下で、なお成長し続けるベル。リューの贖罪のための自己犠牲を跳ね飛ばす、理想の実現への強いエゴ。絶望に負けない英雄像。過去回想が少し冗長すぎると感じましたが2人が持てる限りを尽くし、ボロボロになりながらの決死行は最高でした。
命ちゃん,土壇場での自爆攻撃はこれで3度めかな。▽またしてもモンスターに瞬殺されインガオホーする悪者。本当に本作あるあるパターンだが,ベル君たちが手を下すのはなんか違うし,それでいいと思う。▽深層で亡くなっていた先行冒険者たち,「マ……母さん」とあるのでマリア孤児院出身なのかも(p. 317)。「……レ……様」はフレイヤ様? 遺品利用に罪の意識があるなら,また深層に来られるレベルになったとき,遺体回収・遺族捜索など弔いをしてあげるとよいのではなかろうか。
そして深層へと行ってしまったリューさんとベル。あまりにも絶望、しかしそんな中で矜恃を捨て、ベルを生き残らせるために全力を尽くすリューさんの献身が素晴らしかった! いよいよ迎えた危惧していた場面。そこでベルの取った行動がやっぱ主人公! この主人公の圧倒的な魅力がダンまちの良さだよな〜。エピローグのリューさんも可愛くて滅茶苦茶満足でした!
ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/09/06/210000
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