まあ冗談は置いておいて、実際そういったアレコレを抜いてしまうとブーンはブーンでなくなってしまうのだ。現実にそういったアレコレが抜けるとなったら・・・いったいブーンに何が残るのか考えるだけで怖い。兎に角『そういう事』に自分を使ってきたのだ。自分というのがそういう事だったのだ。自分を形作る作品であり、シーンであり、キャラクターであり、その時感じた笑いであったり、涙であったり・・・兎に角もう取り返しのつかない処まで来てしまっている。兎に角もうどうにもならない。そんな自分を形作るアレやコレやが詰まった一冊だ。
今日で、あと少しで平成が終わる。三十年・・・短くはない。いやまあブーンは間違いなく昭和時代からオタクだった訳だが(笑)一人一人が感じた想い、記憶、その象・・・そういったアレコレが輝く素敵な一冊。100人いれば100人分のオタクの形が此処に。同じ時代、違う時間を生きた顔も知らない同士達・・・彼等との想いを共有できたのが嬉しくもあり、少し淋しくもある。こういった気持ちが、想いが、ブーンを新しいブーンへと作り変えていくのだ・・・それを素敵と思うか泥沼(笑)と思うかは自分次第。まあここまで読んでくれた皆は・・・
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