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若殿女難記 (双葉文庫)

感想・レビュー
10

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おか
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えーーーーこれ 本当に山本周五郎さんの作品?????もしかして 山木周五郎(そんな作家いましたっけ?)の本借りてきちゃった?と思うくらい びっくりするような出だし いや 真ん中らへんまでかな。。。しかし どの作品も 結末は山本周五郎作品だ!と頷けるものでした。軽妙洒脱って言葉が似あっています。「恋の伝七郎」では 人の生き方として 自分は自分のまんまで良い!いけないのは 自分から駄目だと思う事!!とある。お~その通りです。
じいじ

「これ 本当に山本周五郎さんの作品?????」私もこれを読んだとき、まったく同じ印象を抱きました。それと、レトロな表紙のデザインにも???を…。新しい「山周さんの魅力」発見でした。

11/22 04:46
おか

じいじさんの本棚からのチョイスです。お世話になっております(⋈◍>◡<◍)。✧♡ やっぱり 周五郎さん 大好きです💕💕💕💕

11/22 12:03
0255文字
スイカさん
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よくある御家騒動をバカ様の振りをして解決する話を女にモテまくる若様が大騒動をお越し寝屋は男女乱れて大騒ぎが面白い。
0255文字
じいじ
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これ、山本周五郎の…?。と思いながら、奇抜な表紙の絵柄に釣られて買ったものの、一連の山周小説と違う装丁に違和感を感じて手付かずだった。読んでみたら、意外と面白いです。いつもの作品とひと味違った筆致の5短篇、どれもがいけます。跡目相続で揺れる藩の内紛を、コミカルに描いた【表題作】は、存分に愉しませていただきました。若殿にウリ二つの影武者・伝吉が、若殿よりも酒の席では破天荒ですが、ご母堂のご位牌の前では、見事な振る舞いを演じてくれます。山周さん、こんな滑稽な小説も書かれていたんだ…と改めて感服しました。
タイ子

山周作品と表紙のギャップがありすぎで(笑)どれも面白いですよね~。山周さん、やはり恐るべし作家さんです♪

10/19 15:50
じいじ

タイ子さん こんばんは。やっぱり、山周小説はいいですよね。藤沢周平・宇江佐真理・山本周五郎は、私の愛する時代小説の三人集です。山周さんは、まだ28作目で、まだまだ未読作品が残っていますが、あとの二人は残り少なくなってきました。でも、この三人の小説は、再読・再再読しても飽きないし、新しい発見がありますから愉しみです。(^▽^)/

10/19 18:11
0255文字
nomu
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ネタバレ表紙絵を目にすれば、いかなる趣向の書籍であるかは、おおよそ想像がつくというものだ。地位や名誉、富などに汲々とするよりも、生きる上で大切なことが何かということを、数々の作品で繰り返し描いてきた山本周五郎氏らしからぬ5短編を収録している。最終作の「椿説女嫌い」では、女嫌いの勘定奉行の主人公と犬猿の仲にこじれてしまった奥女中とが山中の洞穴で一夜を過ごす場面がなかなかスリリング。さすがに露骨な性描写を巧みに避けているものの、匂いたつエロティシズムにも不思議と品位がただよう。
0255文字
yszk
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臨時閉館前の図書館の新規棚から。作者にそぐわない印象の表紙イラストに驚いて。初出時期の記載がないのが残念。以下の年表記は個人ファンサイトから。 若殿女難記(1948):結構ベタな入替りもの。半之助祝言(1951)・椿説女嫌い(1948):どちらも気の強い高位の女性を男性が手に入れるお話。終戦後の男女同権の動きを揶揄しているような感じ。江戸時代を舞台にしているのに無理筋な場面立てで女性がしゃしゃり出てきて、今読むと古臭さが目立つ。
yszk

恋の伝七郎(1946):講談雑誌に掲載されたらしい。読む講談話っぽい。物語は本来の山本作品風で今回のではこれが一番かな。ただ、正直なところ全体的にレベルが今一つなものを収録って感じ。

04/19 18:39
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やむやむ
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短編5編。使われている言葉がどうにも昭和初期の小説にか思えず私には読みにくかった。江戸時代の話なのに『柱の影にご婦人が立っていた。』というような書き方や女性の名前が○○子だったり武家女性のセリフも芸妓のセリフも一様に「~ですのよ」とか「難しいお顔をなさるわ」などとやはりどうしても昭和初期の香りがついてまわるような。女性の登場シーンの少ない『恋の伝七郎』は面白かった。途中で昔のチャンバラ映画の雰囲気で読めばまだマシと気が付き何とか読了。
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あられ
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ぽっちゃりとした白塗りの若様、そうだったなあ、子どものころの時代劇を思い出した。凝った筋立てや言い回しがないが、気楽に大笑いできる。一息つける本だと思う。
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美味しい渋谷
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山本周五郎先生の異色作。長らく文庫にならなかったものが、今年になり。様々な作品を手がけられたものだなあ。
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タイ子
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山本周五郎の痛快時代小説。表紙買いも大いにあり。周五郎さんの時代に書かれただけあって、今のように言葉(語彙)に制約がないだけ物語が伝わってきて面白い。作家さんだから当たり前と思うも、この語彙力はすごいと改めて思う。江戸時代に生きるお殿様、お城勤めの武士たちのラブストーリーもあったりで城下の風情とともに、最後に逆転のオチが来るというさすが周五郎小説。講談師が語るとさぞや面白いだろうなぁと思いながら楽しみました。
タイ子

雨季さん。周五郎さんならではの面白味があります。読んでみて♪

02/22 16:43
タイ子

じいじさん。最初の発表は昭和23年らしいのですが、今新刊として刊行するってそれもすごいと思います。じんわりものもいいけど、痛快ものもイケる周五郎さんです♪

02/22 16:51
6件のコメントを全て見る
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Inzaghico (Etsuko Oshita)
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表紙のバカ殿が強烈過ぎて、買わないではいられなかった。表題作では、若殿を亡き者にして替え玉を傀儡に仕立て上げて自分たちで思いのままに操ろうとする家老たちではあるが、あまりに替え玉がバカすぎて、順調に行き過ぎて一抹の不安を覚えている。そうこうしているうちに、風向きが怪しくなって……。最後は見当がつくんだけど、愉快爽快。 けっこう男女がなかなか素直に思いを伝えられなくて、意地を張って意地悪したりして、だけど最後はハッピーエンド、という、まことに王道をゆくものが多い。映画的でもあるよなあ。
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若殿女難記 (双葉文庫)評価87感想・レビュー10