形式:文庫
出版社:早川書房
追悼フェア…ま、こういう流れにあえて乗るのもファンというものかと♪
よく知らないですが、テレビドラマとも関係しているそうですね。どうしても商魂ということば界隈が頭に浮かんできます。ハヤカワがどんどん続刊を出してくれたら許しましょう。出すがままに買いますよ🏧
この本も類書の無かろう実に面白い1冊。押川春浪を中心とした人物相関図の綾は、近頃流行りの中島みゆき『糸』をつくづく思わせる。井上馨が夢野久作の父・杉山茂丸を怒る場面は、若き日に中岡慎太郎を叱り付けた癇癪持ちの井上の姿を思わせる。ラストの方で一ヶ所名前が出てくる竹越与三郎は、幕府が坂本龍馬に付けたスパイ(のちに何故か龍馬の仇討ちに参加して片手を怪我する)ではなかったか?。記憶の中で星座が輝きながら繋がる…って中島美嘉の名曲『Will』も思い出した。横田順彌、死んだのが今更ながら惜しい。
山田風太郎の明治モノに、巴里万博の頃日本の大道芸人がパリで興行(?)していたという話があった。「明治波濤歌」だったかな。
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