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知識ゼロからの近代絵画入門

感想・レビュー
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りきしや
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ネタバレ山田五郎さんの美術解説YouTubeで近代美術に興味を持ったので買いました。印象派やダダなど、個々のスタイルや主義を美術史を俯瞰するように概要を知られるのが良いですね。先述のチャンネルのメインが一枚一枚の絵から制作背景を知るスタイルなのとは対照的なので、そちらの動画と相互補完的に楽しめるかもしれません。タイトル通り入門書ゆえ文での説明は最小限にしている為、もっと詳しく知りたくなったらこの本をガイドにしてより専門的な本へステップアップしていったら良さそうです。
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insfeld
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ネタバレ【2024/10/30読了】図書館。だいたい19世紀以降の潮流と主な画家たちの解説がコンパクト。ロマン主義・写実主義・象徴主義・印象主義・ポスト印象主義・フォーヴィスム・キュビスム・表現主義・抽象主義・ダダイスム・シュルレアリスム。
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菊地
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ロマン主義以降の近代絵画のトピックスに分けて一通り説明する内容。 各トピックスの説明は全体的に踏み込みが浅いし、この本ならではの面白い切り口がある訳でもないけど、あまり詳しくない人が近代絵画を知る最初の取っ掛かりと読む本としてはこのくらいの分量が丁度いいのかな?とも思う。 そういう意味で「手にするべき層」が読むならいい本だと思うけど、美術史の本をある程度読み終わった段階の僕が読むにはタイミングが遅すぎた感がありました。ただまあ、改めて各トピックスについての知識を復習・再整理する意味はあったと思います。
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ともりん
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2019年。15世紀のダヴィンチと19世紀のアングルの作品の間に大きな違いはない。20世紀初頭のカンデインスキーの抽象画は根本的に違う。この100年の絵画近代化運動の歴史を紐解く。全編カラー。産業革命で人々の暮らしや街の景色が変わり、リアルさで勝る写真が登場することで、求められる絵画が激変。同時代の現実(目に見える形)と個人の内面(目に見えない概念)の2つの流れ。キュビスム→抽象主義→ダダイスム→コンセプチュアルアート。フォーヴイスム→表現主義→シュルレアリスム→抽象表現主義。何でもあり状態へ。
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DonDon
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満喫しました。誰と誰が知り合ってて、影響を与えて、絵の中にオマージュがあったり。絵の鑑賞をするためのちょっとした栄養になります。 ロセッティの描く女性は彼のタイプなんだな、と。
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かい
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「近代」はいわゆる現代美術も内包するのだなぁ。さいきんよくご本人のYouTubeを見るので、そこで語られてたことの肉付けや補強にも。人物相関図は面白いけど、大雑把な流れを知るのに、という感じ。
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Cinita
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ロマン主義、印象派や象徴主義、ダダイズム等々、名前は聞いたことあるけどピンとはこない近代以降の西洋の絵画様式を年代順に解説した一冊。図版が多いのでパラパラめくるだけでも楽しいけれど、各派がどのように生まれ、何を目指し、どのような作品(&後世への影響)を残したかがキッチリと纏まっていてとてもわかりやすかった。主要作家たちの相関図があるのもいいですね。各作品の解説も短いながらポイント押さえた五郎節で読んでて楽しいし、巻末に関連書籍も紹介されてて親切。これは手元に置いておきたいな。近代より前のもあるかしら。
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けせらせら
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ロマン主義以降の絵画史 その時代の特徴や人物相関図など非常にわかりやすかった。 都度目を通したい。
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ナイスネイチャ
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ネタバレ近代絵画の全てが理解できた訳では無いが、マレーヴィチ、後期のカンディンスキーなど好みの絵画がありました。🅻
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たろーたん
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私が現代絵画の歴史で挫折したのが、何がしたいのか分からない「抽象主義」だった。ただ、そんな抽象主義の中にも「冷たい抽象」と「熱い抽象」があって、「冷たい抽象」はマレーヴィチやモンドリアンなどの形をさらに分解させ、直線や四角で再構成したもの。「熱い抽象」はカンディンスキーで幾何学模様や原色のような色合いがキャンバスを縦横無尽に駆け巡っている奴。自然を描くのではなく、絵画独自の世界を創り上げるってのはすごいんだけど、なかなかについていけないよね。(続)
たろーたん

表現主義もキュビスムも、どちらもフォーヴィズムから影響を受けている。フォーヴィズムってのは、セザンヌの造形性とゴーガンの平面性、ゴッホの表現性などポスト印象主義の成果を集大成し、“野獣”と形容された激しい色彩で20世紀の絵画の開幕を告げた、マティスに代表されるもの。ちなみに、ここに出てくるセザンヌは対象を単純な形に分解して自由な視点で再構成したことが特徴で、ゴーガンは平面性を強調するベタ塗り以外にも現実と空想の綜合、民族美術の導入などでも有名らしい。

06/12 12:07
たろーたん

もちろん、この前にも古典的な画風で見えない概念を描く象徴主義や、それと対照的に、遠近法や陰影法に縛られず、革新的な画風で見たままの印象を捉える印象主義。特に象徴主義は目に見えない概念を視覚しかした点が革新的で、表現主義やシュルレアリスム、抽象主義へと続く大きな流れの源・原点と言えるらしく、ちゃんと覚えておかないといけないと思った。

06/12 12:07
4件のコメントを全て見る
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青藍
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絵を描くのは好きだけど美術史はそこまで真剣に学んだことはないというスペックで読んでみました。 が…現代美術はやはり…難しい…。 個人的にはこの本の中で紹介されているルノワールの絵が好みでした。
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ざき
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絵を見ることは好きだけど知識は何もない,ということで図書館で借りてみた。ロマン主義から順序立てて説明してあるので時代とともに変わる絵画の姿がよくわかった。それに一枚の絵についてちょっとググったらたくさんの情報が出てきて...すごく面白い!特に「オフィーリア」なんかはそんなとこまで見るの?!って感じで。絵画を学びたい人にとってはうってつけの一冊かと思います!
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noko
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アートは好きだけど、特別勉強した事がない人(私)には、ぴったりの1冊です。山田五郎さんの解説は、わかりやすいですね。そして、個人的に好きなのは人物相関図があること。画家の世界は師弟だったり、逆に犬猿の仲だったり、戦争で亡くなったり、モデルや女性関係でドロドロしているので、その関係性を理解していると、より作品を深く鑑賞できます。印象主義の成り立ちからの、仲間が入ったり抜けたりする歴史が興味深い。個人的にはゴッホとダリが好みですが、この本を読んで、ダダイスムが気になったので、巻末に紹介されてる本を読みたい。
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tbtmtk
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私の感性ではどんなに頑張ってもキュビズム以降は理解できぬ。
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Tetsuji Yamaguchi
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★★★★★
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タマ
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山田五郎さんのYouTube動画の、親しみやすくて面白い絵画解説が好きで、著書を読みたいと思いこの本を読んだ。動画の内容をぐっとわかりやすくまとめたような情報量で、近代絵画の大まかな流れを掴めた。五郎さんは、セザンヌに対して辛辣なのが面白い。愛のあるいじり。芸術を崇高なものとしてではなく、くだけた感じで面白がる姿勢は、見習いたいと思う。
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ドリアンLove
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近代絵画の歴史的背景等を頭で勉強してみようと思い借りてきたのだけれど、結局文字の部分は斜め読み笑。絵の部分を眺めて、これ好き、これあんまりってやることに。やりながら自分の好みの傾向がわかったので良。チャプターごとにロマン主義、写実主義…とまとめてあるし、画家の人物相関図や『ざっくりまとめ』もあるので、真剣に読めば中学校の美術の筆記試験で点数とれるかも笑。五郎さんはオタクなんだけれど語り口が好きで、私には読みやすい本でした。最後に『読む』近代絵画史として画家や家族が残した手紙や著作の本ものってます(図書館)
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triple_port
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現在の作品へと連なる流れを分かりやすく説明してくれてます❗
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茉也野
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近代絵画を復習することができました。末尾にある五郎さんの本紹介がうれしいです。
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If...
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めちゃめちゃ面白い。名画がなぜ名画なのか。有名なあいつはなぜ有名なのか。ただ上手いからでなく、美術史を進めたからである。 歴史を学ぶことは今を学ぶことである。というのは常套句だけど、歴史を体系的に学ぶことで今の作品はどうバックボーンがあるのか、名画はどういうバックボーンがあるのかを知ると見え方がそこそこ変わる。 適当に生きてても良いけど、社会の仕組みを知って生きるやり方もある。まあ好き好きだな。
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nue
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いわゆる抽象主義とかよくわからない絵を理解できたらと思って読んでみましたが、やっぱりわかりませんでした(笑) 絵のタイトルにコンポジションとかついてるのがだいたいよくわからない気が。でもシュルレアリスムの系統はけっこうおもしろいので好き。絵はきれいとか面白いと思えるのが個人的にはいいですね。山田五郎さんが画家を現代の日本人にたとえるコーナーがとても面白かったです。
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essay
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#読了 #我が半生に影響を与えた読書 帯に書かれた通り、近代絵画の時代は短期間にダイナミックな変化が連続し読み応えがあり、本シリーズの中でもかなり面白いと感じた。その時代の潮流は、権力者の求めに応じて創作してきた従来型のスタイルから、画家自身が主体性を発揮し、表現したいものを革新的な手法で描くように変化していく。下請けの職人であった画家が芸術家としての地位を築いていくその過程で起こったドラマを、入門書として体系的に分かりやすく解説していて、さらなる探究心を掻き立てられる読書となった。
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イッコーマン
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タイトル通り、この分野に関して全く知識がない私でも、楽しく学ぶことができた。絵画についての情報だけでなく、画家の人間性まで知ることができる。
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なおみ703♪
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山田五郎のYouTubeが面白くて、本も読もうと。相乗効果で理解深まった。
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穂口
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わかりやすくまとめられてて良い
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Suzu
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ロマン派以降をざっくり解説。既知事項が多いものの、人物相関図は比較的マイナーな芸術家も含まれており面白かった。また、抽象画がどのように抽象化していったのかという流れが分かったのは面白かった。6.5
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脳疣沼
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山田五郎は面白い!美術の入門書は色々読んだが、一番面白く書けているのは、山田五郎の一連の入門書だった。本書も30分もあれば読めてしまうような薄さだが、諸派の特徴と繋がりを簡潔にまとめ、近代絵画の全体像を無理なく理解させてくれる。あっ、山田五郎はYouTubeチャンネルも面白いよー!
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チューリップ
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近代絵画100年の流れを分かりやすく解説した本。カラーで作品も載っているし分かりやすくポイントを押さえてあって面白かった。分かるような分からないようなだったフォーヴィスムやキュビスムも説明読んで一応理解出来た。デュシャンの事をアートをわけがわからないものにした張本人と書いているのに笑った。作品を廃品だと思って妹に捨てられたとか今までのアートと変わった事をしているからそう思われても仕方ないのかもな。
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ssコスモ
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美術館に一緒に行ってほしい山田五郎さん解説の入門書。人物相関図と時代の流れが整理されてる。 パウル・クレーの絵に興味を持った。 あ、やっぱり美術館はマイペースで見て回りたい。
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シフォン
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TV「ぶらぶら美術館」や本「へんな西洋絵画」ほどのインパクトや毒舌はないけれど、19世紀〜20世紀初頭の西洋近代絵画を作風毎に10ぐらいに分けて紹介している。フォーヴィスムは色の自由化、キュビズムは形の自由化なんですね。ダダイズムは初めて知った。五郎さんは、セザンヌは19世紀の蛭子能収、マティスはフランスの中尾彬、ピカソは美術界のビートたけしとたとえていた。
ヒデミン@もも

私も‼️ セザンヌからの蛭子⁉️

04/05 00:08
シフォン

ともちん、ヒデミンちゃん、五郎さんの西洋美術に関する知識はすごいんだけど、それに対するコメントがユニークかつビックリするよね。『蛭子さんも不遇時代を経て「ヘタウマ」漫画が若い世代に再評価され、「天然」キャラで常識を覆した先駆者です。』と書いてあった(・∀・)

04/05 08:44
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佐藤光弘
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「西洋絵画でいちばん面白い100年間」を11のカテゴリーに分け、その中心人物や代表的作品を、わかりやすい視点で語っていく。 ポスト印象主義の代表・セザンヌは「19世紀の蛭子能収」ーー不遇時代を経て「ヘタウマ」漫画が若い世代に再評価され、「天然」キャラで常識を覆した先駆者。 キュビズムの代表・ピカソは「19世紀のビートたけし」ーー古典的漫才の名手でありながらあえて素人臭い笑いも狙い、映画も撮る。自分で自分の殻を壊し続ける先駆者。 人間味丸出しの本書との出会いで、アートがより身近になった。
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勇魚
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★★★★☆山田五郎氏解説なので手に取った。タイトル通り、初心者でもわかりやすいし淡々とした解説の中にも五郎さんの色があって面白い。表紙のチョイスもいいよね。ゴッホにマティスにモンドリアン。マルクは知らなかったけど青い馬、いいわ。図版が見やすい&取り上げた作品数が多いのもよい。ダ・ヴィンチと400年後のアングルの作品に大きな違いはないが、その100年後のカンディンスキーの抽象画は根本的に違う。現代アートまでどうやって絵画の世界が激変していったか、自然にわかってくる、薄いけど中身の非常に濃い名著だと思う。
勇魚

「デッサンも遠近法も苦手だから、対象を対象を単純な形に分解して自由な視点で再構成。柔らかな質感も再現できないから、ゴツゴツした量感で確固たる普遍性を追求。セザンヌは絵のヘタさを武器に変え、現代絵画への道を拓きました(p69)」・・・「へんな西洋絵画」でもさんざんセザンヌのヘタさをディスっていた五郎さん、淡々とした解説でも要約すると「ヘタ」って言ってます(笑)

03/01 16:32
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k
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100年で凄いとこまで来てしまったんだなぁ。西洋絵画の歴史を終わらせてしまった男というのも凄い。「何でもあり」の時代は自由過ぎてセンスがないと大変そう。
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kaz
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古典的な西洋絵画から近現代の抽象的な絵画までの流れがよくわかる。構成はロマン主義(ドラクロワ等)、写実主義(コロー等)、象徴主義(モロー等)、印象主義(モネ等)、ポスト印象主義(セザンヌ等)、フォーヴィズム(マティス等)、キュビスム(ピカソ等)、表現主義(ムンク等)、抽象主義(モンドリアン等)、ダダイズム(デュシャン等)、シュルレアリスム(ダリ等)。人物の相関図も参考になる。
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Yuko
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二ヶ月に一度、美術館に行く程度のライト絵画ファンです。 年代順に作家と代表作、作家同士の関係が載っており、非常に分かりやすいです! 脳内でバラバラになっていた画家の名前が、これを読むことで体系化されていき、まさに「学び」という感じです。 シンプルな構成なので無駄がありません。歴史をつかむ入門書に最適なのではないでしょうか。 これからこのシリーズを全部読んで、山田五郎さんの著作もチェックしていきたいと思います。
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のぶ
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テレビでよく雑学を披露している山田氏(という認識でした)、前に何かの番組で「同姓同名の、ちゃんとした人がいる」みたいなことを言ってるのを聞いてたので、本書はそのちゃんとした方の方の著作なのだろうと思って読んでみたのですが、あらら勘違い。雑学の山田さん、実はこういうしっかりしたバックグラウンドを持った人だったのですね。しかもこの本、素人にもわかりやすく系統的に解説するという点では秀でた本でした。おかげでこの年になって初めて19世紀以降のアートの流れが理解できたし、美術館に行ってみようという気にもなってます。
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キムチ
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予約して借りたから、読む順番を間違えて、こっちが後になってしまった。多感な高校、大学生時代にこんな本をプレゼントされたら、手元に置きたかった薄い一冊なのに、絵が豊富。解説も平明で、シンプル、読み易い。中身はすぐに頭に入らなくっても、「自分が生きている何世紀も前に」こんな文化遺産を生み出した人物が東西にいたんだ!私たちはそれらが かなりの数で失われたことを知りつつも、これだけ目にすることができるんだ!鑑賞に行く事が出来なくっても・・との感激は若いうちにしたらよかったと思う・・年とっても感激するけどね🎶
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お惣菜パン(Tobe)
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★★★
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しろちさ
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有名絵画の説明や●●主義の説明はもう何度も読んでいることが多くてさらっと復習程度に。この本ではその時代の人物相関図があって、今までバラバラに読んできたことをまとめて理解するのにとても役立って、これはよかった。しかしほんっと100年ですんごい進化を遂げたもんだよなぁ…
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