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水木しげるの異界探訪記 (角川文庫)

感想・レビュー
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野里子
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水木しげるが自身のルーツ、ひいては日本人のルーツを辿ってゆく、タイムスリップ要素を交えた短編連作漫画。武将に興味がないため戦国編はちんぷんかんぷんだったが、古代出雲編は楽しく読めた。まさか京極夏彦がカメオ出演するなんて。しかも水木しげるの放つ屁に驚いてひっくり返り、海に落ちてしまうなんて。異界の水先案内人を務める目玉親父は可愛らしく、不可思議な展開に置き去られそうになる心が和む。妖怪に造詣の深い水木サンによる「死んだら何もないというのがホントかもしれんなあ」との言葉に、ある一面の真理を垣間見る思いがした。
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小崎アキ【知る人ぞ知る本棚】
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『水木しげるの異界探訪記』は、水木しげるの晩年の視点や武良家のルーツ探訪が描かれた本作は、少しマニアックな旅好きにもおすすめです。故郷・境港を起点に古代史や神話を辿り、目玉の親父や古代霊と共に時空を超えた神秘的な旅を繰り広げます。旅の途中では戦時中のニューギニアや隠岐の風習を訪ね、戦友を偲ぶ場面も。妖怪好きや水木ファンはもちろん、京極夏彦ファンにも楽しめる内容です。詳しい紹介は記事にて⇒https://aki-o1984.hateblo.jp/entry/20241121/1732176000
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はしぞう
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水木しげる氏のルーツ(氏の本名は武良)を探る旅から、いつの間にか古代日本の成り立ちまでを語る。いや描く。最初はやや退屈ながら、だんだんと面白くなる不思議。
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チャルロ
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作者がキャラクターと交流する漫画大好き。
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てらさか
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ルーツ探しには興味がある。ところどころ明朝やゴシックではない書体が出てきて驚いた。
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ひーちゃん
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古代日本でも、大陸同様、王朝の交代は武力によって代わっており、決して平和的に話し合いで行われたものでない。古事記など歴史書は、時の権力者が都合良く書き換えた物にすぎない。我々が正史として教えられた歴史が、どこまで本当なのか?謎だらけの歴史に、物凄く興味を感じる。
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きゅうり
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時空を超えて霊とも妖怪ともお話しちゃう水木先生ステキ。古代出雲みたいにニューギニアみたいに天国みたいな暮らしがしたーい。国譲りの真相はどうだっだろうか?古事記や神社のこともっと知りたくなった。
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たまきら
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水木さんの世界ってきっと…どこでも妖怪ドアであっちの世界といつもつながっていたに違いない。どこまでも明るく、やさしく、敗残した者たちや忘れ去られた者たちを紹介する彼の作品にいつも魅了されます。
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らい
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古代出雲おもしろいなあ。クマソにしてもそだけど、大陸からの流れとヤマト王朝からの流れが入り組んでるわけね〜。もっと掘り下げたところには南方からの流れもありと。起源に興味を持つということがどういうことかわかってきた最近は、水木さんの作品が楽しいなあ。自虐的な絵や視点が軽快で、また楽しい。
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Ayumi Shimojoh
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佐賀駅の本屋さんで。ルーツを探る旅してみたい、隠岐、遠野の古い伝承の祭りとか、葬式とか、どうしてこんなことするんだろう、と不思議だ、こういうの探るの好きだ。ニューギニアに古代出雲の村の姿をみる水木サン。
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のわさび
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この本 初版発行が 平成31年3月25日となっているので 水木先生が没後に生前の作品を編集されたものでしょうね 晩年の頃の自分のルーツを訪ねる旅 本名は 武良さんだったんですね
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じょり
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水木サンが目玉親父とともにご自身のルーツと日本人のルーツをたどる旅。南方編は戦時中の体験談を読んで感じたようにあのころ過ごした南方の生活が大好きだったんだなぁと思った。
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meow3
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水木大先生が自分の先祖のルーツを調べつつ異界に迷いこむお話。戦国時代や古代出雲までさかのぼってタイムスリップする、ってこの方の場合本当に体験してたんじゃないかと思えてしまう。奥さんや娘さんだけでなく編集さんや京極夏彦先生まで登場してます。
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キック
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水木先生自らのルーツを探す旅漫画。隠岐の島から始まり、故郷の境港、出雲、最後は南方ゆかりの高麗神社へ。ねずみ男や目玉の親父や古代出雲の祖霊に誘われ、水木先生の魂は時代を行き来する不可思議旅行に。また現実の旅行は、出雲の旅から京極夏彦氏も加わる豪華な珍道中。水木漫画の醸し出す独特の雰囲気と水木先生の惚けたユーモアが相まって、私的な漫画のはずが、出雲の国譲り神話の真相にも迫る壮大かつ不可思議な世界が創出されています。私は、「死んだら何もないというのがホントかもしれんなあ」という水木先生の境地に共感しました。
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水木しげるの異界探訪記 (角川文庫)評価100感想・レビュー14