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アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

感想・レビュー
46

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kazuki mizutani
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2024年で一番ためになる本だった。アルゴリズム思考を使った最適化を行う必要性はもちろんアルゴリズムで処理される外乱の処理にも使える。
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nora_inu
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数年前にある書店で当書を見つけたとき私は次のように思った。「アルゴリズム思考術?ついに人間もロボットになるときが来たってことかい?」この最強ツールで今すぐ君も成功者というような印象はしかし実際に読み始めてみるとすぐに消し飛んだ。これはハウツー本ではなかった。哲学書だった。私たちが日々の暮らしの中で直面する数多のジレンマ、その背後に隠された世界の構造を解き明かそうとする思索だった。当書は人々がアルゴリズムに対して抱きがちな誤解を解いてくれるだけでなく私たちの日々の暮らしに新しい視点をもたらしてくれる。推奨。
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南嶋人🏝️晴耕雨読
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『アルゴリズム思考:術問題解決の最強ツール』読了📖 最適停止問題37%ルール、後悔最小化理論、電算キャッシュ管理と最長未使用時間法、ペイズの法則、正規分布と羃乗分布、ゲーム理論… アルゴリズム思考は奥深いなと。生活面では最長未使用時間法は断捨離に活かせそうな…🤠
0255文字
S. I.
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Audible
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ハナ
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面白かった!哲学とコンピュータの関係性のあたりとか再読したい。プログラムを学ぶことで効率的な思考にも活かせる
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魔威駆
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思ったより数学的であった。37パーセント。
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犬猫うさぎ
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ヴィックリー・オークションは、第一価格オークションと同じく「封印入札」方式で行なわれる。参加者は非公開で値段を一つ書くだけで、最も高い値をつけた入札者が落札できる。しかしヴィックリー・オークションでは、落札者は自分の書いた入札額を払うのではなく、二番めに高い値をつけた入札者の金額を払う。(…)アルゴリズム的ゲーム理論を研究する者にとっては、とりわけ際立った特徴が一つある。参加者は正直であることが奨励されるという点だ。(456-457頁)
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knmurara
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オーディオブックにて。結構おもしろかった。行動経済学に似ている。世間でなんとなく行われていことが、実は研究により最適解ではないことが多いと。思考のアップデートになる。日本の役所、会社、学校は遅れている。
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yonyonson
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タイトルは、ひろゆき的な思考術を想起させるが、実際の内容はコンピュータサイエンス。アルゴリズム思考術というよりアルゴリズム。
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いちは(精神科医)
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Audibleだと理解する前にすいすい進んでしまったが、かといって完全に理解したい話題でもなく、アウトラインが分かれば良かったのでOK。子どもが理系に興味あるなら買って読ませても良いかな。
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juneberry
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すごく面白かった。ちょっと前に読んだファスト&スローも内容の割にはわかりやすく書いてくれていたけど、同様にわかりやすかった。アルゴリズムについての説明と、日常に当てはめた具体的な例があり、日常生活に落とし込んだ内容がよかった。人間関係においての計算の負担軽減については発想が面白く、「なんでもいいよ」などと、いつも私に負担を強いている夫へ早速伝えたい。
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茶幸才斎
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部屋探しにおいて、目の前の物件に決めるべきか、それとも次の物件に希望を託すべきか。今夜の外食は、新しい店を試すべきか、いつものお気に入りの店に行くべきか。投資理論でノーベル経済学賞を受賞したハリー・マーコウィッツは、自身の老後資金をどのように運用したか。人生が有限である我々が物事を決断ないし選択する際の最良を知るためのヒントが、コンピューター科学で扱う幾つかの理論の中にある、と云っている本。ときにそれは、最適、確実、一番ではなく、ほどほど、そこそこ、2位じゃダメなんでしょうか、という着地点を探す旅となる。
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allite510@Lamb & Wool
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要は急発展したコンピュータ技術(というか設計法?)を人間の行動などの最適化に活用できないか、という趣旨の本。例えば、考えても答えが出ない、コンピュータで言えばいつまで経っても計算が完了できない「手に負えない問題」をどこで止めるか、どの程度近似的な答えで満足してフリーズを避けるか、などといったことに対する解決・回避技術である。最適解を最速で手に入れるための考え方(近似値だけど)。みんな好きだよね?アルゴリズムはとてつもなく有効で、だからこそ複雑なネット環境が普通に動き続けることができる。(→)
allite510@Lamb & Wool

(→)一方で「手に負えない問題」が問題全体の中でいかに多くを占めるかなどのことも徐々に明らかになりつつある。つまりアルゴリズムの限界も同時に見えてきているわけだが、現実、今を生きる人間にとってアルゴリズムの中で生きていることは実感として(避けがたく)あるのではないだろうか。この本では様々な問題解決のアルゴリズムを紹介しつつ、最終的に(ものすごく乱暴にまとめると)悪い計算結果しか出ないのなら、計算ルールを変えよう、と呼びかける。

05/11 23:25
allite510@Lamb & Wool

(→)皆が少しづつ競争でズルすることで共有の資源を破壊してしまうなら、嘘つきが得をするゲームではなく、正直者が得をするルールのゲームに変えようということだ。まあ間に合えばいいんだけど。ものすごく冷静に考えると新しいことは何も言っていないかもしれない。ただ、そこにはコンピュータ環境を稼働させ続けてきた程度には確かな技術的裏付けと、少しの新しい言葉がある。「37%ルール」とか。ボキャブラリーが増えるのは、何か必要なことを語ることについてだけでも、良いことじゃないだろうか。

05/11 23:25
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naotan
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アルゴリズムという言葉から難しく思えるけど、要は人間の生活に役立つ考え方やルールの話。秘書問題や靴下の揃え方などはよく聞く話ですね。
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だいすけ
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捨てる前に再読
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だいすけ
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アルゴリズムというくくりしかなく、個別のルールを順番に紹介していくという話なので、トリビア感で止まってしまう。なんかもう一つ軸を設けて、キーメッセージを作っていきたい感じになる
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こくう
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アルゴリズムを簡単に言うと、問題を解決するための手順・計算方法です / 「37%ルール」とは、数学の最適停止問題からきており、報酬を最大化し、コストを最小化するために特定の行動をする(もしくは、それ以上の選択肢を探し求めるのをやめ決断をする)最適なタイミングを決めるものです。 数学者によると、選択肢の最初の37%を見た、もしくは調べた直後が、その最適なタイミング/ 単純に説明できないなら、それは自分が十分によく理解できていないからだ/ 完璧は善の敵である/
こくう

うまくやったやつを憎むな、ゲームを憎め/ 自分が多数派側に入っているのに気づいたら、立ち止まって思考すべきだ/

02/14 08:56
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ふぃすか
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原題は"Algorithms to Live By: The Computer Science of Human Decisions"(2017)『ホモ・デウス』からの流れでアルゴリズムの本。ここのところの読書はここにつながっていたのか!と思った。系統の違う本にこれと同じ結論に達してた本があったのを思い出したり。最初にこれを押さえておけばよかった。飲み込みやすさが大分違う。思い当たる節が色々あって、アルゴリズムが結構身近な存在だったのを知りました。予測って結局はデータの集積が基盤の確率統計の問題なんだな。
界烏

現時点では……AIに奇天烈なイラストを描いてもらうとか

12/04 00:10
ふぃすか

あれもどんなデータを食わせるかしだいなとこがありますなぁ

12/04 10:09
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yuki
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前半から中盤までは非常に興味深く読んだが、ネットワーキングからは興味を失ってしまった。ただ、やりようによっては全て実践可能な理論なので、良い本ではあった。
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EK_14
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数学が得意ではなくこの分野の知識もあまりない私にはやや難解だった。とはいえ面白い内容も多く、例えば「キャッシュ」の話を読んで昔よく行ってたTSUTAYAに、最近返却されたCDの棚があったのを思い出した。確かに必ずその棚見ていた私も無意識のうちにアルゴリズムに影響を与えられていたのかもしれない。ゲーム理論やオークションの話も例が多く添えられおり理解しやすかった。 「嘘をついても何の得にもならないという社会の掟があれば人はあまり嘘をつかなくなる。」前にも聞いたことがある文章だけど人が嘘をつく本質をついている。
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お抹茶
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ネタバレ物件探しや結婚相手探しでは最適停止問題により,充てられる時間の37%を超えるまでは結論を出さず,それ以降は今までよりも良いものが見つかったら選ぶ。ラプラスの法則では,小規模データでも,過去にその事象が起きた回数に1を足し,その事象が起こり得た機会の回数に2を足した数で割れば全体の確率が出る。「最後に返却された本はまた借り出される可能性が最も高いので,返却された本をラウンジ近くに置いて借りやすくするのが合理的」と書いてあったので,図書館で返却本を探してみたら,おもしろい本が次々見つかる。
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H2O_HoriHori
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世間の決まり事はアルゴリムを使うことで効率よく、後悔の少ない判断ができるという話。 ノウハウ本ではなく、技術読み物の立ち位置の本だから業務効率化の目的で読む人には不向きかもしれない。 物事を決めるときは良い決め方(アルゴリズム)を選ぼうという話。
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まじぇすた
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文庫版では原注本文・参考文献(邦訳版)がなくなりそれらのPDFがウェブに公開されているが注釈記号が本文中に付けられていないので参照しづらい。単行本の感想からの差分として、スケジューリングのコンテキストスイッチ、ネットワーキングの指数バックオフ、ヴィックリー・オークション、などの説明がとても興味深かった。特に正直が最善の戦略であるというヴィックリー・オークションが本当に素晴らしく、ノーベル賞ものだと思っていたらすでにノーベル経済学賞をとっていた。世界中の社会がこんなメカニズムデザインをしてくれたら良いのに。
まじぇすた

p.458より;嘘をついても何の得にもならないという社会の掟があれば、人はあまり嘘をつかなくなるでしょう? それが基本的な考え方です。これは私見ですが、一般人には嘘をつかなくなることなどありえないと思えるがゆえに、ヴィックリーはすばらしい。そう思いませんか?

07/08 23:56
まじぇすた

解説の MCMC の呼び方 (p.491) は間違っている。正しくは「マルコフチェイン・モンテカルロ法」。

07/08 23:57
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ナルボンド
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文庫版は脚注、参考文献が削られインターネットで参照お願いします、という形式になっているので、気になる人は単行本版を買いましょう
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古田更子のデジタル脳味噌ミカンジュース工場ミキサー(時給800円要相談)@批評系YouTuber
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面白い。が、しょせん数理は頭の体操。実践が必要。
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nob
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ソート、スケジューリングなど、コンピュータサイエンス分野で長く研究されてきた問題への解決策。それらが実は日常生活にも応用できる、という。「思考術」なんていうと大層だが、純粋に科学読み物として興味深い内容。複数のことを並列進行しててパニックになりそうなとき「ああ、コンテキストスイッチのコストが高すぎるんだな」と考えるだけでも解決策が見えてくるかも。ソートと検索のトレードオフに絡めて、野口悠紀雄先生の「押し出し式ファイリング」も登場。
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やすお
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コンピュータ技術を使って物事を解決するための仕組み(アルゴリズム)を解説している。すぐに実践できるライフハックを紹介しているのではなく、各種ライフハックの根底にある仕組みを一般向けに解説。最適停止問題や多腕バンディット問題、ソート、スケジューリング、オーバーフィッティング、ネットワーキング、ゲーム理論などを紹介している。幅広い範囲を紹介したかったのだろうが、個人的には、範囲が広すぎて、書籍としてまとまっていないような気がした。著者の主張が見えてこなかったのが少し残念なところである。
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qtq
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学生のときは数式とにらめっこしながら勉強した分野だが、もうすっかり頭から消えてしまったのでせめて考え方だけでも………と購入。かなり広範な範囲が一冊にまとまっていて、今回の目的としてはかなり良い一冊だった。
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greeneggs
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日々の問題処理について自分は要領が悪いのではないか?と疑問に思って手に取った本。思っていた以上に楽しく読めた。「人間はコンピューター科学で困難なケースとみなされる状況にむきあっている。このようなときに有効なアルゴリズムがあれば、推測を行い、より単純な解決策を優先し、エラーとコストのトレードオフを行ない、掛けに出ることができる」p472の言葉で気持ちが楽になった。
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kamata.t2006
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人間の記憶には限界があるようである。本書でも、年を取るとともに記憶が曖昧になるというのは、認知機能の低下でなく、人間が多くの情報を吸収して、覚えているために思い出すのに手間取っているのでは無いかと言っている。なぜ、これを紹介したかと言うと、本書を読み終わってから、一年前に本書を読んでいることをに気づいたことである。全く読んだ記憶が無いのであるが、ブックメーターによると読んでいるらしい。
0255文字
anaggma
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バブルソートはマズいですねbyバラク・オバマ かっこよすぎでしょう。行動経済学と同じ距離感で、生活便利系のアルゴリズムには触れておきたい。
0255文字
二浪人ファーストアウト
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大学でこの分野を学んでいたこともあって、すごく面白かった。特に気に入った箇所は次の二つ。 p.267『自制を学ぶことは大事だが、信頼できる大人が絶えずそばにいる環境で育つことも同じく大切なのだ』 p.418 『単純に言えば、機械であろうと心であろうと、システムがそれ自体と同程度に複雑なものの働きをシミュレートすれば必ず、およそ当然ながら資源が完全に限界に達する』
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kamata.t2006
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コンピュータに計算させるのは不経済ということで、如何にい計算をさせないかのアルゴリズムが、生活の中でどのように役に立っているかを、楽しい事例を上げて説明をしている。最初の最適解も、結婚を決めるのには37%の成功率が一番効率がよく、多くの相手と会っても良い相手に会える可能が高くなるわけでないとの説明から始まって、ベイズや、ランダム、ソート等のコンピュータで使われているアルゴリズムと生活の中での関係を楽しく説明している。ちょっと時間がないので飛ばし読みになったが、勉強になる著書である。
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どどんぱ
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為になる。考えすぎないとか、手近なところからやっつけるとか、そんな意思決定戦略もありなんだね。
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KAZOO
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最強ツールと書かれていても、実際に何かのツールがあるわけではなく考え方・解決方法を言葉で説明してくれています。それが実際にはツールということなのでしょう。スケジューリング、ソート、キャッシュ、などあるいはベイズの法則なども収められていますが数式などはほとんどありません。私にはとっつきやすい本でした。
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かなた
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ちょっとむずかったな〜
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MICK KICHI
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難しい数式や解説はスルーして興味のある箇所だけでも、普段の生活・職場での整理術・問題解決のヒントに充分役に立つ本。<ソート>は書棚・書類やCD、その他整理、<キャッシュ>の構造を理解すれば、職場の整頓、<最適停止>は、店探し・ショッピングにそれぞれ活用出来そうです。従来のやり方にマンネリや問題点を見つけるツールに使えるそうなものもいくつかありそうです。数理を遠ざけて生きている自分のような文系人間にも面白さを感じる事が出来たのは意外。思考の幅が広がる気がします。
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エラリー
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正しい答えがあったとしても、そこに至るまでに膨大な時間が必要なのであれば現実的な最適解とはならない。最適解を得るため可能な限り計算を省力化した考え方(アルゴリズム)は、日常生活にも応用できる。
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YUJIRO
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面白い。日常生活での問題解決や行動をコンピュータ科学におけるアルゴリズムを元に考える。身近な題材からあるが様々なアルゴリズムに触れられる。また、自分の行動や考え方を見直すきっかけにもなる。
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sukesuke1202
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とてもとても難しかったです。おそらく私にとっては。ただ、考えること、それが大事ということだけはわかりました。考えるのをやめてはいけない。その問題を解決するためにどのような方法が良いか。一番良い方法は?一番でなくても十分に良いと思える解決方法は?とにかく投げてはいけない。それを解決したいのならとにかく考えよう。
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