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鬼よぶわらべ歌 (鬼遊び)

感想・レビュー
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がらくたどん
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「春が来たよ。春が来た。」そう言って歌いながら駆けだすのは「人の子」だけとは限らない。冬の間閉じこもっていた家から人の子が遊ぼ遊ぼと飛び出してくるこの季節を寒くて暗い場所でたった独りでまっていた「あの子」もそりゃあどんなに嬉しいか。後ろ姿はみんなと一緒。でもね、くるんと振り向くと。見つけて追いかけておいでおいでして・・ほ~ら捕まえた!各章のちょっと不思議なわらべ歌。楽しいような怖いような、おとないさんの挿絵。ホントに良くできたシリーズ。春はウキウキと不安が交わる季節。寂しくても鬼の手だけは取らないでね。
東谷くまみ

がらくたどんさんのレビューが読めて嬉しいです😆🎶「花輪あみ」の心の隙間と「草相撲」の心の隙間。種類が違うはずなのに鬼は見逃さないんだなぁ、怖いなぁって思いました🥺我が家の娘二人、春のウキウキと不安と…今年は新しい環境でスタートなのでいつもの倍はあるんだろうなぁ。鬼が入ってこないように母が目を光らせなければ👁️✨️😆

03/20 23:50
がらくたどん

くまみさん、再読と登録のキッカケをありがとうございます。おとないさんの挿絵が絶妙にほのぼの・こわいんですよね~♪おお、お嬢様方、新しい環境に。そりゃあ期待と不安で胸いっぱいですよね。年齢が上がるほどに登場人物達みたいに「相談するより自分で決めたい!」って思いがちだし。このシリーズ、必ず一作はちゃんと頼るべき人を思い出せて助けを呼べて救われる物語が入ってるじゃない。すごく大事なことだなって思います。「鬼除けくまみん」頑張って~( `ー´)ノ

03/21 10:05
6件のコメントを全て見る
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東谷くまみ
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以前「髑髏の手まり歌」を読んですっかり続きを読むのを忘れていた廣嶋さんの鬼遊びシリーズ。今回は春編。どれも20~30頁の短編なのにきちんと怖いのがすごい!中でも毎晩のように死にものぐるいで鬼ごっこをさせられる「鬼ごっこ」と、私だったらそんな機転もきかずジ・エンドの「だるまさんが転んだ」が怖かった。想像力を刺激するおとないさんの挿し絵もいいな🎭泣き虫で怒られたらすぐぺしゃん、てなっちゃうような子供だったけど、だからこそグツグツと暗い感情も抱えてて。そんな子供時代にこの本を読んでたら本気で震えてたかも😅
がらくたどん

春なので誘われて登録しちゃいました。もう何周したかしら・・私の「鬼あそび」。でも、そんなこんなでご一緒できました。嬉しい事です(*^。^*)

03/18 16:52
東谷くまみ

おぉ!がらくたどんさん、登録してくださったのですね😆❣️何周めかの共読、ご一緒できて嬉しいです🎶ほんと、このシリーズ大人気ですよね~!利用する図書館でもいつも貸し出し中になってます😊✨️レビュー見にいきますね!

03/20 23:40
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火星人碧
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鬼が出てくるショートストーリーが6篇。鬼はどこかに存在していて、子供が鬼のとりこにならないように様々な形で言い伝えが語られる。しかしどの子も一様に怖がるわけではない。そうしてひとり、またひとりと、鬼に連れ去られてしまう。読む前に想像していたより怖い話であった。都市伝説とは質の違う怖さがある。
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みなみ
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やってはいけないと大人が言う決まり事があり、ほとんどの子どもはそれを守る。でも時折タブーを破る子どももいて、そんな子どもが鬼に目をつけられてしまう。そのまま取り込まれてしまうお話、なんとか逃げ切るお話もある。こわいんだけど、お話にある種のパターン(定型)ができているので読みやすいというか。おもしろかった。
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芭茶
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93
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あーたん
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学校で1人読み
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T. みぃた
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ネタバレしきたりには、いつだって、それなりのわけがある。向こうの林には入ってはいけない。あの禍つ家には近づいてはいけない。大潮の前に貝を取ってはいけない。ケンカばかりしていると鬼を呼び寄せてしまう。いつの間にか子どもが消えたり、家から出られなくなったり、鬼とだるまさんがころんだをしたり…。鬼の遊びに負けると戻れなくなる…。
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luna
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新たなシリーズ本を求めて色々な本に手を出しています。こちらは鬼に絡んだ短編集で、さらっと読めてそれなりに面白いのですが、息子にはちょっと怖かったよう。確かに挿絵も不気味さがある。3巻まで読みましたが、怖いから続きは借りなくていい、とのことでした。残念。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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中学校1年生おはなし会。中学校2年生おはなし会。今年度2度目のおはなし会。怖い話のリクエストがあったので、こちらは紹介。銭天堂の廣嶋玲子さんと話すとおぉ!と。特に私が怖いと思った「だるまさんが転んだ」の話をしました。シリーズがあることも伝えたので読んでみたいと言ってくれた子も多かったです。
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ぺぺ
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ふわふわと穏やかな空気感の中で、子供が鬼に狙われる。そんな春。夏、冬、秋、春の順で読んだ。春が一番好き。
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daiougusokumusi
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小一 図書館
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マツユキ
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夏の課題図書コーナーで見つけて、気になった作品。花の首飾り、鬼ごっこ、おままごと、遊ぶ子どもたちが鬼に狙われて…。禁止されている事には意味があるんだね。好みのストーリーです。夏、秋、冬と続きますが、どんな遊びが取り上げられているか、気になります。
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ダイスケ
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ネタバレ『鬼遊び』は、わらべうたに込められた言い伝えや戒めの6つの短編集です。言い伝えや戒めには理由があって、合理性や根拠のないものだと思って、ないがしろにしてはいけない、そのようなものを尊重しなさいよと意味する一方で、村の巫女の言葉「おまえたちのけんかのせいで、村の空気がよどんできてる。怒りや憎しみは鬼の大好物。おまえたちのやっていることは鬼をまねくことだ。」は、気持ちや感情の動きを鬼にたとえていること、気持ちをコントロールすることは今の社会人にも伝わる言葉だなと思いました。
ダイスケ

『鬼滅の刃』にも繋がるような印象でした。

06/11 08:04
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アト
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思ったより怖かったー。小さい頃に読んでたら本気でビビってたはず。あまりにも入りやすい導入なのが後から思えば誘われてるみたいで、気づいたら鬼に引き込まれてる本編の構図にそっくりだった。
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かりんと(2020.5~🖼️色鉛筆画を描いています✏️)
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春編、鬼に憑かれた子ども達。子どもには出来ない事や、出来てももっと上手くなりたい願望がある。してはいけない事を、願望の成就の為に足を踏み入れる。言わば鬼に魂を売った子等の物語。中でもゾッとしたのは「草相撲」。遊び場の確保の為に相撲試合を行うことになった。一番弱いカナが大将のシノを怪我させてしまう。カナは責任を感じ弱みを鬼につけこまれ、とんでもなく力を与えられた。力と恐怖で皆を押さえつけられると思った時、清め塩を撒いたことで力が無くなり、憑いたものを退治出来た。鬼に憑かれ無いためにわらべ歌が歌われる。
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瑪瑙(サードニックス)
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鬼と子供のお話。言い伝えにはちゃんとした理由がある。でも迷信だと思って破ってしまうのも子供。免れた者は良いけれども、取り込まれてしまった者は。。。
不明

このシリーズで助かる確率は58.33%助からない確率は29.16%鬼となる確率は12.5%らしいです

05/19 20:24
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corriedale_
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『冬』既読。オチというか解決編がないのが(和製?)ホラーの特徴かもしれない。子ども向けだけど挿絵の仕掛けも普通にこわいんよ。解決してくれるのは村の神職巫覡。舞台や小物は昔話的だけれど時代設定はよくわからない。
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さく
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怖かったー!図書館の児童書コーナーに面置きされていたから、ひょいと取ってきたら、まさかのホラーだった。児童書にホラーというジャンルがあることを知らなかった。作者さん、銭天堂シリーズの方なのね!今度はそっちを読んでみようかな。
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しっぽちゃん
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【MOK図書館】★★★☆☆
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いくぽん
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時代は大分昔。鬼やもののけが普通にいた頃だろうな。救いのない話も多い。銭店堂の方がまだ救いがあるなあ。
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くるみるく
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ネタバレ古くから伝わる年長者の戒めを守らなかったり、お守りを忘れて山に入ってしまった子たちが、知らず知らずのうちに鬼を呼んでしまってたどる運命とは…。鬼遊びシリーズ第一弾、春の部。一つ一つのお話が程よく短く、ドキドキハラハラさせられながら読みごたえばっちりなので、読書が苦手で「怖い本を読みたい」4〜6年の子にもおすすめしたいです。
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チタカアオイ
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【図書館】
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桃子
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ネタバレ面白かった。でも、怖いんですけど~…。児童書なので読みやすい。鬼に拐われたり、躱したりと、結果は善し悪し。怖い話が好きなら読んでみてもいいかも。
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チロルちょこ
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日本独特の風習や、言い伝えをうまく合わせた本。
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ふーまま
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「銭天堂」からの廣嶋玲子さんの作品。昔遊びを知るきっかけにもなり、短編だかそれぞれゾクッとさせられる。怖いもの好きな小学生、きっと気にいる作品だと思います。
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かえでおかん
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「銭天堂」の著者によるシリーズ物4巻の1巻目。表紙、下駄履きの着物を着た少女が春の野原を駆けていて、その後ろに青いシルエットの狐面の子と頭に角の生えた子が描かれる。短編6作。怖いもの耐性ゼロで「百鬼夜行抄」が精一杯の私には、十分怖い。陽光と仄暗い陰と闇が交錯し、異界への扉が日常に潜む世界で遊ぶ子どもたちが、鬼の誘いに捕らえられたり逃れたり。テンポよくサクサク読み進むが、禁忌に触れ鬼に絡め取られていく様が、怖いのなんの!ルビからすると対象は中学年か。1話目の主人公は10歳。怖い話が好きなお子は、ハマるかも。
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nebosuke_wombat
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今まさに上り調子の作家さん、って感じですね……■正統派児童恐怖小説でとても楽しめた■おままごとの話と鬼ごっこの話が好きかな。おままごとはSPRの面々に解決していただきたい
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有機物ちゃん
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娘からのオススメ。しきたりや言いつけがあるのにはちゃんと理由がある。鬼に魅入られないように、見つからないように。児童書ですが大人の私もゾッとする怖さで、ノスタルジックな雰囲気もありイッキ読み。 ハピエンとバドエンのバランスもよくて、春・夏・秋・冬で分ける構成もオタク心にぶっ刺さった。こういうの大好き!図書館で娘が借りてきてくれた本ですが好きすぎて全巻購入。こちらは春の巻。子供たちが遊んでいるうちにいつのまにか鬼の遊びに巻き込まれていくという設定もダークでいいんだよなぁ。夏の巻も読みます!
有機物ちゃん

娘「ママ絶対これ好きだと思う。読んで。特に○○○○のところ。読んで」って強めに勧められましたが、その○○○○のところが見事にバドエンで笑ってしまったwwなんで知ってるんだよ~私がバドエン好きなのwww

04/02 00:32
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ワッピー
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春を待つ読書会・読み友さんの推薦本。春を迎えた田舎で子どもたちは遊びはじめる。禁じられた花「花輪あみ」、俊足の男の子「鬼ごっこ」、禍つ家の中にいるもの「おままごと」、大潮の後に生まれるもの「潮干狩り」、遊び場争奪戦「草相撲」、山からついてくるもの「だるまさんが転んだ」を収録。いずれもワッピーの大好きな「村と異界の淡い狭間」を描いた怪異談で、春の気配も心地よく、一気読みでした。ここに描かれたような村は今でもあってほしいけれど、古典落語と同じく、もはや概念化してしまったのでしょうか?夏・秋・冬の巻に進みます。
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かりぐらし
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銭天堂作者の別シリーズ。子ども向けとはいえ非常に読ませる文章で面白い。鬼ごっこ、ままごとが特に良かった。この作者は必ずしも救われる話ばかりを書かないので、子どもには教訓になっていいと思う。
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ぐりとぐら
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ネタバレ児童向けだけど、結構怖くて良かった。鬼にまつわる怖い話が6話の連作短編。時代は明確な言及がないが、少し前なのかな。着物だし。不条理な怖さではなく、村に言い伝えられている、禁忌をおかしてしまって鬼に憑かれる子供の話も多くて、教訓もあるのかなと感じた。入ってはいけない林、摘んではいけない花、近づいてはいけない禍つ家、大潮の間は潮干狩りはだめ···などなど。民俗学ホラー好きは楽しめそう。シリーズもよみたい。
ぐりとぐら

ところで、大人になってから読むと余計な事考えちゃうなって実感したのは、母親の病気のため田舎に引っ越してきた話で、娘は鬼に連れていかれたようなラストの話。余計な事だけど、子供が消えたら母親は自分の病気を責めてしまいそうだし、父親は田舎を嫌がっていた娘の声を聞かなかった事に後悔しそう。禁忌を破ったって知らなかったら、そうなりそう。本編とはちょっと離れたところで、そんなことを考えた。

03/18 09:17
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れいくす
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昨年読もうと思ったものの、時間がなくてそのまま忘れていた。また会ったので今度こそと。表紙がいい。挿絵もいい。ジットリと怖さがある。黒くフェードアウトするみたいな、はっきり述べない怖さ。暗がりから覗いているみたいなゾクッと感。文章と絵の相性がとてもいいと思う。鬼ごっこの見開きは迫力あった。どの話もちゃんと印象に残るのもすごいな。最近、短編は1つずつ日をかけて読み進めるのが好きだったけど、これは一気に読んでしまった。
0255文字
walkalong621
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知らない子どもがそばにいる 知っている子どもが消えている 「銭天堂」で有名な著者による、鬼にまつわる少し怖い話を集めた作品集。子どものために買ったのだが、読んでみると意外に面白く、全巻揃えてしまった。「エルム街の悪夢」のような「鬼ごっこ」も良いが、入ってはいけない家を巡る恐怖譚の「おままごと」が素晴らしい。ラストの絶望感は-ぞっとするイラストの迫力もあり-大人が読むホラー小説にもなかなかないもの。子ども向けなので描写を残酷に出来ない分、想像力で怖がらせているのだ。
walkalong621

猿田彦さん、コメントありがとうございます。特にバッドエンドの話は、本当に悲惨なことになる直前で終わる、暗い余韻の残る話が多かったように思います。

02/04 21:04
猿田彦

おっしゃる通りですね。だからこそ経験豊富で想像力豊かな大人のほうが怖く感じるのでしょうか?5年生の孫より私のほうが強い恐怖感を持ったように感じました。

02/05 15:02
3件のコメントを全て見る
0255文字
ハルテル
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シリーズ本。6つの短編集。子どもと鬼をつなぐゾッとするおはなし。時代背景は明治、大正あたりでしょうか。
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惡い読書
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お話もイラストもハイレベルで面白い。子供と教育的見地の相性は大変に厄介だとおもうけど、それがひとたび「怪談」の衣を纏うと、けっこうムゴい・怖いそして豊かで自由な余白が拡がるのだった。本当にグロいことや人死にまで至らなくても、作者の力量でここまで怖くできる。そして、そこには、昔からの禁忌や、お年寄りの知恵のありがたさや、自然や他の生き物に対する敬意の持ち方や、その他、その他、通り一遍のお題目よりも、よほど大切なことが沢山教えられるのだった。それらが押し付けがましくなく、総体にはやっぱりコワい。ここポイント。
惡い読書

※なんだか、自分の体験してもいない時代の懐かしさがあるので、母親に「これは、昭和の初めころの話かなー」と尋ねてみた。母は、「いやいや、私の子供の頃は、これよりもっと都会になってたよ。大正のころのはなしだろう」と言う。んでもってお祖母さんに「これは、大正のころの話なのかなー」と尋ねてみた。お祖母さんは、「いやいや、これはもっと昔、明治のころのはなしじゃないかね」と言う。そこで気がついたのだけど、この部屋には他には誰もいなかったのだ…。

01/20 22:45
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うずら
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始まりの歌で妖しい世界に誘われ、終わりの歌で元の世界に戻った安堵感。よくできてます。 古き良き里山風景は懐かしい中に寂しくて不気味さを湛えていて、どんどん物語の世界に引き込まれてしまう。 話の中に出てくる、子どもの遊び、家族、文化は今の子どもたちに新鮮に映るのではないかな。
0255文字
猿田彦
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鬼は私たちの暮らしの案外近くに住んでいて、ひょんなことから私たちに獲りついてしまう。それを教えるために昔からの言い伝えがあり、わらべ歌として残っているものも数多くある。そんな話なんて気にしないと高を括って、とんでもないことになってしまった6人の子どもの話。小5の孫のチョイス本。どの話も私の子ども時代を思い出させる場所や空気感を持っていました。孫に怖かったか尋ねましたが、山のほうに住んでいるなら理解できる環境かもしれませんがお話の設定場所らしいものが身近になくお話として読み終えたようでした。
0255文字
あひる
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しきたり、たたりってやっぱりあるのかしら。鬼って恐いね。ばあばあの言うことは聞かないとね。
0255文字
Hitoshi
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「始まりの歌」田舎の嫌いな十歳の少女サチ、 「花輪のあみ」花輪をつくりに入ってはいけない林に、 「鬼ごっこ」サク、足が速くて鬼ごっこに入れてもらえない。 「おままごと」ユキは、誰も住んでいない持ち主さえわからない昔からあった古い大きな家 「潮干狩り」潮干りが大好きな十一歳タク。 「草相撲」神社に集まって遊ぶシノ。 「だるまさんが転んだ」村の少年ケンは山へ入った。 「終わりの歌」子どもの本としては凄く怖かったです。
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