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ニッポンのうたはどう変わったか: 増補改訂 J-POP進化論 (平凡社ライブラリー さ 9-2)

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BsBs
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今小泉理論をやるならこの本を読むくらいでいいという話を聞いたので読んだ。小泉理論では長2度の往復が旋律生成において重要な役割を果たすというのは周知の通りだが、ヨーロッパの一般的な長3度の音階との対比がされていて、古典的な日本音楽における旋律やリズムが具体例も多く分かりやすく説明されていた。また、J-POPのペンタはニロ抜き短調から来ていると思っていたが、世界的に見られるブラックミュージック由来のものであり、連続性はないと喝破されてしまった。勉強になった。 一番面白いコード進行は少ししかなかったのは残念…
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ふくらがえる
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曲をYouTubeで聞きながら読んだのでけっこう時間がかかってしまった。音楽の知識がほぼ皆無なので難しいところも多かったけど、ヨナ抜きとか五音音階とかモーラとか知れてかなりためになった気がする。もう1回くらい読めばもっと理解できそう。がんばる…ていうかこういう音楽の知識を学校の音楽の時間に習いたかったけど、義務教育じゃ無理かな。大学の一般教養くらいか。
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akipon
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20年前に読んだ旧版の内容はほぼ忘れていた。日本文化と西洋文化について考える。
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unterwelt
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1999年に出た『J-POP進化論』の増補改訂版で、元本は未読。さて感想はとても難しかったので分かった感じがない。というのも音階やコードの話が多用されているが、その知識が私にはないのでピンと来ない。さらに本で取り上げられている民謡や童謡、歌謡曲へのなじみも薄いためタイトルを出されても頭に音楽が流れないためと推測。ただ興味深い指摘もあり、モータウンとヨナ抜き音階が同じであるとか、「カウンターカルチャー」は「対抗文化」ではなく「逆行文化」と訳した方がその後の高度消費社会とのつながりが整理しやすいとか。
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K
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うたを主題とする日本の大衆文化論。こういう確固たる理論があるとは言い難いものをテーマに本を書けるってすごいな…ヨナ抜きとか長3度とか、音楽側からのアプローチが主で、文字や楽譜を見てメロディーを脳内に流せる人には相当面白い本だと思います。
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阿部義彦
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平凡社ライブラリー4月の新刊。これは過去の佐藤さんの「J-pop進化論」を再び出すことになり、それでは足りないので著者自ら今を含めてかなり(三分の二以上)新たに書き足してます。内容は充実したのでしょうが楽譜や理論的なことが可也専門的すぎて、楽典など欠片の知識のない自分には難しすぎました。『Fを主和音(ホームコード)として!そのナインスの音で始まるわけです。』←なんのこっちゃ?あまりにアカデミックでおじさんは取り残されました。ドミナントやらミクソリディアンを理解出来る方なら楽しめるかも。うーん難しすぎました
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