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タクシーガール

感想・レビュー
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かっこちゃん
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ネタバレ二人の作家のコラボレーション。どんなふうにかは不明。ある事情から、タクシーの乗務員をすることなったリカ、所々で「轢き殺すぞ、コノヤロウ」と罵りながらも、愛しい娘の為に、昼夜ハンドルを握り、縦横無尽に街を走り回る、シングルマザーのタクシーガール。決して女を捨てた訳じゃない。色んな場所で、色な目にも会いながら、生きていく。気に入ったのは、4章幸せのチョコクリームパン、11章の船で働くダンサーそして最終章のリカの始末の付け方。勿論、嘘っぱちのお話だけど、確かに、嘘っぱちじゃない生きる力強さのようなものを感じる
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里子
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面白かった 虐待とか、その系は、梁石日さんのモノかな? 主人公が本心を客に言うのも梁石日さんって感じ どうでもいい、男女関係は余計だが、それもテーマの一つか
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かおりーぬ
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感想の中に、梁石日さんとはどこがコラボレーションなのかわからない。という意見が多数見られたのだけど、確かに本を読んだところそうなのですが、コラボレーションと言うよりは、梁石日さんのデビュー作でもある『タクシー協奏曲』(後に映画化「月はどっちに出ている」)へのオマージュ的な作品なのだと思います。執筆中も梁石日さんと幾度もやり取り相談報告されながら、書き上げていかれたことでしょう。この作品も映画化ドラマ化されたら面白いんじゃないかと期待しています!タクシー運転手のシングルヤンママの日記のようで面白いです。
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まりこ
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ででんでん
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「軽蔑」などが好きだった中上健次さんの娘さんの本なんだ。初めて読んだ。梁さんは、何冊か読んだことがあるけれど。皆さん書いておられる通り、どのあたりがコラボなのかがわからない。ただ、私はとても好きだった。様々な人間模様のひとときを切り取って運ぶ都会のタクシードライバー。「轢き殺すぞコラ‼」と心で啖呵を切りながらも、働き続ける姿が魅力的だった。最後、身辺の変化により、仕事の方向を切り換えて…自分でしっかりと人生を切り開いているリカにエールを送りたい。宇野亜喜良さんの装画が合ってるなあ。
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読書小僧
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精一杯生きている女性タクシードライバー。 一期一会の客との触れ合い。 パッケージは分かるんだけど、なんかこうキャラが好きになれんかったのよね。 言動が魅力的じゃなかったなあ。
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ライダー1号
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シングルマザーがタクシーの運転手でお客さんと様々な会話や相談をする。寂しさからついいろんな情事があるが、お客さんとの会話から自分の幸せを見つけてゆく。ちょっと官能的ところがあるが、不幸ばかりだって思ってる方は参考になるかも。
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きなこ
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『血と骨』や『闇の子供たち』など、ダークな作品のイメージが強い梁石日さんと、純文学作家・中上紀さんのコラボレーションとの事で、読んでみました(どの辺がコラボなのか、わからなかったけど)。男に弱く、人情味あるシングルマザーが主人公。車内という密室の中で、知らない人と過ごす時間。女性だから、危ない目にも遭うだろう。でも、強い。もう死語だとは思うけど、『ヤンママ』という言葉が頭に浮かびました。そう、何かね、ヤンキーっぽいんだよな(^^;)あと、『ガール』ではないよな(^^;)お仕事小説というより、ドラマ系。
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日の丸タック
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不特定多数が、移動目的のために短時間すれ違う。 そこに、その人の本音や愚痴…被っていた仮面を遠慮なく外す姿や人間模様が交錯する。 世の中のトラブルは、金と異性と僻み… 様々な形はあれど行き付く先は大差ない。 人間模様のルツボ、都会深夜のタクシーの中! 想像以上のものを背負って人は生きている!
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みやび
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☆4
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侍の笛1吋
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梁石日のタクシー狂騒曲を読んだのは何十年前だか覚えいない。 今回、梁石日氏と中上紀さんコラボでこの本を読む、タクシー狂騒曲の時代は男女雇用均等法が無い時代で女性のタクシードライバーは22時迄乗車だと記憶してます。 時代は変わっても、やはりタクシードライバーは大変な職業ですね〜
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田中峰和
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まるで世襲のようにシングルマザーになったリカのタクシーノート集。ゴミ屋敷に平気で暮らすアル中の母は頼りにならず、二十時間勤務と娘の養育に追われるタクシーガールの日常はストレスの連続。母親同様、ろくな男と出会えないリカは、不倫相手の子を宿し未婚の母として奮闘する。ルームシェアしていた親友がドライバーを脱落、風俗に転職してリカをリクルートするが娘のために拒絶する。さらに同僚の子を宿すが、東京を離れての子育てを決意したリカは男の元を離れ熊野に移住。男に頼らず自活するたくましいリカは新しい時代のヒロインなのか。
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aloha0307
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今日は税務署から直帰で☺ シングルマザーの女タクシードライバー:リカ。大都会に生きる様々な屈託を抱えた人々が乗車してくる...運転手に対しては、何ゆえ胸襟開いて深刻な悩み含めなんでも打ち明けてしまうのだろう...女性ドライバーだからって、傲慢&失礼な態度の奴ら(誘ってくる奴らも...) 許せんな💢 あれは2000年頃か六本木で乗車だったかな?...表紙カバーのような、素敵なタクシーガールがいましたよ☺
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シャコタンブルー
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都心のタクシー・ドライバーは大変だと思う。知らない地域、次々と新しくなる名所、酔っ払い、犯罪等、常に緊張感を持ち危険と隣り合わせの職業でもあると思う。まして女性ドライバーともなるとレイプ・暴言・暴力も・・深夜に墓地に行く若い女性客、息子夫婦の元に行く余命半年の老女、有名な宝くじ売り場で300万円を使う客等、それぞれの客の葛藤や思惑が描かれ興味深い。シングルマザーのタクシードライバーのリカの生き様が刹那的で危ういが、彼女の小気味良い啖呵に胸がすく思いがした。「轢き殺すぞコラ!?」熊野でも言ってるかな(笑)
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keith
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タクシーの運転手をしているシングルマザーのリカ。いろんな客を乗せ今日も走ってます。タクシーの中では人はなぜあんなに自分のことを語ってしまうのでしょうか。梁石日さんと中上紀さんとのコラボとのことでしたが、どことどこがコラボしてるのか、イマイチよく分からなかった。
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まーち
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男との出会いと別れを繰り返し、一度は結婚もした柿谷リカ。不倫相手の子を宿し、シングルマザーの道を選んだ彼女は、生活のため、友人に誘われ、タクシードライバーに。この作品は、彼女が客たちを運んだ、12の場所での物語。さまざまな客の話を聞きながら、リカ自身の境遇と重ね合わせたり、時には、客を叱咤激励したりもする。リカの言葉に、勇気をもらう客もいるが、女性ドライバー、しかも密室ということで、屈辱的なことをされたりもする。毒親からも解放され、ろくでもない男とも別れたリカには、新天地で、今度こそ幸せをつかんでほしい。
まーち

各話の冒頭の、「リカのタクシーノート」には、各場所の豆知識的なことが書かれている。

06/17 01:00
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やまさん
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ネタバレバツイチ、シングルマザーのタクシードライバー・柿谷リカ。タクシーという「見知らぬ他人同士が一瞬だけ重なり合う空間」において様々な人々と出会い、自らの人生を振り返りながら、時にはお客様を励まし、また時には自らの成長にも繋げていくストーリー。結婚式帰りの恋破れた女性を乗せた際の「自分にとって本当の幸せは何なのか、決めるのは自分」という言葉には「確かに!」と思いました。コラボ作家の中上紀氏の父親の健次氏は私の住む和歌山県の生まれ。後半に描かれている熊野の風景には「あっ!あそこだ!」ってのがありました。
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tetsubun1000mg
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初めての作家さん達。 題材のタクシーガールもめずらしい。 新人タクシー乗務員として道を覚えたり、さまざまな客や嫌な客の応対をしながら、主役のリカと周りの人たちを舞台に出していく。 お客の人生と自分自身の人生を対比しながら、「流されるのではなく自分でつかむんだよ!」と思わずお客さんを応援してしまう。 最後は自分の人生を新しい土地で始めようとし、人情深いタクシー会社の社長の応援もあってタクシーガールとして新たな一歩を踏み出していく。 暗い基調ながら、今どきの女性の成長物語の面もあったかなと感じました。
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めめぞう
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★★★☆☆
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URYY
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タクシーガールはケア肉体労働のようだった。セックスワークをする、関わる人びととのやりとりに、読みごたえあり。
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zikisuzuki
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駄目な男に振り回されたり毒親に苦しめられたりと、生きることの苦しさが伝わる中で主人公リカが自分を受け入れている事の清さを感じた。タクシーという密室の中で人は皆語りたいのだなと。孤独と人恋しさのシーソー、人の語りとタクシーが流す風景とが揺れている感じがした。
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八本木 駿
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図書館の新刊棚。久しぶりにその名を聞いた気がする梁石日。過去に読んだ作品がぐるぐる頭の中をめぐり、迷わず手に取る。この作品は中上紀とのコラボレーション小説らしい。どこをどうコラボしていたのか最後まで分からずじまいだったのが、不満といえば不満だが、作品は楽しめた。主人公が東京を離れ、熊野に落ち着くエンディングに、やはり!とニヤリ。
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