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Raihana
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映画「ダイバージェント」と漫画「約束のネバーランド」の根源はここにるのかと思わせる、世界観と設定だった。作者が実際にこの世界に行ってきて書いたかのようなリアル感。これは一生手元に置いて、何度でも読み返したい。
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ねこすけ
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肩をすくめるアトラスを読みたかったが、図書館に無かったので同じ著者のアンセムを読みました。 個人が無いので名前というか、識別がこんがらがりましたが、表す言葉がない中で表現をすることが新鮮でした
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こうきち
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面白かったが、話が飛躍している部分を、本文中で指摘しているのがまたおもしろい。
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りりり
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ネタバレ1937年のディストピアSF作品。"われらが一人で〇〇する"って一人なの?二人なの?誤訳なはずないしと最初しばらく混乱したが、短い小説なのでまもなく主題に到達。戦中の日本の特高、プノンペンのツールスレン収容所跡、「華氏451度」の世界や「オリバー・ツイスト」のような社会、そして他国で今起こっていること、本題ではないこと、いろんなことが頭をぐるぐるする。ロシア革命関連の本読んでみたくなる。そして、同著者の長編も。
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miharutaki
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ネタバレ藤森かよこさん経由でこの作家/思想家を知りました 第11章は泣きながら読んだ その一つの単語を口にできるのは本当に貴重だなあと思った 今自由な世の中(一応)だからそれを忘れかけている 個人的な話ですが、自分は性格柄世の中の役に立っていなくて一生申し訳ないと思って生きていかなくてはいけないと思っていた でもこの物語は自分が自分でいるだけでいいって言ってくれる それが救いになりそうでした
miharutaki

読んだのは随分前だけど他のSF小説を読んでこの本のことを思い出しました この本は本当は英語圏とか「私」と「私達」の単語が全く違う言語じゃないと成り立ちにくいですね……日本語だと「私達」「我々」の中に個人の「私」「我」が入っているからピンとこない部分はある

01/13 14:39
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kitamu
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We love themからI love youを見つける物語。11章は完全にアトラス。あとtheyの扱いが難しいのはわかった。
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Vincent
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ディストピア小説です。社会において本質的に自由とアイデンティが尊重されるべきというシンプルなメッセージが伝わってきました。職業選択の自由がなく恋愛や結婚の自由もない徹底的に管理された悪夢のような世界が描かれていますが現実の世界でもこれに近い社会を有する国家はまだまだ存在しています。日本で暮らせて幸せですよね
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ケイ
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タイトルから本文に入ると当然のごとくに浮かんできたパイプオルガンの響き。それをBGMに、語られていく個を没する思想とそれへの反論を読んだ。書かれた時代から未来を見据えたディストピア。未来を描いたようでいて、みえるのはその時代の恐怖。今の時代は、どうだろうか。アイン・ランドが今筆を取れば何を描くか。根底は同じなのかもしれないな。
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O. M.
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"I"(私)という概念が失われ、人が自分を"we"(我々)と表現するようになった近未来が舞台の思想小説。本書を含め、アイン・ランドの小説は一貫して、国家の全体主義を否定し、個人の自由意志を賛美するストーリーになっています。そんな著者の作品の中で本書の特徴は「短い」こと。長編「肩をすくめるアトラス」や「水源」が厚すぎると考える方は、手っ取り早く著者の思想に触れられるでしょう。しかし、作品の完成度としては、断然長編のほうがおすすめです。
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おおにし
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アイン・ランドは以前から気になる作家であるが、難解な長編小説であろうと敬遠してきた。しかし、アインがこんな短編を書いていたとは知らなかった。個性を無くした人間が住む未来社会を描いたディストピア小説であるが、ストーリーが単純すぎて正直面白くなかった。「アンセム」は長編の構想を練るために書いた習作で、アインの面白さは長編を読まなけれなわからないらしい。いつか「肩をすくめるアトラス」を読んでみたい。
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kaho
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十年近く前に あの分厚い&重いの「肩をすくめるアトラス」に圧倒されながら 彼女の思想に興味を持ったが、思想そのもの以前に、このヘタウマと言いたいような 率直すぎるストーリーとベタな展開構成に惹かれて読んでしまう…と今回も改めて思った。 旧約聖書のアダムとイブをディストピア的に描くという点では チャペック「ロボット」や「華氏451度」も想起させるが、1937年の作品と云う ディストピアものとしての古さ、更に個人の人権に在るべき自由と 民主主義システムが相容れないものだという先見…共に腰が抜けるレベルかと…。
MICKE

でもじっさいつぶれますからね、そろそろ対策を考えた方が。まあ本に関しては仲間に入れていただいていいかな、とね。

07/04 20:15
kaho

うふふ。。。♪

07/04 21:43
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もりたのちゃんさえ
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まず言いたい。全ての本はこういう装丁になってほしい。重度の肩こり持ちでなおかつ移動中に本を読まないと不安で気が狂いそうになるタイプの人間はハードカバーの本が読めないが、文庫は目が疲れるのである。同人誌みたいで威厳もへったくれもあったものではないが、もともと本に見た目の威厳など関係がない、本は中身の文章の羅列を食っては捨てるものだ、本自体の希少性などドブに落とせ、全ての本はもっと軽くなるべきだ。そういうことをまず考えた。ここまで一言も本の内容に触れていない。ワッハッハ。
もりたのちゃんさえ

ちなみに26歳でアメリカ市民権を取得。ロシアってその時代、二重国籍オッケーなのかな。今はグレーな感じらしいけど。それにしても勇気あるなあ。ロシア語と英語ってずいぶん違うよね。習得に時間かかったのでは?? 21歳で、女の人で、単身、ものすごい遠い国に行くなんて、すごいことだ。そういうことをしてでも新しい世界を見たかったんだなって思うし、アメリカが持つイメージが「自由主義」だったのだとしたら、うーん、むしろもともとアメリカ国民だった人より、絶対、強固に自由主義を推すよな〜とか思って。わたし、説明下手すぎん?

06/26 15:49
もりたのちゃんさえ

面白かったのが、解説でも語られていたように、「普通の全体主義ディストピア小説はすごい文明化が進んでいるのに、アンセムで語られる社会は非常に技術が後進的になっている」ということ。作中、「そうそうこういう理由でいまだにIEを使ってる会社あるよね」って思ったのが、主人公が電球を発明したんだけど、「ロウソクを使うのを許可するためにどれだけの労力と時間がかかったか分かってんのか、周辺産業の人がみんな困るだろ」とか言われて却下されるシーン。わかりみ〜って思った。

06/26 15:51
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ヘラジカ
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前々から気になっていたアイン・ランド。実は何冊か揃えているのだが、有名な作家だけにどうしても手をつけられずにいた。こちらは、本国でもパンフレット形式で書籍化されていたことがあるくらいなので、邦訳版もカバーがなく非常に薄い。しかしその薄さからは想像もできないほど読み応えのある美しい作品だった。内容はというと今となってはオーソドックスなディストピアSF。それが聖書の創世記を彷彿とさせる古風で美麗な表現によって、非常に端正な作品となっている。「私」という自我を持てる世界の素晴らしさ。香港はどうなってしまうのか。
kaho

アトラス、あの分量に尻込みしますが(笑)、読み始めたら一気!ですよ。ただ、持ち運びしないで済む時期に読むことをお勧めします…♪ 私もこれ「アンセム」、先週届きました そろそろ読んでみます!

06/18 11:14
ヘラジカ

kahoさんの言葉でますます読む気になりました!私が持っているのは文庫版なので(まだ3巻は購入していませんが)まずは1巻から気軽に手に取ってみようと思います。こちらの『アンセム』にも訳者あとがきで、この作品だけでこの作家を判断するのは勿体無いと書かれていたので絶対に読みます。

06/19 02:06
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アンセム評価79感想・レビュー16