形式:単行本
出版社:Evolving
形式:Kindle版
読んだのは随分前だけど他のSF小説を読んでこの本のことを思い出しました この本は本当は英語圏とか「私」と「私達」の単語が全く違う言語じゃないと成り立ちにくいですね……日本語だと「私達」「我々」の中に個人の「私」「我」が入っているからピンとこない部分はある
でもじっさいつぶれますからね、そろそろ対策を考えた方が。まあ本に関しては仲間に入れていただいていいかな、とね。
うふふ。。。♪
ちなみに26歳でアメリカ市民権を取得。ロシアってその時代、二重国籍オッケーなのかな。今はグレーな感じらしいけど。それにしても勇気あるなあ。ロシア語と英語ってずいぶん違うよね。習得に時間かかったのでは?? 21歳で、女の人で、単身、ものすごい遠い国に行くなんて、すごいことだ。そういうことをしてでも新しい世界を見たかったんだなって思うし、アメリカが持つイメージが「自由主義」だったのだとしたら、うーん、むしろもともとアメリカ国民だった人より、絶対、強固に自由主義を推すよな〜とか思って。わたし、説明下手すぎん?
面白かったのが、解説でも語られていたように、「普通の全体主義ディストピア小説はすごい文明化が進んでいるのに、アンセムで語られる社会は非常に技術が後進的になっている」ということ。作中、「そうそうこういう理由でいまだにIEを使ってる会社あるよね」って思ったのが、主人公が電球を発明したんだけど、「ロウソクを使うのを許可するためにどれだけの労力と時間がかかったか分かってんのか、周辺産業の人がみんな困るだろ」とか言われて却下されるシーン。わかりみ〜って思った。
アトラス、あの分量に尻込みしますが(笑)、読み始めたら一気!ですよ。ただ、持ち運びしないで済む時期に読むことをお勧めします…♪ 私もこれ「アンセム」、先週届きました そろそろ読んでみます!
kahoさんの言葉でますます読む気になりました!私が持っているのは文庫版なので(まだ3巻は購入していませんが)まずは1巻から気軽に手に取ってみようと思います。こちらの『アンセム』にも訳者あとがきで、この作品だけでこの作家を判断するのは勿体無いと書かれていたので絶対に読みます。
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