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じんるいのみなさまへ ―わたしたちの場所―

感想・レビュー
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雪紫
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邑楽幽々子が目覚めたら、荒れた秋葉原でなんか4人の女性がいた。サバイバルしながら楽しく過ごしていたが、6人目の少女が現れたことから、事態は進んでいき・・・。ゲームやってないから前半はキャラも状況も把握出来ずに読むのが進まないものの6人目が出て来たらかなり話が進んできたし、この子いないと無理だろレベルで色々明らかになっていく。とはいえのほほんほのぼのサバイバルなのには変わりなく、主人公達は前向きに生きていく。・・・あれ、主人公達以外は大丈夫、だよね(単なる深読み)?
0255文字
それひら
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グッドラック通信がとても怖く聴こえたけど、一応前向きな物語という具合で良いんだろうな。感情や関係の描写の物足りなさはまあ文量的に仕方ない。ひらがなタイトル通りの緩めなポストアポカリプス。
0255文字
ぶなぶな
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六人の女の子が目覚めると荒廃した秋葉原が広がっていた。旅行に来たはずだったが、生きていくため仲良く自給自足の生活をすることになり…という物語。面白かった。現状に違和感を抱かない様子に少し緊迫しつつも、より良い暮らしのために工夫を凝らして協力する彼女らの賑やかなやり取りが楽しい。曖昧な記憶とその真実を受けてもなお変わらないともだちの絆が強くて眩しいと思った。みんな友達想いでいい子だが京椛の真っ直ぐさと永里那のマイペースながら思いやりの深いところが特に好き。幽々子と永里那の親密な感じも素晴らしかった。
0255文字
れむれむ
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個性豊かな女子6人の秋葉原ゆるゆるサバイバル…と思っていたら想像以上にハードSF(?)な展開に接続していき、それでも変わらずあり続ける「わたしたち」の関係性がとても良い。 2019年の作品で、今思えばハヤカワ百合SFの流れにも通ずる部分を感じたり。 各章の間で入る夢パートが物語のフックとして上手く機能していて読みやすく、キャラの掛け合いやRPG感など良い意味でゲーム要素を感じるノベライズでした(買って積んでいるPS4版やりたい…)。 CP的には永里那サマが正義なんですけど、元気っ子好き的には和海推しです。
0255文字
ひとみ
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秋葉原のホテルで目覚めた少女たち。友達同士で観光に訪れたはずだが、快適で清潔な暮らしが保証されているホテルの外には人はおらず廃墟だらけになっている。いつ尽きるかもしれない食料や資源を確保するために力を合わせ、知恵を出し合い少女たちは和気藹々とサバイバル生活を始めるが、自分たち以外に人がいない理由や街が廃墟になっていること、家族に関する記憶などを思い出そうとすると眠気に襲われるなど不可解な問題に向かわざるを得なくなる…と書くとなにやら恐ろしいが、ほのぼのと優しいポストアポカリプス小説だった。嫌いではない。
0255文字
yuzuki
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六人の女の子たちが力を合わせて、荒廃した秋葉原の街で時に懸命に、時に楽しく生きていく様をハラハラしつつも、微笑ましく見守ることができました。後半から終盤にかけて、謎に包まれていた事実が明らかになり、緩やかなガールズサバイバルライフが脅かされてしまうのではと危惧しましたが、訪れた終幕は六人にとって優しく幸福なものだったので、安堵の気持ちでいっぱいです。これから、彼女たちがどのように友情を改めて築いていくのか、想像するだけでもワクワクします。地球の彼女たちがいつまでもいつまでも幸せに笑っていられますように。
0255文字
内木崇実
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ネタバレ最後まで読み終わってから改めて「わたしの夢」の章を通して読み直すと、幽々子が刷り込みによる記憶と、アキバ生活の中で築き上げたともだちとの絆との違いによる違和感に悩まされ続けた様子がよく感じ取れた。京椛の「なんにも変わらない私たちでいられるよ」という言葉も、物語の核心に至るまでのアキバでの6人の交流の様子がつぶさに描かれているからこそちゃんと腑に落ちるし、トンデモ設定であっても読了感が良かった。幽々子視点で話が進むため京椛とシュカの間柄の変化が分かり辛かったが、そこはゲーム本編でということなのかな。
0255文字
なし
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同名ゲームのノベライズ。ゲームをプレイする気はないが、ストーリーが気になっていたのでこちらを読む。自分たち以外誰もいない秋葉原で目覚めた6人の少女たちの物語。ほんのり百合SF。もっと取り乱したり、殺伐としたりしそうな状況でも、そうならないのは仕様。ゆったりサバイバルライフ。ツッコミ所は多々あり。後半はシュカ無双。ゲームでは1周目クリア後の有料DLCキャラらしいのだが、彼女がいなければ物語の真相にたどり着くのは不可能なのでは、と思わせるほど。
なし

ただ、肝心の真相が、ほとんど予想の範囲内であったため、然したる驚きも意外性もない。

07/22 08:58
0255文字
タイコンデロガ級
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幽々子の語りが良いですね。わたしは地の文が一人称視点の小説がすきなので。 永里那サマとの関係もゲームより深くかかれていて嬉しいです。この二人、凄いすき。 …ゲーム版のゲーム性自体の悪評はもうその通りですとしか言えないんですが、「じんるいのみなさまへ」はSF系百合ものとしてとても面白い話しの作品です。わたしはゲーム含めてこの作品に出会えてよかったと思っていますです。
0255文字
伊瀬有佐
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ネタバレゲームのレビューが酷いのだが、ストーリーが気になるのでとりあえず小説版を。年頃の女の子が6人も集まれば、殺伐としそうなものだけれど、この6人はそんなこともなく、最後まで安心して仲の良さを堪能できる。公式サイト等のCGのような百合要素はノベル版ではない。現状をなんとなく受け入れ、悲壮感もないというのは伏線。ストーリー自体は突っ込みどころもあるのだけれど、それはそれで。前半と後半でガラッと雰囲気が変わり、後半は面白かった。声付きで聞くとまた別なのだろうが、シュカと幽々子の口調が読みにくい。違和感が付き纏う。⇒
伊瀬有佐

ゲームとは少し内容が違うらしい(大筋は同じ……はず)。ゲームの主人公は京椛なのだが、小説版は幽々子なので彼女の視点で進む。そのため、他キャラサイドの様子が判らない。そして、有料DLCキャラ・シュカが登場する版。まあ、2パターンノベライズを出すわけにも行かないもんな……。有料DLCだからか、シュカがハイスペックすぎる。シュカが出てこないストーリーが知りたければゲームをプレイするしかない。

07/07 17:00
伊瀬有佐

声付きでも彼女たちの会話を楽しみたいと思ったから、そのうち買ってみようかな。早速Amazonでは樋口さん以下になってたけど……。

07/07 17:07
0255文字
Nobu
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ゲームにもなっていますが、ゲームは操作性が評判良くないので小説版で読むことにしました。シチュエーションからして好きな設定なので、(何故か秋葉原が廃墟になって、不思議にも思っていない6人の少女の物語)非常に楽しめました。設定もりもりなのでもう少しこの世界観にひたっていたかったですね。
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サケ太
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とうとい……。帯の深見真推薦!!に惹かれて購入。旅行先の“秋葉原”で目を覚ました少女たち。彼女たち以外に人はいない。思い浮かぶ秋葉原とはまるで違う廃墟のような街。そこで少女たちは生きるために動き始める。少女たちのやり取りがとても良い……。邑楽幽々子の視点から語られる秋葉原情景と不安、互いに協力して育まれる友情。六人の個性的な少女たちが“ともだち”からともだちに成る過程。作中終盤まで蔓延する不安感が物語を先に読みたくさせる。とても良かった。
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