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ナイトランド・クォータリーvol.17 ケルト幻想〜昏い森への誘い〜

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5〇5
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特集のケルト神話といえば、アイルランドやイギリスを中心とした地域に伝わる神々、妖精、悪鬼などの伝説や言い伝えといったところでしょうか。幻想的でダークファンタジーの色合いが強い作品が収載されています。ホラー・怪奇好きにとっては淡泊な味わいでした。
0255文字
ハルバル
新着
今号から新編集長による再スタートに伴い幻想文学の一つの深い根、ケルトに焦点を当てる。巻頭のアーサー・マッケンの新訳「変容」は平井呈一のマッケン全集で既読済。取り替え子の伝承と黒魔術を融合させたものだが、最後の説明が理屈っぽくて余韻があまり無いのが残念。しかし意味不明なメモや曖昧ながら強烈な悪の示唆はマッケンの独壇場。比べると後続の作品群が色褪せてしまうほど。ただ彼のマイナー短篇の中ではこれでも出来がいい方であって、意味不明なものは本当に意味不明で困った覚えがある(苦笑)。もっと新訳されないかなあ。
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ナイトランド・クォータリーvol.17 ケルト幻想〜昏い森への誘い〜評価36感想・レビュー2