形式:単行本
出版社:日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
とれるが、現在の黒田日銀を考えると、複合した政策で対応しているのであろう。日本が、流動性の罠=デフレスパイラル(評者の仮定)として、それから脱出できないのは、金融部門(銀行・金融機関)が弱ってしまっていたからであろう*。8章 吉川の議論で、Krugmanの提案についての反論があるが、結果として当たっていたと言えよう。複数均衡デフレの日本で、貨幣数量説による政策では限界がある。*植田和男「ゼロ金利との闘い」7章が参考になるであろう。 https://bookmeter.com/books/386
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とれるが、現在の黒田日銀を考えると、複合した政策で対応しているのであろう。日本が、流動性の罠=デフレスパイラル(評者の仮定)として、それから脱出できないのは、金融部門(銀行・金融機関)が弱ってしまっていたからであろう*。8章 吉川の議論で、Krugmanの提案についての反論があるが、結果として当たっていたと言えよう。複数均衡デフレの日本で、貨幣数量説による政策では限界がある。*植田和男「ゼロ金利との闘い」7章が参考になるであろう。 https://bookmeter.com/books/386