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チャペックショートセレクション 五つのパン (世界ショートセレクション)

感想・レビュー
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本の間
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図書館本。パン屋として、表題作を無視できず。さすがチャペック。群衆にパンを分け(増やして?)与えたキリストの影で、適正価格で商売が出来なくなったパン屋の口惜しさ。大手の格安パンに圧される個人店の苦しみですね。それはもう「十字架にかけろ!」ですね。
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ポテンヒット
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チャペックらしいユーモアと皮肉が満載の一冊。「風邪」はちょうど自分が風邪をひきかけた時だったので共感と自虐的な気持ちを持ちつつ楽しめた。「機械が支配する」も素晴らしい。「私達は技術や機械の面で発達しているアメリカを手本にしていますが、その時に「アメリカは知的な文化の面でも発達しているのか?」と質問するのを忘れています。私達は人間社会の発展具合を測るのに機械を見て人間を見ていませんが、機械ではなく人間を見るべきでしょう」チャペックが今の私達に語りかけているように感じた。
アナーキー靴下

「風邪」、めちゃくちゃ面白いですよね(^^) 最後に手に取るいつものディケンズって何なんだろう? ってすごく気になってます。比較的短くて心が洗われる『クリスマスキャロル』かなあ…と思ったんですが、そもそもディケンズほとんど読んでないのでピンときません(><)

11/25 09:45
ポテンヒット

「風邪」とても良かったです!具合の悪い状況をあんなに面白く書けるなんてさすがチャペックですね(^^)ディケンズ、どの本なんですかね?私も「クリスマスキャロル」位しか読んでません(;^_^A長編だとしんどい気もするし、好きな場面だけ拾い読みするのかなと思ったり。

11/25 20:41
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よしじ乃輔
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古さを全く感じないことに読後驚きました。反ファシズムとしての感性が覗く多角的さ。人間の愚かさを押し付けがましくなく描けるけれどちょっとした意地悪さ。ここら辺の加減が良い。「風邪」体調不良の描写がね、秀逸。(私たちの悪さ」の人の嫉妬と妬み。「機械が支配する」の先見性。「時代の没落」「五つのパン」の皮肉さ。どれも好きだけれど「足跡」の人類の知見が通用しない世界が来るのかも、という暗喩のような不穏さ。とても好きな一冊になりました。違う作品もぜひ読みたいですね。
アナーキー靴下

チャペックいいですよね(^^) 以前読まれていた『絶対製造工場』も凄く面白かったです。随分遅くなりましたがご紹介くださりありがとうございました。

11/06 22:17
よしじ乃輔

はい、チャペックの良さをこの短編集でますます感じました。アナーキー靴下さんの感想のおかげです!言葉足らずな駄文ですがこれからもよろしくお願いします。(紹介なんて恥ずかしいです…)

11/06 22:39
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わさび
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ネタバレ「五つのパン」は面白かったし、「機械が支配する」がタイムリーな感じで印象に残った。「私達は人間社会の発展具合を測るのに機械を見て人間を見ていませんが、機械でなく人間を見るべきでしょう。」「機械は人間の想像力を抑えつけていません。なぜなら人間の想像力が機械を生むのですから。」訳:小野裕康
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llll'
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.
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village green
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これまで読んだチャペックはエッセイばかりなので、「風邪」あたりがいちばんチャペックらしく感じられる。小説では「飛べた男」が面白かった。
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ゆり
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同じシリーズの他の本に比べても短い話が多いため、隙間時間に読める。様々な人間をユーモアたっぷりに書いてあり、とても面白かった。他の作品も読みたい。
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ay
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[図書館]全13編。チンターマニと小鳥たち/盗まれたサボテン/老囚人の話/記録/飛べた男/法律案件/風邪/私たちの悪さ/機械が支配する/時代の没落/五つのパン/ユライ・チュプのうた/足跡。実は初めの方とても読みづらく世界に入っていけなかった。チャペックの魅力、特徴としてよくユーモアが挙げられるけれど、どこがどう?って思っていた。しかし「記録」〜「五つのパン」の8編は私にもわかる面白さだった。訳者解説によるチャペックの特徴は、「ものごとをいろいろな角度から見るということ」。まさに「五つのパン」などその最→
ay

たるもの。世界中に何億と信者のいるあのお方にさえ、違う立場からの訴えを述べる。それは、時のファシズム政権など怖くもなんともなかったんだろう、なんて、わかった気になってしまう。「ものごとをいろいろな角度から見る」今の流行りでいうと、「多様性」ってことかな。100年前にそれに気づいてたチャペック。ものすごい慧眼だな。(←誰目線だよ⁉︎)また読もう。

01/29 09:30
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かなき
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某紅茶店と同じ名前だったことから興味が湧いた。表題に選ばれた、預言者の奇跡をそんなことされちゃ商売上がったりだ!とパン屋が憤慨する「五つのパン」から読んで、一つの事象を様々な視点から描き出す想像力に惹き込まれて一気読み。チェコの歴史について殆ど知らないせいかよくわからない作品もあったけど、全体を通して面白かった。著者はジャーナリストとしても活動していたそうだけど、現代にご存命だったら是非とも今の日本政府について書いてほしいと思った。
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たおみ
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装丁やルビなど作りは児童向けだが、がちがちに大人向けな内容だった。善悪を考える。 アイロニックでシュール。言葉遣いも然り。短編も面白いけど、エッセイが私は好きだな。カレルは性悪説信者のようにも、人類に希望を抱いているようにも感じられる。 ユーモラスであり、皮肉っぽくもある。 とても身近なものも、抽象的なものも描く。 訳者解説に書かれているように、ものごとを多面的に見て考えられる人だったのかもしれない。
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ゆき
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パン屋の親父さんの不満が面白かった。 パン屋さんは預言者が五つのパンを、五千人単位に分け与えたりしたら商売あがったりよ!ってぼやく。ほんとね。商売敵。 預言者キリストめっ!てね。
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Tani
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カレル・チャペックの小話である。13編ある。「チンターマニと小鳥たち」では、絨毯商人と絨毯などの物品を扱う店主とのやりとりである。売店には、四角く折り畳まれた絨毯が積まれている。その上に犬が寝そべっている。絨毯商人は積んである絨毯の一つが「チンターマニと小鳥たち」という絵柄が織り込まれており、貴重な絨毯であることがわかった。高額で売れると考えた商人は、安く手に入れようと、画策するがうまくいかない。泥棒に入るが、犬に吠えられて失敗する。犬はその高価な絨毯の番犬なのかも。人間の愚かな行動が紹介されていて面白い
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未優
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最初、どういうことだろうと考え込んでしまうけど、考えれば考えるほどじわじわ来る。そんなチャペック短編集です。表題作はこういう人がたくさんいて救世主は磔になったのだろうな。すべての人を満足させることはできない。後、面白かったのは「時代の没落」。石器時代の事として描かれているけど、こういうの現代にもありますよね。図書館本なのですけど、味わい足りない。ほとぼりさめたら、また読みたいです。
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mocha
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滑稽でアイロニーを感じさせる13編。「飛べた男」が一番印象に残った。チャペックといえばロボットという言葉を考案したというエピソードが浮かぶけれど、「機械が支配する」では、その件はもう勘弁してくれという本音が見えるようだ。
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アルカリオン
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滑稽な面白さを感じた後に考えさせられる。考え出すと、「すごく深いことが書かれている」という気もしてきて、色々な思考の材料になる。挿絵を描いているヨシタケシンスケ氏の絵本に通じるものがある▼「飛べた男」:これは普遍的なテーマだと思う。求められてもいない助言・指導は有害。つぶされた才能は戻らない。
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Y2K☮
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再読。エッセイと短編小説。日頃つい声の大きな人に流されがちなテーマに「こういう見方もある」という一石を投じてくれる。「飛べた男」が描く善意及び無知の親切心がもたらす弊害はなかなかタイムリー。コーチング論として読むなら新人に教える役割は専任が望ましいし、凡人が己の尺度で下手にいじらぬ方が伸びる逸材もいると。「時代の没落」の反転性も素晴らしい。結局どっちもどっちというか、人は誰もが正しくて間違っている。それを自覚している人だけが悩んだ末によりベターな選択へ辿り着けるのだ。ぜひ小学校の図書館に置いて欲しい一冊。
Y2K☮

マテリアル「偉大な発展はすべて最初はつまらない遊びのように見えるものだ」「機械が将来、人間の主人になっても、私は恐ろしくありません。もっとひどいのは、われわれ人間が人間や人間のさまざまなものごとの悪い支配者になることです」

05/28 09:39
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八角屋
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個人的には「時代の没落」が好きだ。絶対こういうヤツいるよ!石器時代にも、と思わされる。「足跡」は、2355の”BAR仮説”のような味わいがある。
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TB
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K図書館本。娘のリクエスト本。「ロボット」を造語したカレル・チャペックの短編ということで読んでみようと思った。それに中学生向けということで児童書棚においてあるくらいだし、読みやすいだろうと思って。確かに読みやすかったが、読後感はうーん何と言おうか。百年文庫に載ってる外国作品のナニコレ感と同じモヤモヤした味わいです。まあよくわからないということですかね。中学生にわかるのだろうかと心配してしまった。余計なお世話か。…ところで、今はカレルチャペックといえば紅茶店なのですね。ひとつ勉強しました。
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とばりー
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カレル・チャペック(1890~1938)! 約90年も前に書かれたお話&エッセイ。シュールでクスっと笑えるところもあった。風邪は共感もできて面白かった。 飛べた男の話(なんか藤子F不二雄の短編みたいな雰囲気)と、サボテンマニアの話が印象に残った。 あと、挿し絵がかわいい!
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メイロング
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児童書の棚に置かれてるのがおかしい。落語っぽいともいえるけど、もっと深い淵がそばにありすぎて、笑い話と軽く聞くには重たい。チャペック、もうすこし追ってみたいです。
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ヨミトロール
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スカッとした面白さではなく、風刺が効いてじわじわくる感じ。一生懸命な人、だけどはたで見てると変な人。そう、自分も他人から見れば変な人。か?
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ぷるぷる
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チェコの演劇は好きです。本書の雰囲気も好きです。ちょっと暗めのユーモアがあって社会風刺が効いてて興味深いです。時代もあるんでしょうけどキリスト教の風習や教えが所々で出てくるのも欧州を感じさせます。しかしオチが分からない。きっと笑えるんだろうけど伝わらない。なんとも煮え切りません。必然的に分かりやすいお話が印象に残ることになってサボテンコレクターなんて特異ものを登場させたプロットが今風な「盗まれたサボテン」、お説教は不要、自由が一番といった感じの「飛べた男」、キリストの奇跡を茶化した表題作も気に入りました。
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麦茶
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五つのパンは感染予防とgotoキャンペーンみたいな感じ?
中村です

ふふふっ😆💦麦茶さんオモシローイ!ほんとに言われてみたら、自分の都合で自分の見たいように解釈する人々の心理……いつの時代もどの国も普遍的なものを皮肉に描いてますね😆💦。

12/15 20:48
麦茶

その人の事情を聞けば、それぞれが正直で必死ですよね。 みんなが正しく,皆,間違い! という古いお話みたい。 この本、読んでよかったです!

12/16 19:57
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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5年生に冬休みの読書のための選書。感想文など課題が無いので気楽に読んでほしくて。『 チンターマニと小鳥たち / 盗まれたサボテン / 老囚人の話 / 記録 / 飛べた男 / 法律案件 / 風邪 / 私たちの悪さ / 機械が支配する / 時代の没落 / 五つのパン / ユライ・チュプのうた / 足跡 』
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中村です
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カレル・チャペック(1890~1938)『R.U.R.(ロボット)』で有名だそうですが、この短編集にはロボットは出てきません。キリスト教徒を意識して書いてますが、どんな人にも当てはまる人間の本質と、人間社会の矛盾や理不尽さを描いていて、一編ごとに立ち止まって考えさせられました。エッセイ「機械が支配する」では《私達は人間社会の発展具合を測るのに、機械でなく人間を見るべきでしょう》と、今聞いても全く劣化してない意見に驚きます。どれもユーモアと皮肉がたっぷり効いた素晴らしい短編でした。
アナーキー靴下

中村さんこれ読んだんですね! メチャクチャ面白いですよね。 特に「風邪」は全読メユーザーに読んで欲しい😁。中村さんのこのシリーズの感想、凄く楽しみです😆💕!

11/05 06:46
中村です

はい、『風邪』😳✨!面白かったです。たぶん、世界中の“本好きさん”が共感するでしょうね😆💕。

11/05 07:10
4件のコメントを全て見る
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とん
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図書館本。長女6歳にどうかと思って借りてみたけれど、まだ難しいかもしれない。でも、チャペックは良いな。最初の1つ目の絨毯のお話を読んだ。
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nightowl
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戯曲作家(「白い病気」・「ロボット」)としての悲劇的チャペックから先に触れていたので、どんなものかと思いきや皮肉なユーモアに興味津々。泥棒するマニア心理を書いた冒頭二作から心掴まれる。行き過ぎた指導は能力を削る「飛べた男」人を生き返らせたことによる問題「法律案件」体調不良時に読める本とは「風邪」発展か衰退か「時代の没落」"あのお方"の善意だけでは成り立たない社会「五つのパン」が好み。静かな悪「私たちの悪さ」を読むと相当の捻くれ者だったのでは?なんて思ったり。社会から着想を得つつ説教じみない魅力がある。
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あお
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ネタバレ少し毒があって、でも人の心理をおもしろおかしく突いてくる話が多い。フッと笑えるような。チンタマーニって名前どうなんだろ。コレクターは長生きする。ご婦人はコレクションはしない。女はとことん現実的な生き物。われわれは悪意のかたまり。盗みや悪がこんなにも目にあまることに元気づけられる。われわれの考えは善より悪に傾いている。足跡とか砲丸投げとか物事を捉える見方が独特。ディケンズが出てきた。訳者あとがきにあるようにものごとをいろいろな角度から見て人間にはさまざまな考えがあると考えたのがチャペック。装幀が可愛らしい。
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くみくみ
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チャペック ショートセレクション。カレル・チャペックの面白さは、理想の面白さなんじゃないか。浅はかなイジりの笑いとは真逆の、人間の善も悪も包み込んだ大きさの中で込み上げてくるおかしみ。物事を決まったありきたりの方向からだけでなく、上から下から遠くから近くから、あらゆる視点から観察した後に感じられるユーモア。小説だけでなく、エッセイからもなされる、社会への問いかけ。「ロボット」を考えだした先見性。ウィットがどんなに生活を豊かにしてくれるか、この本を読んで考えた。★5
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アナーキー靴下
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人間の愚かさを痛烈に皮肉るチャペックの作品13篇収録。共感してしまうからこそ面白くもあり、不愉快でもある。そのうえこの話は口汚いとか残酷だとか思った瞬間に、それは標準的な人間の悪癖だと論破されたようにさえ感じる。共感と反感、さらに傍観者を装おうと必死な自己弁護が繰り返し押し寄せ、恥じ入りながらも笑ってしまう。個別では、しょうもない愚かさを描いた「風邪」は気楽に楽しめて一番好き。「機械が支配する」は流石「ロボット」を生んだ人だ、と思った。人間対機械、ではなく、労働者対機械。過去に挫折したため読んでみたい。
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小紫
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「ロボット」という単語の生みの親、ということだけは知っていましたが、チャペックがナチスに抵抗したジャーナリストでもあった、という事実も知ってなお胸打たれたような気がします。読書好きとしては「風邪」もあるあるな話で面白かったですし、「私たちの悪さ」も人間性の洞察、という点から見てその正確さに感心しました。《図書館》
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海さん
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シニカルというのかユーモアがあるというのか、いろいろな角度から話が書ける人なんだなと思った。エッセイもあり、ロボットという単語を生み出したがためのプレッシャー。表題作は、実際はこうだったんじゃないかと思わせる説得力(笑)。
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Megumi  Nosaka
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社会風刺が聞いていたり、面白いジョークだったり、 チャペックは長い長いお医者さんの話しか知らなかったけど、こんなに面白いとは! 「機械が支配する」は、AIが支配する?という現代の話題と全く同じテーマ
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みにもる
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それじゃあ、脇役はどきなさい(P.28) われわれ男性だけがコレクションをする(50) 魔法の矯正室(68) 悪魔的で邪悪かつ性悪な喜び、人生の塩(略)人生はつねに良い加減の塩味が必要だ(132) 私達が進歩について語りたいのなら、自動車や電話回線の数をふりかざすのではなく、私達、そして私達の文明にとって人間の生活の意義という旗を押し立てるべきです(143) 人々や世界を救済しようとすれば、いつだって誰かの利害にぶつかりますよ(165) /パン屋の死活問題の件。
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亀吉てくてく@断捨離チャレンジ中
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役にたたないものに執着するおばあさん。葬列に車がつっこんできて、破壊された棺桶からおじいさんが甦った件。やたらと罪を告白する人々、イエス・キリストの奇跡のおもいがけない迷惑。機械が支配するとはどういうこと?十戒によせて悪について語ったこと。 なかなか示唆に富んでいます。 とはいえ、チンターマニという絨毯をめぐるドタバタ劇がいちばん面白かったです。
ゆいまある

ずっとカレルチャペックって、吉祥寺にある紅茶やさんの名前だと思っていました。作家だったとは・・・。ひとつ賢くなりました。

02/21 17:53
亀吉てくてく@断捨離チャレンジ中

ゆいまあるさん、本家はこのチェコのおじさまですね😅 もちろん、紅茶の方のブランドさんも絵本を含めて好きですが🎵

02/21 22:38
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KAZOO
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この作品集はチェコの有名な作家によるショートショートです。私は「山椒魚戦争」や「園芸家の1年」を読んだことがあるのですがこのような作品があるとは知りませんでした。10のショートショートと3つのエッセイなのですが分けることができない感じです。老囚人の話や表題作が印象に残りました。ブラックな感じの作品もあります。
とよぽん

KAZOOさん、絵はヨシタケシンスケさんでしょうか?

02/24 19:27
KAZOO

とよぽんさん おっしゃるとおりです。それぞれのショートショートの前にヨシタケさんの絵が書かれています。楽しいですよ。

02/25 06:33
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yszk
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ディケンズの後油断していたら続刊していた。今回はカレル・チャペック。自分は「ロボット」という言葉の由来であるくらいしか知識がない。 コレクションに血道をあげている男性の姿が数編。おそらく編者の選択によるのだろうが、現代にも通じるような風刺的な物語が多かった。「私たちの悪さ」や石器人の愚痴「時代の没落」、パン屋さんの某奇跡への異議申立て「五つのパン」。
yszk

「ユライ・チュプのうた」は自分にはわからない話だった。ある程度信仰がないとだめなのかな。被害者が悪霊に憑かれていたようには見えないし、強盗が改心したならその言い訳もおかしいし。 バーナード嬢でチラっと出ているときも気になった作家なので、一般向けのも少し読もうかな。

02/16 19:35
ジョージ

https://bookmeter.com/books/490001 「ポケットから出てきたミステリー」も面白いです。

02/16 21:38
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空猫
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【シリーズ10作目】『ロボット』で有名なチャぺック編。ブラックユーモアの短編集。前半は伏線の回収もないしパンチもなくという話が続いたけれど、後半からは楽しめた。全く権威ってやつぁ『飛べた男』。近代社会の生きづらさ『法律案件』。時代の流れの中、頑固者の悲哀は『時代の没落』。善行にも影があるという皮肉。主題を宗教にかけていいのかしらん『五つのパン』。などがお気に入り。このシリーズはまだまだ続きそうですな。
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gtn
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貴重なペルシャ絨毯は価値の分からぬ者のもとではなく、博物館にあらねばならない。珍種のサボテンは盗んででも手に入れねばならない。死者は予定通り葬らねばならない。その思い込みを信仰という。それが誤っていたとしても、正すのは案外難しい。
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チャペックショートセレクション 五つのパン (世界ショートセレクション)評価100感想・レビュー57