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コンテンポラリー・クラシックス 風姿花伝 創造とイノベーション (Contemporary Classics 今こそ名著)

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an
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風姿花伝は、岩波文庫、角川ソフィア文庫、PHP研究所、そしてこのJMAM版と読んできました。 現代語訳は、訳者によって微妙に表現や解説が違って面白い。 風姿花伝は、読む時々で新たな気づきがあるので、名著だと思います。 繰り返し読んで、身につけたいものですね。
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Marie
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バガバッド•ギータを岩波文庫だけで読むのは難しいと学んだ5月なので、『風姿花伝』を読む前のお勉強として本著を手に取る。現代語訳に註釈があり、前後に解説もあり、最低限の基礎知識は得られたかと。いきなり絵画を観て「わからない」は好き好きだけど、本を読むならちゃんと背景知って理解したい。「秘すれば花」という有名な言葉も、ひとり歩きしていて、元々はこういう意図があった言葉なんだと知ることも。
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☆ツイテル☆
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フライヤー
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Nobuo Suzuki
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ネタバレ世阿弥の書いた秘伝の書「風姿花伝」の現代語訳&解説版。丁寧に注釈などを入れながら説明しているので、能への知見が無くても読み込むことが出来る。驚くことに、この時代の能には「立ち会い」という一種の勝負があったそうな。それが「序破急」という秘伝に繋がるのだが、そこには「男時」「女時」といった時勢を読む目と感性。そして「花」を大切にするという。なんとも、ビジネスやスポーツにも。そして、人生にも通ずる話では無いかと感じた。色々な歌詞になっているが、自らを「花」と捉えると、年を取ってもパワーが出る。そんな一冊です。
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ABCsaitoDEF
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教授に勧められ購入。世阿弥の風姿花伝の現代語訳版。非常に読みやすい。各ページの下には用語の解説が細かく掲載されており時代背景の理解の助けになる。能という芸を極めた世阿弥から学ぶことができるのか疑心暗鬼だったが心に刺さった文章と出会うことができた。「どんな名木だろうと、花が咲いていない木など人は見ない」「時分の花と、誠の花とを見誤るな」「男時女時を見極めなさい」「上手も下手も人に尋ねるべし」「序破急、つまり導入・展開・結末の流れを応用しなさい」「ただその時に求められるものが花だ」「その時々の初心を忘れるな」
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アキ
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風姿花伝の現代語訳。当然だけど圧倒的に読みやすく理解できた。世阿弥の生涯やこの書での名言を現代のビジネスの観点から取り上げていて納得する。特に「初心を忘るべからず」は誤解していた。「上手は下手の手本、下手は上手の手本」「能によき時あればかならずまたわるき事あるべしこれ力なき因果なり」「一切の事に序破急あれば申楽もこれ同じ」「時の間にも男時女時とてあるべし」この後波乱万丈の人生を送る世阿弥の言葉だからこそ響くのです。徳川家康がこの書を読み、国家指定芸能にしたお陰もある。でもどこで秘伝を手に入れたの家康さん?
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