形式:単行本
出版社:文藝春秋
形式:文庫
形式:その他
出版社:Audible Studios
形式:Kindle版
全て表示する
閉じる
「包帯クラブ」と路線はおんなじ。天童さんは昔も今も、一貫して若者のことを気にかけている。この辛いことのますます多い社会で苦しんでいる若者のことを。彼らにメッセージを届けるため、本を読まない若者にも手に取ってもらえるようにと、天道さんは主人公のヒナを、教育の足りてない15歳の女の子に設定した。申し訳ないが、成功しているとは思えなかったのだが、こちらだって15歳の女子だった頃からウン十年経っているのだから、天道さんの感覚にどうこう言える立場にはなく、ただ彼らに届いてほしいと、一緒に願うばかりである。
ありがとうございます。読んでたら行きたくなりました。
p.208ヒトの脳が発達して知性と想像力が豊かになった。だからいろいろ考える。勝手に不安を募らせ、自分を追い込んだり、他人を追いつめたりする。ヒトはまずは動物だ。食べて、眠らなければならない。だから…誰かが辛くしているときには、食べさせて暖かくしてやるといい。それが、動物としてのヒトを守ることになる。p.332無理に何かを認めようとしたり、逆に否定しようとしたりして、自分を追いつめない。自分にも他人にも、大事なことを判断するには時間がかかると、許してあげてほしい。「待ってて、もう少し待ってて」は心の呪文。
ポプラさん、温かいお話でしたよ😊ごめんなさい、正確には“殺して”ではなく“殺してしまった”です💦…となると、ニュアンス変わってきますよね。
なるほど、微妙だけど過失致死と殺人の違いですね、笑。色々後悔しながら、苦しみながら浄化していくイメージができました!ホンワカですね。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます