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不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語 (宝島社文庫)

感想・レビュー
149

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ますみ
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★4★
0255文字
アカツキ
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「先輩」と「私」の1ページのショートストーリー集。Twitterで連載されていたものから選りすぐりの124話を改題改稿して書籍化したもの。これ大好きだわ!と面白く読んでいたが途中で「さよならに取られた傷だらけ」が増補改訂版と知って本を閉じる。1話1話異なる世界観が楽しく、先輩と私のあと少しで何かになりそうでならなさそうな絶妙な関係性がツボ。真面目だけど捉えどころがない先輩の性格、保護者的な愛の深さが良い。かなり好み。なるべく早く「さよならに〜」を手に入れたい。
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モリヤマ リン
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佐賀市立図書館経由で小城市民図書館から借りて読了。面白かった。1ページの掌編124話からなる、「先輩」と「私」の物語。繋がっているようで、繋がっていないような不思議な感覚に浸れた。一本の木に沢山葉っぱがついていて、どの葉っぱも木の一部だけどそれぞれ違うという感じ。
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黒井
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河出文庫から出た『さよならに〜』が、後輩の愛され度合いが強い作品多めでちょっと辟易したのでこちらを再読。124の可能性における極端さをやっぱり好ましく思う。愛したり愛されたりすれ違ったり共鳴したり、寄り添い共犯となり憎み合い呪いもする色とりどりのマルチバース。「どんな貴方も好きだ」なんて言い切るひたむきさより、環境や立場の変化で生々しく揺れ動く感情をより身近に感じるのは夢が無いかな? でも通奏低音めいた言語に絶する切実な希求でもって、なりふり構わずしがみつく様もまた人間の有り様なんだ。
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越部社長
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パラレルワールドのような奇妙な別世界で繰り返される、私と先輩の不器用で変質的な独特な関係を、それぞれ1ページにまとめた超短編集。時に切なく、時にグロテスクな2人の織り成す世界が、読み進めるうちに究極の純愛物語のように感じられ、クセになる。
さこぽん

ナイスありがとうございます。ちょうど今「さよならに取られた傷だらけ 不純文学」読んでます。かぶってるのもあるけどやっぱり面白いです。↑究極の純愛物語◎確かに。いいですね♪いろんな「先輩」がクセになりますね。

12/01 21:14
越部社長

中毒性がありますね(笑) 「さよならに取られた傷だらけ」も気になります~

12/01 21:39
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いなばさくら
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これって小説?1ページのみの124が見開き左で右ページにはそのタイトルのみがたかれているので、実質ほぼ124ページの文学作品。一応女性と思われれる「私」が男性と思われる「先輩」に対する突拍子もない思い(特に死生観)やふるまいを綴っているのですが、ファンタジーとはまたちょい違う世界観。後の「愛じゃないなら」「回樹」あたりに繋がるのかな。カレイドシリーズで読み始めて深掘りしている作家さんなので当然ミステリ系を期待しているのですが、前述のように近作は違うのが多くて残念。こういうのは直線堂?いや曲線堂と評すかな。
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ごま麦茶
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オススメいただたいた本。1ページで完結する、「先輩」と「私」のお話たち。恋愛っぽい雰囲気もあれば、SFやオカルトちっくなものまで。お話ごとにいろいろな「私」や「先輩」がいて、1ページなのにぎゅぅっと濃くて、読みながらの想像や読み終わりの余韻を楽しみました。124話と、とても贅沢で不思議な読書体験でした。
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ねこた
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『私』と『先輩』の様々な物語。全部が1ページで完結されてるのに、どれも深い。 『私』と『先輩』の絶対的な信頼関係に羨ましさを感じる。恋愛だけじゃない何か、がそこにある。
0255文字
黒井
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24-74】宝物が増えた。「先輩」と「私」が紡ぐ、日常にSFにリリカルにシュールに切なさにオカルトに叙述トリックにと多種多様にビザールで愛おしい1頁×124話の掌編集。横顔を眺め離れ離れになり愛し憎み呪い慈しみ涙しては再会を果たし…と同じ絵柄が二度と無いくるくる移り変わる世界の様相は瀟洒な万華鏡みたいで、そんな中で不意に見覚えのある光景が巡ってくるのも含めて心底揺さぶられた。本作が斜線堂さん初読みなのは刺激的すぎたかもしれないけど、言葉の磨ぎ方から題名のつけ方まで見事にハマりました。ずっと読んでいたい。
黒井

特に好きだったのは、茨の国で待ち合わせ/概念ねこ/注文の多い私の先輩/解釈的未来/まだ一人ともう一人/無駄足/ケーキで泣くのは早すぎる/専門/その歌が聞こえたら歩みを止める怪獣になりたい/それじゃあまた来世/成長曲線/いい子悪い子不在の子/比重、でもこれ以外にも好きなの他にも沢山ある。私に権限があるなら今すぐ道満晴明にコミカライズを依頼したい。

07/07 10:01
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ぜんこう
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題名で1ページ、その物語が1ページ…めっちゃショートショート。全て私(女性だよね)と先輩の物語。どうしても僕は先輩の立場で読んだけど、後輩にも頑張れ!と思ってしまう。シュールだし、クスッと笑えるし、そして切ない。なんぼでも読んでられる。(旧)Twitter連載をまとめたらしいけど、もしTwitterで読んでたら僕自身が抜け出せなくなりそうで怖い😱
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さこぽん
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1ページの物語が124話とぎっしり。「先輩」が珍妙(「私」もだけど)。だって、透き通ったり、瞬間移動したり、あらかじめ復讐したり・・・。次はどんな「先輩」なのか、ページをめくるのがワクワク楽しい。「先輩」が可愛らしくて愛おしくなる。うっかり「先輩」とキスしちゃった「私」、その後の「先輩」の行動が!の「海は紅茶になりません」が印象的。これシリーズにならないかなぁ。
ぜんこう

通勤電車で読み始めましたけど、次はどんなシチュエーションなのか気になって気になって。来週の通勤も楽しみです

06/14 19:35
さこぽん

( ´艸`)そうそう!気になってどんどん捲ってしまう。ちょっとずつ読めるからいいですね。

06/15 20:13
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練りようかん
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掌編集。失踪や悪夢、殺し殺され不穏なこともあるのだけど、1ページの主人公と先輩の物語は何度もリセットされるため、どこまで入れ子構造なのかという疑いは読み進めるうちにどこかへ行っってしまった。124話の中で特に興味を引かれたのは、記憶を失うタイミングのズレがぴったり重なる瞬間に思いを馳せた「惑星直列」と痛覚の共有が描かれる「痛みから覗き込む世界地図」。設定の先に見つける法則に著者らしさを強く感じて面白い。また「ステーキも毎日は食べられない」と「その部屋の物語」はオチが好み。最終話の締めも良い、楽しかった。
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biriridammm
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斜線堂ワールド全開のショートショート。暖かくなるようなストーリーもあればブラックなストーリーもあり、1話につきたった1ページしかないというのに奥行きがあって感情が忙しい。個人的にはドラキュラのストーリーが一番刺さった。あまりにも辛い愛すぎる。
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やぎ
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斜線堂さんは初めてで、ワクワクしながら読了。1ページで綴られた先輩と後輩のお話。色々な設定で描かれた先輩と後輩の関係はニヤニヤしながら読めたり、ハッとするような話だったりと楽しめました。 斜線堂さんの文章は結構好きな部類だなーと感じたので、今後数冊読んでみようと思う。
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いち.に.
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ひたすら私と先輩の話なので密度が濃かった。どんな設定でも特別な関係になっていたと思う。
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韓信
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SF?ファンタジー?ホラー?様々な世界観で大学生の「先輩」と「私」の不思議な関係性を描く連作掌編小説集。2人の関係性も結末も作品ごとに様々だけど、「先輩」はいつも無愛想でクレイジーで、「私」はいつもちょっとアグレッシブで、先輩のことが大事。ときにすれちがったり切なくなる物語もあって、恋と呼ぶのもなんだか野暮な2人の会話と関係性をずっと愛でていたくなる、小品ながらも佳品。個人的に好きなのは「成長曲線」「トポロジー」「よりよい交際の工夫」「それじゃあまた来世」など。新海が好きな人には刺さると思う。
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いちこ
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先輩と私のsss集。繋がっていないようで時々繋がる感覚が新鮮だった。どの世界線でもミステリ小説とジャズが好きな先輩は、いつも主人公の後輩の側にいる。後輩のわたしちゃんから語られる物語は、温かかったり、寂しかったり、悲しかったり…2人の間に流れる時間が愛おしくなる一冊。トポロジーが一番好きで短い文章の中でうるうるしてしまいました。Twitterで連載されていた時に時々読んでいたけれど、一冊をまとめて読むと何とも言えない不思議な後味を楽しめました。
0255文字
Caracal
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先輩と私が主な登場人物で、とても現実的ではないような形や姿で二人が登場してきて、しかもすべて1ページでそれぞれの物語が簡潔。これだけ異なった場面設定ができ、始点から終点までクリアな物語展開ができる作家さんは初めて。さくさく進んで気持ちい~。
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ゆみのすけ
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再読。先輩と私の物語が124話収録。体が左右半分になってしまった私と暮らす先輩。透視能力を手に入れた私が先輩を見つける話。タイムスリップして過去の先輩に会いに行った話。私のドッペルゲンガーと先輩の話。など、とても不思議な物語が詰まっていて、作者の想像力の豊かさと凄さを感じる。たった1ページで切なさ、寂しさ、狂気、怒り、楽しさといった色々な感情を味わえる本作は再読でも痺れる。ほんと好みの掌編集!
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かな
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再読。Twitterから本を購入。本当に本当に好きなので同作者さんの長編にも手を出したいと思う
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亜希
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ネタバレ右ページにタイトル、左ページに1頁完結の「先輩」と「私」の物語が紡がれる。先輩も私も、基本的には奇病に罹るか死ぬか殺すか殺されるかで、怪物になったり溶けたり付き合ったり結婚したり他の人と結婚したり、結構悲惨。なのに「私」の愛情や「先輩」の優しさをそこかしこに感じられるところが良い。似たような話も多いけれど、一番好きだったのは「ベターハーフ・アーカイブス」。「影」「ケーキで泣くのは早すぎる」「その部屋の物語」「予約席」や、ほぼ連作の「ステーキも毎日は食べれない」と「フォアグラだって毎日食べたい」も好き。
0255文字
さわ
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右ページにタイトル左ページには私と先輩の物語。大学生で同じ部活の先輩が好きな私。どの先輩も似てるけど、各頁の私と先輩は別人なんかな?わかりずらそうな先輩の意図がわかるとカワイイ。【図書館本】
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ちぃ
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1ページで綴られる不思議な物語。 これは純愛か?それとも狂気なのか、、、
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りんご
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とにかく想像力の塊の一冊。とても好きです。完全なパラレルワールドのようで時々繋がりがある不思議で純粋なストーリーにとにかく引き込まれました。秀逸なタイトルと短いストーリーに濃厚なものが詰め込まれている一冊でした。
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晴
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先輩と私のさまざまな世界線での出来事を綴られた掌編集。地球滅亡だの宇宙だのの斜線堂ワールドが炸裂していて楽しく読めました。
0255文字
青井
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副題の通り、本当に不思議な物語だった。正直に、かなり抽象的に描かれているため、理解できない話もいくつかあった。あとは全部あなたが考えたらいい、と言われている気分。主人公と先輩は同一人物のようなので、連作短編集かと思っていた。けれど、一作ごとに世界線が全く違うので、別物と捉えて読んだ方がいい。奇病にかかったり、地球が滅んだり、宇宙に飛ばされたり、殺されたり。斜線堂先生の頭の中がどうなっているのか気になる作品だった。
0255文字
おかゆ
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たった1ページの中に起承転結のあるショートショートかな?と思ったらちょっと違った。良くも悪くも異世界に飛ばされる。
0255文字
コオロ
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ネタバレ久々に寄った本屋で何か買っていきたくて手に取る。この短さと不条理さと倫理観の危うさは「あーtwitterだなー」と思いながら読んだ。気軽に世界が滅ぶ感じは好み。
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鹿乃子
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ネタバレ作者のイマジネーションに感心するようでもあり、終わらない悪夢に辟易するようでもある。走馬灯を売り買い。壁を埋め尽くす誰かを救うための落書き。指輪のはめられない半身。
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ゆきちゃん#
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★★★
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ゆみのすけ
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初読み作家さん。この本、とっても好み!右ページにタイトル、左ページに物語が綴られている。たった1ページで完結する物語が124話載っていて、その全てが先輩と私の物語。3日おきに記憶を失う私と30分おきに記憶を失う先輩とか、体がだんだん透けていく奇病にかかった私とか、先輩のために他人の走馬灯を売る私とか、手のひらサイズになってしまった先輩とか。よくこんな不思議な物語を思いつくな。1ページにキュッとまとまった物語で切なさ、愛しさ、悲しさ、怖さなど色々な感情が味わえる。とてもお得な本だと思う。
0255文字
ナ ナ
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★★★☆
0255文字
香菓
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ショートだけど密度が濃くて狂気と純愛は紙一重。純粋も過ぎると不純に変換するのだろうか
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麦ちゃんの下僕
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各話1ページで綴られる「先輩」と「私」の不思議な物語が124編(!!)収録された掌編集。SFにファンタジー、ミステリーにホラーetc…とにかく斜線堂さんの発想の豊かさに驚かされますし、1ページの中で実に魅力的な物語を展開させる文章力&構成力にも唸らされます!そして各話のタイトルがまた素晴らしいですね…各話を読み終える度に、何て秀逸なタイトルなんだと感嘆させられました!ほとんどのエピソードは独立していますが、時折“対”になっているものも…中でも「自縛家のマリッジ」&「夢想家のマリッジ」のセットは傑作です!
kaede

いえいえ、お気になさらず。3店舗の書店を回ったのですが、どこにもなく。俄然入手に気合が入りました!(笑)

03/21 23:38
麦ちゃんの下僕

そうでしたか😅…確かに、ネットでも手に入れにくくなっているみたいですね😓 宝島社さん、ぜひ復刊(!?)お願いいたします🙇

04/07 19:55
7件のコメントを全て見る
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ハスゴン
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ホンタメという言うYouTubeでオススメで読んだが、どれもサックと読める作品でどれも先輩と私とのいろんな作品があってどんなに忙しくても楽しめます。
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みなみ
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様々な立場、世界観で語られる「私」と「先輩」の1ページの物語。1ページでスッキリとまとまっているが、もっとこの設定で読んでみたいと感じるものも沢山あった。タイムスリップをしたりデスゲームをしたり、赤い糸が実際に見えたり、物理的に記憶を落としたり、左右半分に身体が分かれてしまったり…どうやったらそんな発想になるのか不思議。タイトルには不純とあるが、私と先輩の間に流れている気持ちは純粋そのもの。
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モッチー
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トイレの棚に置いて、少しずつ読みました 「傘要らずの日」がお気に入り 中には理解が追いつかない話もあったが、たった1ページで作られる不思議な世界が面白かったです
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イワハシ
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「私」と「先輩」の二人だけ、1ページだけで語られるショートショート。各話に繋がりはなく、死んだり滅亡したりが多いが、概ね面白い。とにかく数で押してくるのに(結果的に)圧倒される
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にいたけ
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1ページで語られる、私と先輩の関係性。すぐに読めるだろうと思ったらかなり集中力を使う読書になった。何しろ1ページに起承転結を含み、始まりからして変化球もある。気が緩んでしまうと伏線を読み飛ばしてしまう😆集中して読むということが一種の親近感となりくせになる。ツボる。こんなこと常日頃考えてた結果があの小説だったのか🤔と一人で納得してしまう。
にいたけ

ブル妹、まずはTwitterで「不純文学」で検索してみてー☺️そこで読んでみて良かったら🥰なんとも濃ゆい話がいっぱいだよ

12/01 12:24
ブルちゃん

ラジャ😘✌️

12/01 12:41
3件のコメントを全て見る
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藤宮はな
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わあ面白いと徐々に引き込まれました。1ページで毎回書かれた断片からシュールな展開がてんこ盛りで、シャッフルありのパラレルありの色々な可能性や日常非日常が詰め込まれてる。作者の巧みさに感心してしまい、かなり真剣にじっくり読んじゃっていたという。特殊な設定と形式でこうまで上手い作劇を施すのを見て、またもまだまだ小説の可能性が開けた思いです。
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不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語 (宝島社文庫)評価76感想・レビュー149