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新 青春の門 第九部 漂流篇

感想・レビュー
39

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clearfield
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第9部は2017~2018年に週刊誌に掲載された作品でロシアの信介と東京の織江の同時進行の形で始まりますが、東京の話は途中から織江は登場しなくなりマネージャーの山岸と織江のレコーディングを引き受けることになったレコード会社の男をめぐる話に変わって行く、そして第二次大戦中に不明になったとされるロマノフ王朝の財宝の話でロシアと日本の話が繋がる?70年代に発表された作品は信介、織江の物語だったのがいつの間にやら第二次大戦後の社会情勢とかロシア社会の話になってきている
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保兵衛
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図書館本。2019年講談社発行の単行本。ほぼ50年以上前に第1部、第2部を読んでいたが、五木寛之の第9部を読む。時代背景は1960年台にとどまっていて、シベリアと日本とを舞台に大河小説となっている。単行本で550頁余りの分厚い本で、文庫版より文字が大きいのがありがたい。信介と織江がどこに向かっているのか、結末があるのか、期待はしているけど、五木の年齢でもう後の巻はないのかも知れない。車、音楽、芸能など五木の得意分野がいっぱい詰まっている。
0255文字
草場 洋
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「小説現代 特別編集 2019年10月号 乱歩賞特集」に「第十部 疾走篇 プロローグ」が掲載されて以降、続きが見つかりません。どなたかご存じありませんか?
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とみー
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ネタバレとうとう織江さんが登場して、安心しました。 それにしても、こんなにダイナミックな小説になるとは思ってもみませんでした。 まるで綾辻さんの十角館の殺人のような展開です。 次作で完結ですが、とても楽しみです。早く読みたいです。
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Eddie
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信介以外の人物の物語がけっこう多くて、これまでとは色合いの違う組み立てをされてるように思えます。この後登場人物がどう絡んでいくのが気になります。
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星辺気楽
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大河ドラマにしてもいいかも。
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三浦正
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著者(五木寛之)作家デビュー1967年と私の学生時代(1967−71)と重なる。20代最も多読した作家であった。第1部筑豊篇〜第4部堕落篇あたりまでは読んだのではないか?? しかし、独身時代の終わりや仕事に流される日々とともに遠くなり、、約45年間ブランクを経て、いきなり第10部漂流篇を読了。今度は第9部と 時の流れと逆に読んでいこうと思っている。これ邪道かな?
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aloha0307
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自称 漂流者&野良犬の信介 まだまだ迷いのなかでもがきます🏬 関東軍の暴走、満洲国建国の猥雑でドロドロとした実態がよく分かった📕 政府が間違った国家運営をすればそれに異を唱えることこそが真の愛国なのだね。
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ちゃま坊
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ロシア革命で滅亡したロマノフ王朝。ソ連でその財宝の行方を追う日本人医師に出会った信介。そこでシベリアの歴史とロシア語を学ぶ。一方織江のいる日本のレコード業界でも、この話につながる接点があった。第一次世界大戦、ロシア革命、シベリア出兵、第二次世界大戦という時間の流れの中で、ソ連では多くの民族が複雑に関わり合ってきた歴史を知る。
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アヴィ
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筑豊編から再起編まで一気に読んだのが、もう三十年以上前。 織江が歌手として成功することをにおわせて終了したことだけは 何となく覚えているが、本作を読むと織江はまだ売れないどさ回り 中の歌手。信介はとえば相変わらず中二病をこじらせた万年青年の ままロシア暮らし。 信介の日本帰還が近いことを感じさせながら、今作でも完結せず。 作者の壮健でいつの日か書かれるであろう完結編を楽しみにまつだけ
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つちのこ
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このシリーズとのつき合いも早や48年。還暦を過ぎた私の青春はいつの間にか遠くに過ぎ去ったのに、主人公の伊吹信介はまだ26歳。それを思うだけで可笑しさがこみあげてくる。これぞ長編大河の醍醐味である。「トリスを飲んでハワイへ行こう」が流行っていた1961年。シベリアと東京を舞台に物語は進む。酷寒の地に流れ着いて動かない信介に比べ、本作では織江の躍動が生き生きと描かれていく。これまで信介の影のような存在だった織江に光が当てられ、蛹から蝶へ変わるときが近づいてきたことを感じさせる。『織江の唄』は⇒
つちのこ

⇒その突破口になりそうな予感があり、同時に『青春の門』は、少女時代から追ってきた織江の物語でもあることに今更ながらに気づいた。それに反して、信介はまだ青い。どこまでその純粋さを保てるのか、大人の男になり切れない信介と、まるで双生児のような山岸のキャラ。二人の成長ぶりが楽しみな、次篇が待ち遠しい。

01/05 15:33
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やまおじさん
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ネタバレ大河小説の既刊最終巻。第一部から通して読了。シベリアでの信介の物語(ロマノフ王朝の幻の財宝の謎がからむ)と、日本の織江の物語(なんと『艷歌』『海峡物語』の高円寺竜三が登場)が交互に繰り広げられる。スリリングでスケールの大きな展開。有名な”織江の唄”(五木寛之作詞・山崎ハコ作曲)が牧織江の作詞として出てきたのには驚いた。何年何月と時代設定が明示されているため、1961年頃の状況がリアルに浮かび上がる。シベリアで知り合った”ドクトル”といっしょに日本に戻る信介。最終巻(未刊行)での展開に期待が広がる。
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のりひろ
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これまでに第7巻まで読んだのか、第8巻までか記憶がはっきりしない。。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
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ネタバレ映画化された筑豊篇を読んだのが40年前、ロシアで跳躍の前の準備の如き信介を優しく包む周りの人々と、新人歌手の先に進もうとする幼馴染みの織江を取り巻くレコード業界の人達の物語を読み進める時が得られた事がしみじみ嬉しかった。他の著作にも登場する伝説のディレクター高円寺竜三が出てきたのには度肝を抜かれたが、五木寛之さんの集大成作品という事か。終わりなき物語の行き着く先を読みたくもあり、読者の想像の中の作品であって欲しくもありと感じた。
0255文字
こまそらねこ
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ここから新なんだ。まだ私生まれていないが、日本いろいろあるのね。織江は、いつのまにか天才になってる。織江バージョンになると、一気に昭和感あり。でも織江の詞は、いいな。信介は、いつもモテモテだけど、そんなにいいやつなんかな。
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リリパス
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ネタバレ8巻で、ロシアへ密航した主人公でしたが、9巻では、太平洋戦争の歴史とロシア語を勉強しただけで、日本へ帰国することになり、主人公の大きな活躍などはほとんどなし。という、ちょっと意外な展開に・・・。それと並行して、東京にいるヒロイン・織江の様子なども描かれ、こっちもこっちでいろいろとあり・・・。10巻では、いったい、どんな感じになっていくのでしょうか・・・?
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mnagami
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次巻がラストを聞いているが、やっぱり最後は信介と織江は結婚するんじゃないかと想像している。もう青春ではないのだから現実の小さな幸せをそろそろおってほしいなぁと
IyashinoLive

いや、まだ青春ですよ(笑)。時代は1962年。信介はまだ26~27歳、、、作品発表の時間で考えちゃだめですよ。

06/09 02:30
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あきひと
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ヨーロッパへ行きたいと言ってソ連に残った信介だが、日本人医師ドクトルの所へ身を寄せ1年。ドクトルの狙いが次第に明らかになり、新たな展開に行くところで終わる。次は当然織江とも絡むだろう。第10巻の発売が待ち遠しいところだが2022年7月予定だそうだ(出版社からの情報ではありません。あるネットサイトの予想)。その間に第1巻から再読しておこうと思う。
やまおじさん

第九部を読んでいます。ネット記事ですが、五木さんへのインタビューです。 <五木寛之さん「青春の門」最新刊インタビュー ロシアとの出合い、完結に向け構想> https://book.asahi.com/article/12820991

09/19 15:51
あきひと

完結編の構想はまとまっているようですね。情報有難うございましたm(_ _)m

09/22 11:01
4件のコメントを全て見る
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ソババッケ
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ネタバレ足を骨折した信介はイルクーツク市民病院の医師・ドクトル・コジャーエフに託された。沖縄出身の古謝克己といい、ロマノフ王朝の金塊を追っていた。ドクトルと親しいタチアナはユダヤ系ロシア人の父を持つ娘。信介は彼女からロシア語教育を。織江はKオフィス所属の歌手で、マネージャは山岸守いう。ミリオンレコードの内紛による新会社設立の動きに、中野正剛の秘書だった筑紫次郎の暗躍が。一旦は新会社設立に動いた巨大資本の防守財閥の正体は。筑紫次郎との連絡が途絶えたドクトルは信介と日本への密航を。信介26歳、1962年4月のこと。
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田中峰和
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学生時代、筑豊編を読んで以来40年以上がたつが、主人公がまだ26歳なのに著者は90歳に近い。シベリアの信介と東京の織江が一度も接触することなく、各々が思い出として相手を懐かしむ。第一次大戦とシベリア出兵、ロマノフ王朝崩壊と財宝の行方等々、壮大な歴史を信介に語るドクトル。今回の信介はロシア語を学ぶ生徒の役割で、東京の織江も中途半端な歌手でしかない。むしろマネージャーの山岸が主人公だ。二二六事件で満州に左遷された高円寺も重要な役で、彼の青春の門ともいえる。信介が密航で帰国の途につく。続編は著者90歳以降か。
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元吉
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★★★★☆ 読み始めて45年。第7部、第8部は読んでいないが、第1部から登場する人間関係は覚えているので一気に読めた。懐かしいと言いながらも、舞台はまだ1961年。信介は26歳、織江は24歳。青春の真っただ中。当時のイルクーツクは分からないが、織江の住む東京は随分と豊かな社会として描かれている。 しかし、五木先生も高齢となり信介がこれから先どんな大人になるのか、織江とは結ばれるのか結末を期待するのも難しいかも知れない。第10部で完結の予定だそうだが、せめてロマノフ王朝の財宝の件だけは決着つけて欲しい。
0255文字
yasu_z2
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新青春の門が出ていたのは知らなかった。過去はどこまで読んだかわからず信介がロシアに来ていたのは驚いた。織江と信介それぞれが交互の盛り込まれラストは交差していく。次巻では日本で交わるんだろうか。結構な分厚さだったが読みやすく読了。
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でかぴょん
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★★★☆☆
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Masayuki Sugimoto
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青春の門も「新」と付いているだけあって、昔のものとはちょっと違う。伸介しゃんの物語というより、もっと大きな流れがあるような…。次が楽しみ!いつ出るんだろう。
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バーベナ
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衝動的な信介が、珍しく禁欲的で静の日々。第九部、結構好きだわ。ドクトルの教えてくれる歴史、魅力的なタチアナ。シベリアのバイカル湖に沈んだと言われる、ロマノフ王朝の金塊を巡って、信介がいるシベリアと織江が奮闘する日本の関係が繋がっていきそう。長いのにあっという間に読んでしまう。次が待ちきれない。
0255文字
風鈴
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懐かしくて読んだ。大竹しのぶの「信介しゃん」を思い出す。ずっと読んでなかったのくていきなりのシベリア漂流者信介で織江は歌手。ソビエトと日本が交互に語られ不思議な縁で結び付いている。タチアナの戦後の迫害、各地でナチスと関わった女性は辱しめられたそうだと聞く。集団ヒステリーのように女性が女性を襲ったと。戦争は醜い、残酷‼漂流者信介がドクトルと共に帰国、織江とどんな展開になっていくのか。筑紫次郎キーパーソンに為りそう。シベリア出兵そんな裏があったのか。 歴史の暗部色々あるだろうなと。
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えむ
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イルクーツクでロシア語をタチアナから教わり、ドクトルと最後は日本に戻ることになる。ロシア語は今後の展開で信介に役にたつのでしょうか
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一彩
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そうだ「相手のペースに乗せられては,仕事はできない。」ゾーーーー
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matsu0310
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☆☆周りに人物を配して、、だとしたら興醒めだが
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aloha0307
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青春の門第一部を読んだのは、大学時代 本シリーズを五木先生が23年ぶりに再開した☺ 第二部以降読んでないけど、えい⚡ままよ! 読まずにはいられませんでした(第一部からまた読み出せばいいじゃないか!)。期待に違わぬ面白さ✿ 舞台はあのシベリア 謎の医師:ドクトルのもとで日々を送ります。日本軍が秘蔵した金塊をめぐる国際謀略あり、流行歌の背景にある叙情あり...面白い!
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ちえこ
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新しい本を追うのも大好きだし、童話や絵本も読むけど、生まれが昭和だけに昭和の話を読むとそれが例え自分より上の世代の話でもなんかしっくりくる。韓流ドラマにはまる人の気持ちと似ているのか?内容はまちまちだが流れていく方向が読んでいると見えてくるというのだろうか?それをわかっていながら読んでしまう(苦笑)本当の歴史も所々に混ざっていて、戦争の話などは、私が詳しく知らない話だったので興味深かった。
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starbro
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五木 寛之は、永年に渡って読み継けている作家です。第八部から、3年弱、待望の新作第九部です。ロシアの伊吹信介の物語と日本の牧織江の物語がパラレルで展開しますが、本作では交錯しません。とりあえず第十部までは続きそうですが、『青春の門』は完結するのでしょうか?著者の年齢(来年米寿)も心配です。 http://kodanshabunko.com/itsukihiroyuki/ https://book.asahi.com/article/12820991
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koba
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60年安保の騒乱の時代を経て70年安保の時代。当時、政治運動とは一線を画するノンポリの学生も多くいた。筑豊の炭鉱町で少年時代を過ごし、上京した伊吹信介の青春譚は若者たちの共感を呼んだ。あれから40年以上の歳月が過ぎたが、信介と織江の青春物語は今も続く。昭和の香りを色濃く漂わせるこの大長編シリーズは12部24巻になるらしい。未完の大作で終わらぬことを切に願う。
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染ちゃん
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続きが読めてよかった
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シンチャイナ
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懐かしい、何十年ぶりの青春の門だろう。昔と変われぬ読後に感動。
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TaKo
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4年振りの新規続編は、懐かしの文体と少し古めかしいストーリー展開が心地良い。 五木さんが健在な限り続編継続を期待したい。
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H
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中学生の時に当時の全巻を貪るように読んで、その後の続編を読んだかは記憶がないままに読んでみたけどとにかく面白かった。自分の年齢がとっくに信介と織江を飛び越えてしまったので、早く続編をお願いしたい。
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tecchan
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はじめて手に取ったのは45年前。以来、今回の第9部まで単行本16冊。途中20年以上の休筆もあったけれど、よく続けて来てくれた。著者に拍手。あらすじは忘れたけれど、この本も読みはじめたら引きずりこまれた。シベリアに渡った主人公、日本で歌手となった「織江」、それに、シベリア出兵や満州などの歴史も絡み、読んでいて飽きない。作中に出てきた沖縄の歌「二見情話」をネットで聞いて見たが、素晴らしく、心に響く歌だった。
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ふみえ
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まるで広辞苑のような厚さ!荒唐無稽なのか真実なのか分からないが、1900年代のロシアをもっと知りたくなった。それにしても男の勝手ぶりは健在で呆れるが、信介を応援したくなる私はバカだ。
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