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人は語り続けるとき,考えていない: 対話と思考の哲学

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あべし
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ネタバレ とても読みやすい本だった。構成といい章立てといい、サクサク読み進めることができた。  何よりも大切にしていきたいな、と思った点が3つある。 ① 感情がベースに思考が成り立っているということ。 ② 非合理な思考しかできない人にはまず、「共感と愛」の関わりが大切であること。 ③ 笑顔は無条件で同じ空間にいる人を安心させること。  対話についての内容がメインの書籍ではあったが、教育をしていく上で参考になるところが多数あった。これは良書だ。もっと多くの人が読めば良い。ただ、本を開いた時の文字びっしり感は驚く。
0255文字
推理
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ネタバレ子供が哲学。入門<民主化<脱学習浄化非知→問いは問い網へ遡行/古典哲学は穴多い/思考の起源は困惑混乱疑い/思考は批判創造配慮/答ない問い追求を教える/問いの前提を問う遡行→メタ=後ろ↔前提増やし技術知/とは何か? 属性分類。範疇↔家族的類似/なぜか? 原因知↔目的志/因果↔ただの隣接/思考→進行→解決。対話→遡行→多義づけ。相対化/思いは借り物↔コギト。開対話療法。腹話術。多声的/主張優劣↔合意形成/非合理。他者大集団への馴化拒否↔脱中心化/自尊心は評価機構/喜び=微笑み↔笑い=二重感情/対話の容易化保護
0255文字
のんぴ
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ネタバレ自分の考えだけに固執したり、誰かを言い負かそうとか、優位に立っていると思われたい、という理由から語り続けるとき、人は自分の考えを相対化して、より深い真理に近づくことはできない。さまざまな考え方を持つ他者との対話により、違った視点を得て、より自分にフィットする考え、より平和で民主的な社会とは何か、というアイデアを更新し続けることができる。権威、権力に押し付けられた「普通」を疑うこと、すべての人が平等に参加して尊重されること、新しい時代を作るために、「対話」が必要とされる。
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