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転覆 ―海運・大型乗っ取り事件― (講談社文庫)(Kindle版)

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ネタバレ82年発刊。紙書籍で読書。かなり面白かった。1954年の造船疑獄、1960年代の海運再編の後、1971年から1年半に渡って起きた三光汽船によるジャパンライン株の買い占め事件をモデルに小説仕立てにしたとのこと。仮名だったり人物の入れ替えはあるものの大半は実話に基づいて綴られているようだが、丁寧で際立つ人物描写、スリリングな展開、政界・官界・業界・金融界に黒幕まで巻き込んで絡み合う重厚で仕掛けが豊富なストーリーに惹き付けられた。高度成長期を背景とした時代そのものの勢いや昭和ならではの匂いも感じられた。
0255文字
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転覆 ―海運・大型乗っ取り事件― (講談社文庫)評価100感想・レビュー1