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時が見下ろす町 (祥伝社文庫)

感想・レビュー
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アンジー
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ネタバレ年末の忙しい時の、ちょっと読みにちょうどいい短編集8話。それぞれの話が、まったく違う味わいで、話の結末がなかなか読めない。第8章を読み終わった後に、あれ?っと思い第1章を読み直した。名前をちゃんと覚えておいた方がいいね。個人的には第6章が気持ちがせいせいした。
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せせらぎ
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時世堂百貨店の周りで起きる少し不思議な事件の短編。ノストラダムスの大予言や消費税3%などからだんだん過去に遡っているのだろうなというのはわかるけど、だからどうした的な感じでモニョる。短編自体はそこそこ読めるが、実は繋がってますよという設定が逆に面白さを邪魔をしている気がする。
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luny
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6前前の再読でした。最高に面白い。第一章と第八、最終章が連がる編集力も素晴らしい。短編ミステリーの奇才ですなあ。
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きいち
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3章途中位で題名の意味がわかってきた、時代毎のちょっとした事件というか出来事それが人や未来にどのように影響するのか。自分の町も古い建物お店など随分無くなって四角く白い高い建物が増えてきた20年離れていたら違う町だと思うだろう。起こる事件は真相が明らかになるのだがつきとめる人達がみな風間教官ばりの洞察力。
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し~ちゃん
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時世堂という百貨店がストーリーにちょこっと出てくる短編8作。 長岡さんにしては、ひねくり度が薄いなあと思ったら、2013〜2016年に発表された結構古い短編集だとわかり納得。 ちょうど木村拓哉さんのドラマで警察関係のシーンがあり、教場を思い出しました。小説もさることながら、あのドラマは秀逸だったよなぁ。 まだ今ほど有名ではなかった春奈ちゃんやめめが出て、ドラマから長岡さんファンになったことを思い出しました。
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miyamo
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◎ こねくり回した感
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moimoi
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短編集。各話の登場人物が何らかの形で再登場する。「教場」もそうだが、著者の作品を一冊読むのに3日とかからずにどんどん読める。短編ながらもしっかりとしたミステリーだが、全編を覆う仕掛けに気づくと郷愁やノスタルジーに包まれる。そして前のページに繰り返し戻りながら最終話まで向かうことになる。時世堂百貨店の時計が見てきた、この街で起きた色々な巡り合わせ。伊坂幸太郎作「死神の精度」が好きな人はこちらも楽しんで読めると思う。
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勝也成瀬
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今年初の読了。短編集で読みやすかった。前に出てきた人物が別のところで出てくるのは面白い。ストーリーも面白い。ラストでニヤッとする。短編でこう思わせるのはさすが。今後も長岡弘樹作品は読んでいきたいと思った。
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akiko
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短編集だけど、登場人物が重なっている。時系列も戻ったりしている。読み終わって納得。長岡さんは長編の方が面白いかな⁉︎
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chy
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ネタバレ短編集だが、それぞれがいろんなところで絡まっている。あれ?この人、前の話しに出てきた?と振り返りつつ読んだ。えーそういう結末!と唸った作品が数編。 長岡作品は「傍聞き」から入った。「教場」は警察学校という場が気になり読んだが、やはり短編がいい。時に設定や背景を読後に確認しないと結末が入って来なくて悔しい思いもするが、その構成にやられる。
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かわぎり
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とても面白い短編集だった。一話に出てきた孫がかなりお気にいり。
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seba
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ネタバレこれまで読んできた長岡さんの短編集より一段階難解な作品だった。既読作品と異なっていたのは、複数の編に同じ人物が登場しており連作短編の要素があるという点。しかし年齢が異なっていることから、編が進むにつれて時間が遡っているらしいと途中で気付く。そのような構造をちょうど把握し始めた頃に、最後から二編目の「刃の行方」で時系列の不整合を一瞬感じ取らされたのは構成の妙だと思った。最終編「交点の香り」はそれ単体だと少し期待外れに思えるが、読後最初の編「白い修道士」にもう一度戻ることで味わいが増すようになっている。
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coldsurgeon
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ストーリー展開が鮮やかな短編集。時世堂百貨店の周囲で起こる、時代がそれぞれに違うが、登場人物が重なる不思議な事件集。散りばめられた伏線が回収される時、視点が大きく変わることが分かる。事件や騒動が、登場人物の人生の一時期を彩るのだが、すべてを読み終えると、しっかりとしたつながりを見ることができた。
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ニカ
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帯に「変わりゆく町を舞台にした心温まるミステリー集」と書いてあるが、内容は結構ヘビーなものもあった。「歪んだ走姿」「苦い確率」が好き。
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yumiDON
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時世堂百貨店を中心とした一つの町が舞台の連作短編集。タイトルが美しくて好きだな、と手にとった本です。ほんのりとした優しさとピリッとしたスパイスが随所に散りばめられた短編が多く、飽きのこない展開で面白く読みました。冒頭の「白い修道士」が穏やかな中で隠された事実が明らかになる展開に引き込まれて好み。「暗い融合」や「苦い確率」もなるほど〜、となり面白い。
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やす
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「 あっ、この人、あの人か〜!」と、読了後の再読で二度楽しめた。
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オサム
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やや強引な筋立てではあるが、よく練られた短編集。いろんな工夫をしながら作品パターンを増やしていくんだなあ。
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エイキチ
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ネタバレ文庫の古本 長岡さんは4作目 外壁に大きな時計のついた時世堂百貨店 地方都市・堀手市の市街地にある この百貨店やその周辺の人々が繰り広げる 様々な人間模様を描いた連作短編が8編 どうやら時代を遡る形で描かれていて 何篇かで共通の人物も出てきてる 「白い修道士」はがんの夫と暮らす箱崎和江が 夫とともに心中を図ったが それを孫娘に見破られる話 モンクス・フードという聞き慣れない植物がカギ 「暗い融合」は満員電車で痴漢だと訴えられた野々村康史だが 身に覚えなく警察に逮捕・拘留され でも最後にあっと驚く展開が
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KAZOO
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長岡さんの連作短編集です。時世堂百貨店のまわりで起こる様々な事件らしきものがあって、それぞれにうまく解決策が施されています。私は読んでいて何か朱川さんの作品と若干似ているなあという気がしました。面白い作品集でした。
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みやしん
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「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という。逆転のオチではあるんだけど、その先に続かないから「なるほどね~」で感想が終わっちゃいがち。時間軸にも一手間加えているのがミソ。
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nono
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良い意味で作者らしい短編集で、期待通りの満足感。物語がくるりと転換する、その趣向を凝らしたテクニックに加え、明かされた真実に対して、じんわりと心に灯がともるラストはいかにも長岡弘樹さんらしい。
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katsu
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どの短編も少し強引なオチではあるが面白い。そして登場人物がいろいろと繋がっているのも面白い。一度読んだだけでは見落としてしまうので、読み返すと「あ、この人だったのか」という発見あり。
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ts0818
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8つの連作短編の形式なのですが、物語の舞台が同じ街というところは珍しくはないと思うのですが、それぞれの短編が時間軸を逆にして繋がっているところは発想が斬新な気がしたように感じる、少なくとも自分はあんまり出会ったことが無いようなパターンかも。一番最後の話を読んだ時には、そう来ましたか、と良い意味で驚かされた。毎回思うのは、この著者は、1つ1つの短編の質がかなり高いように思う。解説で「短編の名手」というありふれた言葉を使いたくはないのだけど、他に表現しようが無いような話をしてるのも納得な気がする。面白いです。
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のびすけ
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「時世堂百貨店」の周りで起こる8つの出来事の連作短編。登場人物の繋がりと時間軸のズレ。最終章で明かされる意外な事実に驚く。1編1編の人間ドラマとサプライズもよく出来ているが、全体を通した構成と仕掛けも鮮やか。
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chipo
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真 図書館本
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tsuki2b
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ネタバレ長岡さんは短編しか読んだことがなかった。「第一章 白い修道士」ときたので、長編かと思ったけれど、連作とはいえ、やっぱり短編だった。さすがに短い中に凝縮された面白さだけど、「歪んだ走姿」など作り過ぎのような感じもする。「苦い確率」が好きなかな。
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栞
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町にある百貨店に係るオムニバスの物語。百貨店の店内やお客様が織りなす物語ではなく、百貨店そのものが町の時の虚ろいを記憶するかのような。
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秀玉
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う~ん、どうなんだろう。今一かなぁ。ブラックユーモア、スリラー、サスペンスのミニ版的なお話集。もっと上手に読者をうならす、感動した作品は多い。私に合わないだけかもしれないが、小粒感を感じる。ただこの短編の中で「撫子の予言」はおもしろい。この本の評価は高かったのだが、やや残念。短編は難しいと思う。短い中に一ひねりも二ひねりも入れて、且つ深い感動も与えるのだから。もっと超自然的な内容を入れても良かったと感じる。
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miaka
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同じ百貨店の周辺で時間を遡る形で起きた出来事の連作短編集。 繋がりが見えるのが面白かった。
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kaikoma
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いつも通り、それぞれのストーリーが緩く繋がる感じです。謎解きも予想が立つものから、薀蓄が含まれているものまで多様でした。因果関係が登場人物同士は分からなくても、読者と作者だけが把握できる展開ってやっぱり面白いですね。ああ、あの店が・・・とか。
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Da~やま
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どれもこれもちょっと無理が…いや、そういう短編集なんだな、きっと。
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ひるあんどん
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短編集。時世堂百貨店の周囲で起こる事件。だんだん時が遡り、ある話の登場人物が他の話の主人公で「あの人のあの話がここで」ということもあって面白かった。
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座敷童
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いつの間にか引き込まれて、物語の中に立って見ている自分がいる。そんな感覚を今回も感じさせられた。
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left7
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短編の名手である長岡さんの短編集です。読み終えて思わず「やっぱり長岡さんはさすがだな~」と唸ってしまいました。期待値が高いのにそれでもこれだけ面白いと思える短編をたくさん書けるのは横山秀夫さんぐらいではないでしょうか。本のタイトルから解説まで無駄がなく、どの短編もしっかり感心させられる結末で短編ミステリーの凄さが詰まっているので、ぜひたくさんの人に読んでもらって長岡さんの技を味わってもらえればと思います。マイベストは「歪んだ走姿」でした。
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おくちゃん☃️柳緑花紅
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ネタバレまさに短篇の名手ここにあり!という作品だ。街中で新しい建物が立つ、あれ?ここには以前何が建っていたんだっけ?そう思うことはありませんか?この作品は壁に大きな時計がある「時世堂百貨店」のある土地での連作短篇ミステリーだ。=【時が見下ろす町】ん?と思う最初、そしてああそういう仕掛けが有ったのかと唸るラスト。本当に巧い!そしてミステリーなのに心温まるストーリー。だから長岡弘樹作品はやめられない。
おくちゃん☃️柳緑花紅

ひらちゃん、わぁありがとうございます。後悔させませんよ😊機会があったら是非是非🎵🎵

11/08 12:37
おくちゃん☃️柳緑花紅

ぶんぶんさん、やっぱり良いですね!長岡弘樹さん!まだ未読本があるので楽しみについて読みます😊📕

11/08 12:39
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ぶんぶん
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【図書館】流石は「長岡弘樹」と感じた、期待を裏切らない作品。 あちらこちらに伏線を紛らし、それがひとつになった時の爽快感。 やっぱり長岡弘樹は良いなあ。 お話は大きい時計が見つめる街で起こる様々な事件、大なり小なり個人に降りかかる。 登場人物の関わり方が一読では理解できないが、行きつ戻りつ読むうちに!と思い当たる。 長岡節ですね~良くぞこんな連作集を考え付いたもんだ。 思わずジーンと来る余韻を楽しみたい。 こんな本にぶち当たるから、図書館巡りは止められない。 まだまだ、隠れた良い本があるかも。
おくちゃん☃️柳緑花紅

読みました。やっぱり長岡弘樹作品はやめられませんね📕

11/08 10:09
ぶんぶん

おくちゃん、まだまだ「掘り出し物」はありそうですね。

11/08 11:24
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べり
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ネタバレ大きな時計がシンボルの時世堂百貨店がある町で起こる、大小様々な事件を描いた連続短篇集。おもいっきりハッピーエンド!ではないのだけど、どのお話も救われるような、じんわりと優しい結末。全8篇の登場人物にはつながりがあったり、細やかな伏線が張られていたりと読み終えてもう一度最初から読み返したくなりました。
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sachi
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『時世堂百貨店』=『時』が見下ろす町での様々なストーリーが短編集で書かれている。 後書きを読んで…ん?…あっ!となり、再読したい気持ちに。 次は違う視点から読んで違う楽しみを味わいたい。
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えり
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ネタバレ連作短篇集!!でもこれは時の流れも絡んだ連作短篇だったから読んでいくうちに思いがけないところで繋がりを見つけたりしてすごく面白かった。 いくらか話の終わり方がもやっとするのはあったけど、全体的には◎ 連作短篇って、話によってその人の印象が違く感じられたりするよね。あ、でもこれは時代も違うから、余計そう感じるのかな?だとしたらすごい!!
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