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SS先史遺産研究所アーネンエルベ ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術

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HANA
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アーネンエルベの誕生から終焉までを研究した一冊。アーネンエルベは考古学や民俗学などの人文学を中心とした組織というイメージがあり、レーベンスボルン等と比べると地味なイメージがあったが、本書を読むとそれも最初のうちだけ、後期には軍事研究や人体実験も行っていたという事を知る。ただ本書はヒムラー、ジーファース、ヴェストという責任者三人を軸に綴られているのだが、ヒムラー以外は初めて聞く名でこちらの基礎知識が足りない分、読み辛い所も多々あり。しかしというか当然というか、意外と組織ガタガタだったのね、アーネンエルベ。
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ノルノル
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ヒカルランドに貢献することにかなり逡巡したが、アーネンエルベ研究の筆頭たる本書が邦訳されるならば仕方あるまい。ナチ研究、偽史オカルト研究には必読。
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ヨシツネ
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ヴォルフラムジーファース、ヴァルターヴュスト、ヒムラーが主人公。アーネンエルベとして知られておらず実態も不明な組織と構成員の内容。組織の立ち位置としては曖昧で発足人のヒムラーからも無視されがちで統率もされていない協調できない独立性の高さという三重苦の評価。まとめは、伝統的な「学問」の頑健性はたかだか数年のエセ科学になんか負けないっ!プリキュア!ということだった。ブルーノベーガーの人種論は人類学への理解の浅さが露呈した結果でもあるかもしれない
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ぞだぐぁ
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辞書より厚い大著。よくフィクションのナチスのオカルトネタで使われるアーネンエルベの起こりから滅びるまでを書いた本。元々研究論文を元にしているらしく研究書って感じの文章。流し読みだったけど3日かかった。参考文献だけで170ページ以上ある。
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