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その男(一) (文春文庫 い 4-131)

感想・レビュー
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deerglove
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見るからに虚弱そうな赤子で、いつ死ぬかとおもわれながら育てられた杉虎之助。継母との折り合いもわるく、ついに川に身を投げたところ、それを助けた剣術の達人池本茂兵衛を親と慕うようなって見事に変身する。幕末の時代の波に翻弄されつつ、心形刀流の剣家伊庭八郎とは全身全霊をこめた友情の撃ち合いをする。いいですねえ。虎之助と旅をともにする処女の礼子や”体臭の濃い”お秀とのやりとりも面白く、この後の展開が楽しみです。先日まで司馬遼太郎の家康三部作を読んでいたので、その世界観、人間関係、目線のギャップがすごい。笑
0255文字
優希
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面白かったです。義母から疎まれていた少年が謎の剣士に助けられたことが人生の転機だったのですね。剣士になると決意した虎之助はこれからどのような道を歩むのでしょう。続きも読みます。
0255文字
Kira
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本棚登録のために再読。何度読んでも面白い。幕末をテーマにした他の池波小説ともリンクしていて、奥が深いなぁと思う。池波作品を読んでいるうちに、苦手な日本史にも少し興味がわいてきたのもいい傾向。
0255文字
すずゆい
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【HOBO LIBRARY 選書】 先生、不思議な人だなと思っていたら、なるほど、そういう正体か。物語はゆるゆる進んでいくが、確実に時勢が市井にも及んで来ているみたい。
0255文字
シーラ
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虚弱体質と義母のイビリに死を選ぼうとした少年、虎之介が、ひとりの老剣客に出逢って人生を変える。老剣客と言ったってめちゃくちゃ強いし、謎めいていて金もある。そうして、結局幕末の騒動に巻き込まれていく。池波さんの書く、ひととひとの繋がりが好きです。伊庭八郎との友情とかキュンキュンする(笑)。池波さんの、井伊大老贔屓もいい。
0255文字
Kira
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幕末から明治にかけて波乱の人生を生きた男を描いた長編の新装版第一巻。旧版既読。図書館で借りた旧版は文字がおそろしく小さくて読みにくかったが、新装版は読みやすくて面白さが倍増した。継母に疎まれて大川に身投げした病弱な少年杉虎之助が、助けてくれた剣士によってとげる変貌が鮮やか。カバー絵を三冊分並べると、この物語をたどれるような気になれるのが面白い。
0255文字
まあさん
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感想は第三巻へ…
0255文字
タツ フカガワ
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時は幕末。旗本の嫡男杉虎之助は内向的な性格と虚弱な体質で継母から虐げられ、十三歳のときに大川へ身を投げる。彼を救ったのは剣客池本茂兵衛。以来、虎之助は茂兵衛とともに暮らすようになる。それから六年後、虎之助は別人のように逞しい剣士として江戸に現れる。読み始めて数ページで物語に引き込まれる池波劇場。礼子という謎の美女や、心形刀流の剣士伊庭八郎らと知り合いながら、虎之助が時代の動乱に巻き込まれていったところで、第二巻へ。
0255文字
ひろしくん
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ずいぶん昔に読んだ本の再読。続きが楽しみ。
0255文字
シンチャイナ
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池波正太郎の本を色々と読ませていただいたが、剣客商売読本で知り、読み始める。池波文学の面白味が網羅されている。
0255文字
ぶんぶん
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【図書館】新たな池波本を読み始めました。 青年剣士の流転の物語のようです。 一巻目を読んだ限りでは、何の目的も無い人生に「何か」が現れて、それに巻き込まれるようですね。 幕府隠密も明らかになり益々、波乱万丈になりそう。 「礼子」と夫婦になり、またまた波乱がありそう。 「伊庭八郎」が手出てきて、歴史に巻き込まれそう。 次巻に引き続き手が伸びそうです。
0255文字
lovekorea
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虚弱な少年が不思議な老人との出会いを通して、逞しく成長していく・・・と書くと「ベスト・キッド」のようにも思えてきますな。 それにしても少年に施した池本茂兵衛氏の不思議な施術は、いったいどういうものなんでしょう? (´・ω・`)??
0255文字
klu
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嘉永時代の話。とりあえず和宮様が降家するあたりまでで終了。公儀隠密と薩摩との戦いが激しくなってきました
0255文字
のり
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病弱な「杉虎之助」は川に見投げするが、後の師匠となる「池本茂兵衛」に助けられる。この出会いが虎之助を取り巻く環境を一変させる事に…謎に包まれる師であるが剣の力量の高さに虎之助は魅力される。修行の過程で身体も丈夫になり変貌を遂げる。時は幕末で動乱の真っ只中。不穏な流れに身を投じていくのか…次巻へ。
0255文字
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