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21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考(Kindle版)

感想・レビュー
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hiloaki
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サピエンス全史、ホモデウスに続き、現在に焦点をあてた本作も十分に刺さりました。 ただ、翻訳の柴田さん、本作ではやけに“とはいえ”を使ってられて(前作まではそれほどでもなかったような)、1、2ページに1度ペース、約400ページとして“400とはいえ”の乱発感覚なのでかなり不快感がありました。誰かに影響されてる感がハンパなかったです。今後はこの翻訳家のは遠慮するかもです。残念です。
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suzuki s
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オーディオ。 人間を越える判断ができるアルゴリズムによって人間の判断がされたら、誰にもわからないけれど不採用と言うことにもなりえる。 時代の変化に対応して人間のアップロードも必要
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はやたろう
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21のテーマで人の存在を語る。AIの台頭による雇用の喪失、変化が起きる時、過去の社会・経済・政治モデルは不適切、又、自由の喪失、不平等な社会を生む。不平等を止めるにはデータを制するしかない。誰に委ねるべきか?Facebookのザッカーバーグは、社会政治的混乱がコミニティの崩壊を招いたとした。ナショナリズムと宗教は、単一文明としてしか地球レベルの危機に対応できないグローバルな現代において、人々を脅威にさらす根源。さらに移民問題をより困難にしている。などなど。難解
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ポポン
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ネタバレ挙げられている21の論点は、個人の心の問題に収斂する。自分を取り巻く世界の様相に我々の心は惑わされ揺らぐ。そこに一定の秩序や安寧をもたらし支配してくれるものを人類は発明してきた。宗教や国家のような虚構、最近であればアルゴリズム。だが万人に適用しうる虚構はあり得ないし、グローバルな問題系を前に、こうしたものに無批判に身を委ねている時間はない。我々はいかに、(手っ取り早く言えば)解脱し、力を合わせられるか。著者からのごくささやかな提案も添えられ、全体を通してかなり切迫感のある内容である。
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ROY
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ハラリのサピエンス全史(過去)ホモデウス(未来)の続編で現在を扱う。前2著と比べ、扱う21のテーマが明確になっているのでわかりやすく感じた。またハラリ自身の個人的体験も出てくるので理解を容易にしている。 物語を信じさせるためには自己犠牲を強いることが最も効果的とのくだりが今回最も印象に残った。すなわち物語を信じないのか、信じるなら自己犠牲を払えとの選択を迫ることである。自己犠牲を払えばより物語を信じるようになる。引用されていた「すばらしい新世界」を読んでみようと思った。
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Risa Shimowada
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面白い部分もあったが400頁も読む必要あったかと言うと無いかな。Alの恐怖とか必要以上に悲観的に恐怖を煽るのは炎上マーケティングのようで気分悪かった。テロ、ユダヤ、近年の世界の流れの捉え方はなるほどと思ったが、長々とした宗教の仮説や想定話とか話長い。アメリカ人の本は無駄に長くて嫌だがイスラエル人も同じなのかという残念感。簡潔な本が読みたい
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youmaysay
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色々なことを深く考え抜いて行き着いた考えがまとめられており、自分自身の考えを深めるヒントになる。物語を産み出すことで発展した人間が、物語を脱却すべきという結論に至るのが興味深いと感じた。
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ok_nogood
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ようやく読了。読み終えてみればやはり新しい視点はあり、おもしろかったが、どうも私が中だるみしてしまった。 2021/07/15読了
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どみとる
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急速に発展するAIが猛スピードで世界を変化させるので、うかうかしていると人類が4000年掛けても検討し尽くせていない「人とは何か」をAIのアルゴリズムが定義してしまうという指摘に肝が冷える。最適解を提示するAIに従い効率よく快適に暮らす人間は、いずれ医療の進歩により肉体の老化を克服する。そしてAIの解を決して超えられない点で無意味とも言えるような思考創作を続けていく。これを人間のあるべき姿という人は皆無だろうが、ならば人とは何か?思わず思考停止したくなるが、著者はこの議論を当事者と思う皆が参加せよと説く。
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とらやん
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前作のホモデウスを受けて、21世紀を人類がどう生き残るかの考察。テクノロジーの脅威、政治宗教の分断、環境破壊など、数多くの啓示があり、数ページ読むごとに考え込んだり、物思いにふけったりして読むのに時間が係ってしまった。コロナの今なら疫病が入ってくるかもしれないね。とりあえず、消化し切れてないから、もう一度読んでみようかと思うのであった。
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もくたつ(目標達成)
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名著。幅広い視点から、人類の文化、歴史、人間の認識などを読み解く。懐疑主義と自らを分析するとおり、著者からは既存の知識を鵜呑みにしない姿勢を感じる。個人的には、人間が完全に自由だということはないという指摘が印象に残った。我々は、今我々が経験できる範囲の中で判断し行動しているのであり、完全に自由な状態で判断しているのではない。著者の博識さと視点の鋭さに惚れて、他の作品も読んでしまうと思う。
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デューク
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知の巨人が挑む、21世紀を生きる我々が直面している21のテーマについて。 筆者は『サピエンス全史』で人類の過去を、『ホモ・デウス』で人類の未来を描いた。満を持して挑む次なるテーマは、人類の現在。幻滅、雇用、自由、ナショナリズム、テロ、教育、など21の重要テーマを切り口として、21世紀に必要な思考と行動を問う一冊。新時代の知の巨人が織りなす、思考の幅と深さに酔いしれる一冊。おすすめ
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jody
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毎日、園芸作業中に瞑想っぽい状態になります不思議です。だからわたくし日々ストレスが溜まらないんでしょうね。本もあるしね
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Yuko2
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一番興味深い雇用に関して。「高い失業率と熟練労働者の不足」「大変動が果てしなく続く人生に必要な情緒的スタミナ」という点に、どのような対応策があるんだろうか...。
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Sin'iti  Yamaguti
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虚構は私たちに安心感を与え、集団としてのまとまりを生み出す。真実は私たちを不安のどん底に突き落とすかもしれない。どちらを選ぶのか、が問われている。最終章ではヴィッパサナー瞑想が取り上げられる。毎日2時間の瞑想はスゴい。この経験があってこその卓越した知力と構想力が生まれたのだろうか。 『サピエンス全史』『ホモ・デウス』に続く一連の力作だが、本書を読み終え、再度『サピエンス全史』から読み直して、考え直してみたい。
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ろくしたん
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一回に読み切れる本ではない。エッセンス。21世紀。サピエンス全史も読みたい。世界史も日本史も、古代から中世が面白い。考古学。はっきりしないことが多い、暗黒時代にはロマンがある。現在問題になるようなことを問題にする余裕がない時代でもあり、見習うべきところも多い。やり手のビジネスマン的でもあるところが変わってる。学校の先生も色々だなと思った。
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ireadertj
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本当に人類のためのだった。スケールかなりでかい。ちょっと長め感はあるが、この思考すごいな。
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ろくしたん
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最適解の問題。「アルゴリズムが違う」というのが、言い訳になる時代が来る。
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ma.
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途中まではたびたび絶望感に見舞われ、久しぶりに「死んだらどうなるんだろう」ということを考えるなどした。残り短い期間で人がよい方向に行くことができるのだろうか。私はこの怠惰な生活から抜け出せるなどとても思えないが。/最後毎日2時間の瞑想にびっくりしたし、終始イスラエルで教鞭をとってる人がここまで自国・自民族に批判的なことを言えていることに驚いた。/久しぶりに「よく生きる」(そんな言葉は使ってないが)ことについて考えた、が、途方もなさの前に項垂れている。/作者の謙虚さと見識の広さには脱帽。でも鵜呑みにはしない
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aki
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サピエンス全史が良かったので楽しみにしていた分、期待外れ。21にかけてテーマを21も設定したところに無理を感じる。前半の雇用についてのパートが一番面白かった。AIによる労働者の「無用化」、仕事を奪われた単純労働者はAIの開発者にジョブチェンジできない、個々のスキルでAIに勝るドライバーはいても、接続性と更新性は人間には持てない特性。
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nanagou
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鋭い洞察力と一貫した構成力、深い知性を感じ取れる一冊でした。これまで積み上げてきた価値観が壊されていく不安と開放感を感じました。
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人mI
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これが刊行されたのはコロナ流行前であるがパンデミックで未来予測が大幅に早くなってしまったことである。 特に雇用と自由の面でだ。 今後大幅に増えるであろう無用者階級と呼ばれる人々、雇用面で無資格無経験での雇用倍率は上がる。 また途方も無い熟練者不足に悩まされる。 私達にできることは未来を見据えてスキルを磨き勉強し変化に対応できる応用力を持つことだろう。 国家が溢れる失業者に対応できるのも限界があり劣悪な環境に追いやられるかもしれない。
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LcK0812
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あまりにも目まぐるしく変化する21世紀において、人間はどう生きるかについての提言。人はどこまでも愚かで、物語をすぐ信じるから世界を支配できたけれど、これから先は人間をアルゴリズムが支配してしまう。巨大すぎる存在に対して、どうやって自分という存在を取り戻すのか……という話なのだが、20-21に至っていきなり禅の精神になったからびっくりした。仏教徒なので、かなり辛辣なことも書いてるのに最後は禅かと。筆者が226事件にかなり詳しいのも驚いたし、日本人ならとくに刺激的な書ではないだろうか。
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かしわもち
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全体像を把握してから2度目の読了。 地球の王者として君臨している人類が新たに直面している諸問題について語られている。 最終目的地を誰も知らない(考えていない)加速度的な進化の真っ只中にいることを気付かせてくれる1冊、それらを目指す我々の心そのものについても考えてみよう。
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YSato
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これまでの著作よりも著者自身について知ることができた。それらは一般的ではないもののこの人ならば納得、というのが多かった。
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Paro
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筆者は人間が虚構の物語にすがる危うい存在であることを指摘し、真実を見るべきだと語るが、実はそれに抵抗感や拒否感を抱いているように思える。 人間は「生化学的メカニズムによって管理された」存在で、「正真正銘の自己」などないというのが「神経生物学の最新の見解」だが、これを描いた映画を筆者は「過激なメッセージ、不気味な含み」と表現していることから、筆者は科学に基づく真実を真には受け入れられていないようだ。筆者は化学メカニズムの外に(物語としての)自己を見出したいと思っているようで、ここに苦悩や葛藤が感じられる。
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ケニオミ
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図書館にリクエストをかけ、随分待たされてやっとよめるようになったのですが、21のどの章も何にも頭に残らず、読了してしまいました。いえ、一つだけ頭に残った表現がありました。「テクノロジーにコントロールされ、スマホの画面にくぎ付けになり、街中を歩いているゾンビたち」スマホを持っていないので、余計に共感してしまうのでしょうが、「灰色の男」に魂を売り渡した人たちが増殖しています。この間、自転車乗りながらスマホを見ていた人が、スマホを落とすのを目撃しました。危ないのにそこまでしなくちゃいけないのかね。
活字の旅遊人

スマホの軍門に最近下ってしまいました。危険行為は避けたいと思っています。。。。

01/27 21:18
ケニオミ

自転車のながらは是非避けてください。フラフラと危ないです。

01/28 19:59
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DEN2RO
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急速に進化するテクノロジーと否応なしのグローバリズムに対峙しなければならない、石器時代の身体と心のままの人類が困難な現在を生きていく指針になるような21の考察が述べられています。ヒトが生み出した思想・技術・世界がヒトを追い詰めつつある21世紀のようです。
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上野 嘉郎
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個人的には最終章でヴィパッサナー瞑想にがっつり触れているので、ミャンマーとか行く頃にこの本に出会っていたら勇気づけられただろうなと思う。今は瞑想を全然してないからむしろ肩身の狭い気分だが、また瞑想をしようかという気持ちにもなる。とにかく、頭の良い人がユーモアを交えてこういう本を書いてくれるのは大歓迎だ。
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hiropon181
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サピエンス全史、ホモ・デウスに続く、著作三作目をようやく読了。過去、未来を語り、今ここに焦点を当てた、という一冊。現代の知の巨人と称されるハラリ氏ですら、謙虚、無知といった観点から自己をも内省されている姿には少しホッとする。先行きが見通せない世界だからこそ、生涯を通じ学び続け、繰り返し自己改革をする必要性を感じた。今回も読み通し、思考し続けることに、知的体力が必要でした。
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__k
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(M)AIやテクノロジーに生かされたくなければ、積極的に遠回りをし、失敗や試行錯誤を通じて、自分だけの価値観を形成していこう。
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Gloria
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【flier】※原本よむ
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KO
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わかりやすい解決策を提示するのではなく、問題提起に対しどうすればよいか考えさせられる内容だった。個人的には「人生は物語ではない」と述べられている「意味」の章や「世俗主義」の章が興味深かった。
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とじい
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ネタバレ1.AIとITの進化で少数の富裕層と大多数(労働力でも不要な)の無用者に分かれる可能性がある。富裕層はIT、バイオTにより新しい人類に進化し埋まらない格差が生じる 2.ビッグデータの判断が人間より優り、やがてコンピュータが意思決定する 3.4つのCが重要 critical thinking/communication/collaboration/creativity 4.変化に対処し新しいことを学びなじみのない状況下でも心の安定を保つ能力が必要 5.AIが心まで奪う前に自分は何者なのか瞑想で探る時間はある
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ひ※ろ
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★★★★★
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さなちゃん
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政治、経済、AI、宗教など…様々な観点から現代の問題を提示し、考えさせてくれる本。この本を通して今世界で起きている問題や将来について以前より冷静に、客観的に捉えられるようになったと思う。なにより、自分自身について深く考察することができた。私の将来はAIによってどう変わるのか?私の感情や正義はただの妄想にすぎないのか?私の信仰する宗教って?これから私はどう生きていきたいのか?2020年が終わってしまう前にこの本に出会えてよかった。
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Taihei
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audibleで1回目済
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ばけうめ
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サピエンス全史・ホモデウスに続く3冊めを読了。 人類は虚構(嘘)に基づいて行動する生き物だと 何度も何度も解説されているのが印象的だ。 誰もが自分自身を解っているつもりで、なにも解ってない ことに気づかせてくれる良書だと感じる。
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kthyk
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400ペイジ余りのこの書は分かりやすい日常言語でまとめられていて、その内容はデータ・テクノロジー時代の社会の変容。ビッグデータアルゴリズムは我々の社会とどう関わるかという問題だ。 それは、新しい社会のレジリエンス(復元力)。宗教・神・無知・正義・教育・意味・瞑想と解説は続くが、その終曲は村上春樹の「騎士団長殺し」に似ている。 古い世界を殺したドン・ジョヴァンニは地獄の底に落ちるが、村上ワールドでは携帯のストラップのみ残される。ユヴァル・ノア・ハラリは、新しい時代はアルゴリズムが決める物語、ということだ。
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