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人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界

感想・レビュー
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Sugaya Masaki
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猪子さんは天才だ。西洋的なパースペクティブの中で生きてきた私たち現代人の認知はそもそも境界を前提としているのかもしれない。それに対して近代化する前の日本人は他者とのインタラクティブな関係の中で世界を認知していた。そんなことが頭で分かっても作品として具現化できるなんて...。
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Kei
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自然の中で体感した感動は、写真にすると全く違った感覚となる。それは連続的だった対象に対して覚えた感動が、非連続の写真では得難くなるからだ。「作品の境界を無くしたい」という筆者の想いはこういった非連続の切り出しで失われる感動に対するアンチテーゼではないか。作品を見る立場(非連続)から作品の中に入り込む(連続)へ、静的なアート(非連続)から動的なアート(連続)へ、また逆にパブリックの空間(連続)の中にパーソナル(非連続)を。当たり前化しているこの差を技術で乗り越え、新たな気づきを与えてくれる。 ☆☆☆☆
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yurari
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知的好奇心をくすぐる刺激的な内容。新しい概念がたくさんあり、良い意味で読むのに時間がかかった。猪子さんと宇野さんが息ぴったりで読んでて楽しい。もっと軽い感じのアート集団だと思っていたが、その裏には独自の哲学があった。意外だったのは自然へのリスペクト。デジタイズドネイチャーシリーズは生で見たい。一番グッときたのは、「自己という境界が曖昧になって、自分が世界の一部であるかのような感覚になるという事が、ポジティブで気持ち良い事であるようなアートを作りたいのかもしれない」このインタラクティブな感じ、すごく良い!
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ショコオ
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大好きなチームラボの代表の考え方を知ることができる。 アートに興味はなくても、チームラボの作品は好きという人も多いと思う。 常識はずれのプロジェクションマッピングは見るだけでも楽しいが、その楽しさの中には哲学が含まれているからより人は興味を持てるのだと思う。 代表の猪子さんは境界をなくしたいという。 境界がなくなれば、不快なはずの他人が美しいものに昇華される。 アートの破壊的クリエイターが何を感じ、気持ち良いアートのためにどこに向かいたいと考えるのか。日常や仕事の示唆にもつながる内容だった。
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Kenta  Sasa
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とても面白かった!境界、身体知といった、猪子さんの考えはちょうど自分の関心事でもあったのと、それをアートとして実現しているのがスゴイと思いました。 理論だけでなく、実際に作って表現できる人は本当に少ないと思うのでそれだけでもすごいと思いました。更にその作ったものが参加者の身体を使って体験できるというのは更に素晴らしいと思いました。 それと、ちょこちょこ写真が載っていて、それもキレイだったりするので気持ちよく読めました。 個人的な感想としては、猪子さんのコメントがもうちょっと多いと良かったなぁと思いました。
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茶屋博紀
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文章にすると難しいけど…この世界観をぜひ多くの人に体感してほしい!
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だーぼう
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超難しそうなんだけど、カツオとナカジマが超面白そうな話をしてる。途方もない会話から生まれた一冊。ブログに感想を書きました。
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山口 公大
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ものとものの境界、ものと人の境界、人と人の境界をアートで溶かしていく。そういった変化がわかる本。 詳細は下記。 https://note.com/t06901ky/n/ne8b0f90d50c6
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Hiroo Shimoda
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本を読みながらお台場に向かい、現地で没入して、帰りに続きを読む。ただ美しさに見惚れるだけでなく、時間や空間の連続性を感じる意識が持て、鑑賞が更に深められた感覚。自然と一体化した作品も観たくなる。
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しみそー
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面白かった。■だが、欲を言えば(教えてくれるわけ無いのだが)超主観空間を作る論理構造が具体的にどんなものなのかが知りたかった……。論文とかないだろうか……。
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相原
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テクノロジーを通して、他者と利己や・人間と自然などが共存している実感を与えている作品を作っているのはチームラボくらいだと思うのでこの本はおもしろかった。 スマホの影響でデジタルな世界は平面の世界に閉じこもり空間、3次元の世界に出ることはなく人や物体を実感する機会が薄くなる。 人は何かとつながりを求める生き物だと思うから、立体に反応する作品は今後も必要だろうな。
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takupochi_1993
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こんなにもグラフィカルかつ思想的にも刺激的な本はあっただろうか。チームラボが掲げる「境界のない世界」と彼らの作品群では、自と他、人間と自然、日常と非日常、テクノロジーによって境界の溶けた空間でグローバリズムでもナショナリズムでもない「秩序なきピース」の体現がされていると感じた。それは右でも左でもない、人間が本来持ち得ているはずのあるがままに在るという多様性の更に上位の様態(敢えて言うなら泰然自若?)と思う。またボーダレスに行き、あの世界観に没入したいと思った。あなたもこの本でその一端に触れてみませんか?
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TA
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初めてチームラボの展示に行ったのは、2017年にヒカリエで開催された「チームラボ ジャングル」。その後は常設展がスタートしたりして、自分も何回か足を運んでいる。展示では自分が作品に影響を与えている実感や、その楽しさを毎回味わっている。この本を読んで良かったと思うのは、何よりも猪子さんが何故こういった活動をしているのかを知ることができたこと。技術的な話は難しくて分からなかったけれど、これからもチームラボの空間に身を任せて、シンプルに楽しみたいな、と思う。今生きている世界や、周りの人に寛容になれるように。
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