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わたしの美しい庭

感想・レビュー
2411

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Tjbgorl
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するすると読めました。 基くんエピソードが一番身近に感じます。
0255文字
ま
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温かい気持ちになれる本でした。人と人の繋がりって素晴らしいと思えました。他人の目は気にせず自分を貫きたいなあと。
0255文字
kiki
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血の繋がっていない3人の日常を描く物語。マンションの屋上に祠を構える神社の宮司、離婚し死別した妻のこども、同性愛者で学生時代の同級生。血は繋がっておらず世間一般的な家族ではないが幸せな日常が描かれている。学生時代に死別した恋人が忘れられないままの中年女性、過労で鬱となり恋人からも見限られる30代の青年。登場人物のそれぞれに濃密な背景を持たせつつ、社会生活での営みに苦慮する様子に焦点を当てる。直接的なメッセージ性はなく物語に展開がある訳でもないが、何か意見を投げかけられている、そんな作品。
0255文字
りんご
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ネタバレ気がついたら一年、本を登録してなかったので一年ぶりくらいに本を読んだということらしい。ずっと積読本だった。 縁切り神社なんて聞くとおどろおどろしいのに、そこにあるのは美しい庭。でも本当にうつくしいのは登場人物達ではと感じた。統理と百音ちゃんと路有の三人が好き。激しく展開するようなことはなく、他者から見れば進んでいないと言われるかもしれないけれど、優しい気持ちになれる読了感。上手く言葉にできないけれど好きな作品。
0255文字
IMG
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本の最後にあるニーチェの言葉を読んで、全ての凪良さんの小説の骨格にあたるものなのかなと感じた。 血の繋がりのない親子、同性愛、亡くなった人への消えない想い等は、一般的には普通ではないかもしれない。でも、そのような事実なんてものはなく、自分自身がどう解釈していきるかが重要。そう気づかせてくれる小説であった。
0255文字
𝐂𝐄𝐋𝐄𝐒𝐓𝐈𝐍𝐄
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再再読。世間の価値観に飲まれ、生きづらさや違和感で心が塞ぎ込んできたので、久しぶりに読み直した。何度読んでも素晴らしい。他人の解釈なんて気にせず、もっと好きに生きていいんだって、勇気をもらえる。
0255文字
mariya926
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これでこの作家さんの本は全読かな?面白かったけど、内容が濃すぎて、レビューが難しいと思った本です。結構難しいテーマの内容が詰まっていますが、上手いことまとまっています。
0255文字
JO
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登場人物の心情が成長していく様が丁寧に描かれていて良かった。世間体からの縁切りは大事だなぁと。
0255文字
DAN
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本の中で優しい世界が広がっていた。 年齢や性別、血縁関係に関係なく、誰とでも分かり合えること、手を取り合ってお互いに助け合い生きていけること。素直なままの自分で良いと関係が築いていけることは、今のご時世貴重であって小さい世界でしか見出せない。 世の中がもっとこのような世界観が広がり豊かになったらどんなに生きやすいか、、、と思った。 優しい気持ちになれる本。誰とでも分かり合える生き方をしたいと思った。
0255文字
ぬつこん
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大切なことが描かれているし、すっきり優しい気持ちになる本。
0255文字
meg-me
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素晴らしい作品でした。
0255文字
濃霧
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登場人物それぞれに悩みや葛藤を抱えながらも、むやみにに干渉したりせずお互いを支え合い、前向きに生きていく話。 統理、路有、百音の3人の空気感が心地良くて好き。また読み返したくなる本。 ★★★★☆
0255文字
仔牛シュワルツ
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ふつうじゃない苦しさと良さが描かれている。自分はどうなんだろうと考えながら読むと苦しくなってしまうかもしれない。
0255文字
kaya_
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ネタバレ124ページ14行目から 「それは甘えだろう」 「そんなふうに謝られたら、路有は「いいよ」って許すしかなくなるじゃないか。でも本当はおまえら、自分たちがまちがってることをわかってるんじゃないのか?」 「理解できないならできないでしかたない。だったら黙って通り過ぎればいいんだ。なのにわざわざ声かけて、言い訳して、路有に許されることで自分たちが安心したいんだろう。けど良心の呵責はおまえらの荷物だよ。人を傷つけるなら、それくらいは自分で持て」
kaya_

274ページ4行目から____百音ちゃん、事実というものは存在しません。存在するのは解釈だけです。そう、これはニーチェという人の言葉です。ぼくと百音ちゃんは血がつながっていない。他にもたくさんの事情があって、これからぼくたちのことをいろいろ言う人がいるかもしれない。でもそれはその人たちの解釈であり、ぼくと百音ちゃんがなんであるかは、ぼくと百音ちゃんが決めればいい。手を取り合ってはいけない人なんていないし、誰とでも助け合えばいい。それは世界を豊かにするひとつの手段だと、少なくともぼくは思っています。

03/17 22:53
0255文字
mina
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「縁切りマンション」の住人たちの物語。悩みや不安を抱えながらも、関わり合いの中で吹っ切れていく様子が描かれていてサッパリとした気持ちになれた。 屋上庭園に大きなパラソルを出して、紅茶やお菓子を食べてピクニックしてる描写が良かった。百音ちゃんが淹れてくれる紅茶とお菓子いただきたい…! 文中に出てくる「良心の呵責はお前らの荷物だ、それくらい自分で持て」という言葉が心に響いた。統理くんの説得力すごい。
0255文字
うらら
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桃子が一途すぎて泣ける。 死んだ人にはもう勝てないよなぁ。 浴衣やっと着れて本当よかった。
0255文字
彩
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ネタバレ解釈はひとそれぞれ。 自分の解釈がある。 他人の尺度に合わせなくていい。 頑張りたくないことを認めていい。 だらしないことも、ダメだと思わなくていい。
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麦茶
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どれも心温まる連作短編。これ続編書いてほしいなぁ。
0255文字
ひでちん
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筆者2度の本屋大賞受賞作+続編があまりにも良く、他作も手に取ってみた。 小学生の百音と縁切神社の跡取り国見統理(30代半ば)は2人暮らし(血縁関係ナシ)。 其処に同マンション(国見家の持ち不動産)住まいの路有が毎日遊びに来て、楽しく過ごす風変わりな家族形態の物語。 筆者は『特種環境な家庭』『血縁だけが家族では無い』的な題材が十八番なのかな?? 読めば成程納得で、統理の前妻の子で両親を亡くした百音を快く引き取ったと云う事。 で、統理が宮司を務める縁切神社に来る様々な事情を抱えた人達との連作短編集。
ひでちん

※続き※ 章毎に悩み人が代わり、それを百音親子と路有(統理とは親友関係のゲイ)の仲良し3人衆で優しく包み込みホワッと解決して行く心温まる展開で、本大2作同様大変読み易い文体。 内容や雰囲気が重過ぎず、個人的には今作ぐらいの感じの方が好みで面白かった!!!

03/13 12:18
0255文字
くま
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「世間一般」に属さない自由と険しさを美しく鋭く言語化された連作短編集。 『なにかを捨てたからといって身軽になるわけじゃない。代わりになにかを背負うことになって、結局荷物の重さは変わらない。 だったら、なにを持つかくらいは自分で決めたい』 内容はつらいけど、文章に疾走感があって、スカッと爽快な気持ちになりました。
0255文字
夜長月🌙@読書会10周年
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マンションの屋上庭園は手入れも行き届いていて住民のみならずみんなの憩いの場となっています。そこに集う人々はみな幸せに満ちて、などということはなく底無きほどの悩みを抱えています。相手にまったく依存しない「フリーサイズの愛」という言葉が印象に残りましたがそこまでの大きな愛は持てそうにありません。
0255文字
キー
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良い話だなぁ。まさに日常をなんとか生き抜くための小さな楽しみや喜びになり得る物語。
0255文字
Kiyo
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涙しながら読みました。 それぞれが持つ信念は、否定されるものではない。しっかり大事にしていいんだと、そう思えた一冊。 欲を言えば、もっと2人の詳しい背景を知りたかった。続編出てないか調べてしまいました。(なかったです)
0255文字
しそはは
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ネタバレ屋上に神社のある通称「縁切りマンション」の宮司とその継子。マンションに住むゲイの友人。同じく住人で、高校時代に亡くした彼氏を思い続ける独身女性。その亡くなった彼氏の弟で、ウツ療養中の男性。それぞれに悩みがあり、周囲が悪意なく押し付けてくる「正しい幸せの形」に苦しむ。それでも自分の気持ちを大切にする。自分が苦しんでいるからこそ、相手の気持ちも大切にできる。この作家さんに共通するメッセージな気がする。そして私はそのメッセージがとても好き。でも、大切な人が死んじゃうパターンが多くて、涙脆い私は読むのが大変。
0255文字
Luca.
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ネタバレ落ち込んている時に勧めたい一冊。 なんで統理くんは奥様と別れたんだろう?(最後までわからなかった……知らなくていいコトなんですかね……)
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眉林
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凪良ゆうさんにしては軽く読める気がする。 全てに共感して引き込まれた。わかりやすくいつもの作品のテーマ『本人たちの事実と周りから見る目』を表現している感じ。
0255文字
Atsushi
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「縁切りマンション」の住人たちの物語。血の繋がらない父娘、オープンリーゲイ、アラフォー独身女性、うつ病の男。世間の勝手なレッテルに振り回されたり傷つけられたり。普通ってなんだろう。そんな彼らが生き辛さを乗り越えようとする姿にグッときた。優しい気持ちになれる一冊でした。
0255文字
まだお
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それぞれ5人いろいろ抱えているけれどこれからもほどよく生きていってほしい。路有くん魅力的でしたのでロンダリング読めてよかった。
0255文字
skip
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ネタバレ良かった。途中までは退屈に感じたけれど、読了後は前向きな気持ちになった。私という存在が、肯定されたように感じた。 社会のしがらみや世間体に振り回される登場人物たちを見て、自分も気分が沈んでしまった。しかし、結局彼らは世間体を捨て、彼らを縛るものから解放された。失うことで得られるものがあるんだな。お互いが理解者であって、伸び伸びと自由に生きる彼らが羨ましい。マイノリティが故に、他人に寛容になれるんだろうな…
0255文字
秋生まれ
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2 縁切り神社のあるマンションに住む人たちの連作短編。 このセリフを言わせるためのこのセリフ、というのがわかりやすかった。
0255文字
TORI
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縁切り神社と庭を中心に、関わる人たちの喪失と出逢いを優しく描いた作品。様々な生い立ちの人に対する作者の共感力の高さが伺える。「理解できないならできないで仕方ない。だったら黙って通り過ぎればいいんだ。」「許されることで自分たちが安心したいんだろうけど、両親の呵責はお前らの責任だよ。人を傷つけるなら、それくらいは自分で持て」人の振る舞いに表出する心情の描写が鋭い。それでいて物語自体はとても優しく、読後感が良い。
0255文字
mi.
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ネタバレ幸せに決まった形なんてない。生きていく中で何かが根っこから解決することなんて滅多にない。明日頑張るための小さな愉しみを拾い集める。どんなものにも賞味期限がある。人の心にも。言葉惜しみをしない人。 映画も小説も人も、出会うタイミングがある。 理解できないなら仕方ない、黙って通り過ぎればいい。 人生はめんどくさい。かわいそうなところがかわいい。何も持ってないからホッとする。 幸せかはわからないけど、不幸な状態に居続けられるほど強くないから、少なくとも不幸ではない。 素晴らしい平和主張も人の心を縛る権利はない。
0255文字
エス
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本当に一気読み。百音ちゃんがとにかく可愛い。主要な登場人物すべての視点からのパートがあり、それぞれの心情があきらかになっていく。その描写が相変わらず繊細でリアリティがあり、『なんでこんなに人の気持ちがわかるの?』という怖ささえ感じるほどで、一気に引き込まれてしまう。ゲイの人たちが抱えている悩みも、説教じみた記事を読むより、話自体は大きな盛り上がりや展開もなく、ただただ日常の出来事を書いているだけなのに、登場人物たちが本当に現実の世界にいるかのようなら存在感があるので、温かい気持ちで読了できた。
0255文字
のり
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統理、百音、路有。屋上神社。
0255文字
葵
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自分のもつ縁とどう向き合い対処するか。とても良い言葉の数々が作品に出てくるので一度は読んでほしい一冊
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えんしす
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みんな助け、助けられの関係で人生を進んでいくんだなと納得することができた。人間はそれぞれ事情があって変に気を遣わなくて良いんだと分かった。モヤモヤが晴れる本だなあと思った。 みんなのその後を想像するのが楽しい。
0255文字
晴
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鬱っぽい時に読んだら絶対泣く むき出しの心でいられる
0255文字
おさかな
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ネタバレ多くの人が当たり前に共有する価値観や感情に、真綿で首を絞められるような思いをすることは少なくない。そんな『悪意のない大衆』に対峙するひとりひとりの心の繊細な動きを描いた作品だった。世界の視線は変えられないけれど、それに惑わされる必要はない。自分の考えも感情も全て自分のもので、受け入れて大切にしてもいい。そして助け合い笑い合う隣人とは、必ずしも家族、恋人、友達という名である必要はないのだろう。そんな、あたりまえで難しい事柄が、丁寧に紐解いて描かれている。この作品の中に『間違っている人』は居ない、そう思った。
0255文字
yamada
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ネタバレ5歳で両親を亡くした百音は、亡くなった母の元彼である統理に引き取られる。血の繋がってない娘を育てる統理。そこに統理の友人でゲイである路有が合流する。 歪だが、そこには確かに幸せがある。 凪良ゆうの小説を読むのは「流浪の月」以来2作目だが、この人は「私の知らない愛のカタチ」を教えてくれる。BL作家という背景もあり、この人ならではの世界観を丁寧な筆致により書かれてある。移り変わる人間関係。そして一般的ではない幸せの形。「他人の意見は関係ない」ということを教えてくれる。主役は誰でもなく、屋上の美しい庭。
0255文字
ちなりこ
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いろいろな想いを抱えている人達が、最後はたとえ自分を取り巻く環境が何も変わらずにあるのだとしても、自分を認めて自分のペースで生きていこうとする様にたくましさを感じた。人との距離感も難しいけど手探りでなんとかお互いが落ち着く尊重出来る距離でいられたらいい。読みやすくて、ほっこりする物語でした。
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