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厨娘公主の美食外交録 (一二三文庫)

感想・レビュー
19

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バカリャウ
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ネタバレ歴史をもとにしたファンタジー。戦争で負けたところから始まるという点はちょっと変わっていて面白いと感じた。 どうやって「食卓外交」をするのかと思っていたけれど料理が果たしている役割が薄い感じがあって、主人公が作った料理がメインディッシュであるべきはずがスパイス程度になってしまっているのが残念。政治、歴史の色が強い物語なのに、表紙がラノベすぎるところが少しもったいない。ラストに至るまでのフリッツの心の変化をもう少し読みたかった。
0255文字
猫毛雨
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Kindle Unlimited。 敗戦国である崑崙の公主である麗月が、とある事情で敵国のひとつであるプロージャ帝国の大公フリッツと手を組んで、得意な料理を用いて列強八国を相手に食事による食卓外交を行う話。 ゴールはだいたい見えているし、そこへ至る道筋も読める。それが嫌で読むのをやめる本もあるけれど、この本は逆にわかっていることが安心材料になってのんびり読めた。 麗月が強くて度胸があってかわいいです。最後、フリッツがあんなに直球とは思っておらず、にやにやしました。
0255文字
粋
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コミカライズで知り、原作があるとのことで読んでみた。面白かったけど、「食卓外交」と言う割には料理で国を救った感が薄かった。戦況をひっくり返した位のエピソードが欲しかったな。最後も良かったけど、そこまでに行く過程をもう少し書いて欲しかった。
0255文字
那由多
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義和団の乱をモデルにしてて、『蒼穹の昴』や『珍妃の井戸』を思い出した。各国との接待で料理が活用されてる場面が少なく、フリッツと気持ちが近づくエピソードにも一押し足りないが、悪くはない。麗月がフリッツの国で活躍する姿も見てみたかった。
0255文字
tokumei17794691
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・軍事力・経済力より分かりづらい、文化力の「美食外交」に着眼したのが良い。・唐辛子と生姜の話には笑った。・最後に刺身が出てきたが、麗月がアンパンやカレー等、西洋料理を基に日本で大幅に改良された「洋食」を食す場面が見たかった。・よく調べた点は敬服する。が、義和団事件をそのまま使っていて、「創作感」がない。また日米清以外は、作中国名とモデルの国名を一致させるのに余計な労力を要す。そのため話に入りづらい。作中の世界地図が欲しかった。・聖太后と和解するなら、太后が身を挺して麗月の命を守る、ぐらいはして欲しかった。
tokumei17794691

先に読了した漫画版1巻が、ストレスになる場面ばかりだったので心配した。が、終わり方自体は、明るいもので、決して悪くはない。欲を言えば、和解し、更生させるにせよ、聖太后や秋津洲以外の公使は嫌なキャラなので、もっと痛い目に遭っても良かったのでは? 続編が出るなら、麗月には、秋津洲・西洋を回って、各国の料理を食べてもらいたい。まあ、兄皇帝が信頼できる通訳者兼秘書兼料理人をやすやすと手放せぬだろうが。

06/24 20:44
0255文字
木花咲耶
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読後感が美味しくスッキリとした後味。実際のところ戦争に負けた、というか惨敗して食い物にされてるというのに悲壮感がなく困難に立ち向かう気力があって、ネチネチとした恨む辛みがなく、ついでに言うと現実感もないですが未来を感じさせる結末でいいですね。
0255文字
hotate_shiho
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皇帝の双子の妹である麗月は、料理が上手い。その腕を買われ、敵国のフリートヘルムと協力することに。祖国を救うために料理の腕をふるう麗月。フリッツとのやりとりが凄く面白かったです。
0255文字
S
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ネタバレ西洋などの列強連合8カ国との戦に負けた崑崙国。双子の忌み子として育った公主麗月は、祖父の手引きでプロージャ国の大公と協力して8カ国会議で崑崙が搾取されすぎないようにするために美食外交を行うことになる。名前は変更されてるけどどこの国がモデルか丸わかりなので、現実の国家への好悪がちらついて複雑な気持ちになった部分があるけど、概ね楽しめた。政治と食と恋愛が6:3:1くらい?最後の糖分のために読んだ甲斐がありました。ようやく仲良くなった兄皇帝が素直に送り出してくれるといいけれど。
0255文字
アイシャ
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戦争に負けた崑崙国は『食卓外交』によって戦勝国による分割を防ごうとする。中心には双子は不吉とされ市井に育った崑崙国の皇帝の妹麗月が。プロージャ国の大公フリートヘルムの協力を得て麗月の料理人としての挑戦が始まる。フリートヘルムはかなりのイケメンなのに口が悪い皮肉屋。人間関係の難しい宮中にあって料理好きで天真爛漫な麗月はそんな大公にも少しもひるまない。政治の駆け引き、祖母聖太后による陰謀と、なかなかヘビーな内容。敗戦国は果たして料理の力で生き残って行かれるのか?難局を乗り越えて育まれる二人の愛情が微笑ましい。
0255文字
しっぽ🐾
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ライト文芸で日清戦争付近の中華は珍しいかも?仮想西太后&米英仏独露日の列強、全権公使、会議は踊る等々、久々に聞くワードが…(^_^;)列強が利権を主張する中、ドイツの若く有能な公使と清の公主が、各国の均衡を保とうと食卓外交を画策。ドイツの様式美的な軍服をさらりと優雅に着こなす皇族フリッツ…カッコ良かった!そして西洋式に慣れず、エスコートの際、組んだ腕を手羽元…と気をそらす麗月も可愛い!ラノベな表紙の割に政治色が強く、政治6料理3糖分1くらいだけど、戦友のような関係からの、ラストの甘さ加減も私には満足→コメ
しっぽ🐾

よく見たら、すっごい大昔に読んだ、ミスティックミュージアムの作家さんで、大英博物館モノが珍しいかったとの記憶。今後もこういう歴史モノを執筆してくれるといいな。

06/11 21:07
0255文字
本夜見
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ネタバレ架空の国っぽくしながら、ドコの国か丸分りな世界(笑)ラスト・エンペラーな時代設定かな? 列強8ヵ国に攻め込まれた崑崙国。皇帝の『不吉な双子』の妹で、市井で育った麗月。料理の腕を買われた彼女は、プロージャ帝国大公・フリッツと協力。伝説の『厨娘』として敗戦した祖国の命運をかけた『食卓外交』に乗り出す。割りと彼女は外交だの何だの腹芸の出来なさそうな『料理バカ』?フリッツは笑顔の怖い(?!)切れ者のイケメン。なんとも奇妙な組み合わせが面白い。恋愛要素は無さそうだったのに、離れてから気づいたか…ラストは甘かった。
0255文字
takave
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列強との戦争に負け滅亡寸前の大国の命運を繋ぐために食でなんとかしようとする話。どうしようもなくなった時点からスタートする話は好き。
0255文字
みょろん
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歴史成分が多め。ちょっと微妙。
0255文字
大河
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ネタバレ公主の娘・麗月が料理長『厨娘』として、敵国であるプロ―ジャ帝国の大公・フリートヘルムと共に、料理を振る舞いながら列強諸外国との外交を取り持つために奔走する。慣れない西洋料理や文化に戸惑い、時にはフリートヘルムとぶつかり合いながらも、やがて自国『崑崙』の自治のために各国の大使を満足させるために頑張っていく。
0255文字
アウル
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ネタバレタイトルと帯で気になり購入。食卓外交とあって料理がメインかと思いきや外交の方がメインと言った感じで期待はずれだったな。敗戦国となった崑崙国、そこで厨娘として働く公主の麗月は料理の腕を買われ敵国の大公フリートヘルムと協力し食卓外交で祖国を救おうとする話。政治的な話がメインでそこに少々料理で補佐するといった感じなので料理がメインになりえないのが残念だし、麗月とフリートヘルムの恋愛模様で最後にプロポーズするがそこに至るまでの描写が薄いので正直に???となってもうたわ。
0255文字
kei-o
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下手をすると主な登場人物のなかで一番何も考えてないのが主人公…
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にゃお
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表紙イラストに反して、少女漫画的な甘味成分は控えめ。ライト文芸だから仕方ないのかもだけれど、料理も外交も全体的に薄めなのが勿体ないなと思った。
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ラナンキュラス
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ネタバレ軍服フェアその3。戦争に負け、8つの勝戦国によって分割されそうになっている菎崙国。市井育ちの公主ヒロインは、野望を持つプロージャ帝国の大公と協力し、得意の料理で各国公使をもてなし菎崙が生き残れるように誘導する作戦をたてるが。中華風ヒロインが西洋風ヒーローに食事をふるまう表紙が珍しく気になっていた本。西太后やラストエンペラーの時代がモデルになっているらしく、歴史好きな方は好きかも。実際こんなに上手くいくかな?と思ったけどフィクションなのでまあいいか。糖分は低めだけど、好奇心旺盛でヒーローの皮肉にも→
ラナンキュラス

応戦するヒロインに胃袋捕まれてしまったヒーローが、ちょっとだけ見せる子供っぽい笑顔がレアでいいかも。ヒロインの国の言葉で言うプロポーズのシーンが良かったな。きれいにまとまって終わっているけど、二人が秋津洲(日本)に行って活躍するのも読んでみたい気がする。

12/16 22:55
0255文字
しましまこ
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ご飯買い。
0255文字
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厨娘公主の美食外交録 (一二三文庫)評価69感想・レビュー19